1761. アナコンダ2
《ネタバレ》 全く期待せずに観たのですが予想以上に楽しめました。最初のうちなかなか肝心のアナコンダが絡んできませんが、後半戦は嫌というほど出てきます。お決まりのように一人ずつ襲われていく中で仲間の裏切りなどがあり、ストーリー的には王道を歩んでいます。アナコンダのCGもなかなかでした。動くスピードが早くてじっくり見れなかったですが。クライマックスの岩がいかにも張りぼてって感じだったのでその部分だけもう少しリアリティを持たしてくれてれば良かったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-13 02:15:46) |
1762. サンダーバード(2004)
人形がカクカク動く人形劇版のサンダーバードを全く観た事がないわけだが、そんな私でもサンダーバードはやっぱり人形劇じゃなきゃ。。。って思ってしまった。人形劇版のファンの方が観たらなお更そう思うであろう。この実写版はとにかく陳腐なのである。実写版で作成した意図が全く見えない。実写版であったが故に海の美しさは伝わったが、人形劇版だけで十分なんじゃないのかな。実写版にするなら徹底的にリアリティを追求してメカとか基地とか陳腐に見えないような物を用意してほしいものである。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2007-01-10 22:53:46) |
1763. ソウ2
《ネタバレ》 やはり1作目が鮮烈なイメージがあったので、今作は残念な結果になってしまったような気がします。痛いシーンは前作よりたくさんあって観てるだけで痛い。しかしながら前作ほどの心理的な描写などはなく、誰に感情移入することもなく淡々と囚われた人が減っていきました。もっと人数を絞って心理戦を前面に押し出すか、もしくは刑事とジグソウの駆け引きを徹底的に掘り下げるか。あまり期待はしていなかったけど、ちょっと薄っぺらだったような気がします。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-09 00:01:45) |
1764. NANA2
まず始めに私は中島美嘉さんが大好きである。特にNANAでの彼女は大好きである。したがって彼女を観ているだけで満足なのである。ストーリーなんてあんまり気にしない。ハチが宮崎あおいさんから市川由衣さんに替わったのもあまり気にならない。もちろん宮崎あおいさんの方が良かったという意見には賛成であるのだが、宮崎あおいさんのイメージがしっかりと定着してしまった後に市川由衣さんはむしろかなり頑張っているほうだと思う。ま、そんなことはどうでも良くこの映画に限っては音楽シーンだけで満足してしまった。なんで、中島美嘉さん、市川由衣さんのファンなら楽しんで観れるんじゃないでしょうか。最近よくある映画を誰か個人のプロモーションビデオにしたてあげたって類に含めても良いのではないでしょうか。ストーリーは多くの人々に支持されている原作があるので悪くはないはずなんだけど場面転換の多さが少し気になったかな。あまり細かいことは気にせず、好きなタレント、好きな歌を楽しんで観るには問題ないかと思います。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-04 00:38:01) |
1765. マスク2
前作を観てから10年以上。もちろん前作の記憶なんてほとんどないです。続編はおもしろくないと思って観るから期待もせずに観たらそれなりに楽しめました。赤ちゃんはかわいかったし。赤ちゃんの笑顔を見てるだけでほのぼのします。ストーリーは王道のハッピーエンドですが、子供には見せれないブラックユーモアがふんだんに盛り込まれてます。ま、前作と比較しなければごくごく普通の映画です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-03 13:05:54) |
1766. カンフーハッスル
おバカ映画と割り切っての鑑賞。よく言えば期待通り。悪く言えばその範疇を超えることは決してない。それでも前半部はカンフー映画っぽく、カンフー映画好きには楽しめる内容だと思う。後半部はやり過ぎ感は否めないし、カンフーシーンがおざなりなような気もする。前半部くらいで抑えててくれればおバカ映画ではなくカンフー映画としてそれなりの映画になっていたのではないだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-02 11:15:43) |
1767. 12人の優しい日本人
本作品に先んじて舞台版の『12人の優しい日本人』を鑑賞したためか、明らかなパワーダウンは否めない。とは言うものの、ストーリーはしっかり練られているので(理論武装している設定の台詞であってもあまり論理的ではないが。。。)、結末や筋書きが分かっているにも関わらず映画の世界に引き込んでいく力はさすがである。間もなく日本でも裁判員制度が開始されるに辺り、この映画で描かれている世界は極めて身近な世界である。人が人を裁く。この責任の重さをしっかりと意識しなくてはならないし、冤罪を発生させないためにもしっかりと議論を繰り返さなければならない。本作品は裁判員制度の入門編の教科書として使えるのではなかろうか。 [DVD(邦画)] 8点(2007-01-02 06:40:18) |
1768. ザ・リング2
『リング』という名前を冠しただけのホラー映画。ビデオテープによる連鎖とか7日間ルールとか見る影もなく単なるホラー映画になっている。『リング』の性質上、呪いが連鎖して日本からアメリカにまで渡ってしまったっていう筋書きにしたら良いような気もするのですが、アメリカ版貞子をわざわざ作り上げる必要があるのだろうか。『リング』という名前を使用せずにハリウッドお得意の悪魔に憑依された少年のお話ということにしてしまえば平均点くらいの出来ではあるように思う。少年の演技に+1点。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-01 12:10:35) |
1769. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 二部作の前作に当たる『父親たちの星条旗』を観たがために今作の期待が大きかったというのもあるが、観終わった後は少し残念であった。二部作である以上、二作品を通して、あるいは比較して観てしまうのである。そうした場合に前作よりどうしても見劣りしてしまう感があるし、訴えかけたり考えさせられたりすることが少なく、私が期待するものではなかった。だからといって決して観て損をしたわけではないし、他人にもお勧めできる映画であることは間違いない。もちろん、「戦争とは何か?」、「誰のために?」、「何のために?」と考えさせられるのではあるが、それはこの映画を観たからではなく映画を見る前から戦争を放棄した私たち日本人に与えられているテーマであり、考え続けていかなければいけないテーマなのである。この映画を観ることによって新たに与えられたテーマがない以上、点数は少し低めにつけさせていただくことにする。が、アメリカ人であるクリント・イーストウッドが監督であったということを加味して+1点。二部作でなければさらにもう1点献上できる良作である。 [映画館(字幕)] 7点(2006-12-31 23:05:14) |