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161.  山の郵便配達
静かな感動を呼ぶ作品。淡々としたストーリーの中にも、話の起伏や感情の変化がさりげなく盛り込まれている。また、適切に選択された広大な風景の数々が、主人公の親子2人の心情表現を支えているのも見逃せない。黙々と歩く父親の姿は、生きていくとはこういうことだということを無言で語っており、人生の大きな励みにすらなる。また、煙管、手紙、薪、縄、水瓶など、小道具も効果的に使われている。
[DVD(字幕)] 8点(2005-02-14 01:37:01)
162.  モリー先生との火曜日<TVM>
モリー先生の一言一言に大きな含蓄と深みがあり、作品を見ながら主人公と一緒に自分の人生を見直すことができる秀作。そして、言葉を表すだけでなく、その後の主人公の変化までをもきちんと表現しているのが素晴らしい。手遅れになる前にこの作品に出会えて本当に良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2005-02-08 03:40:36)
163.  遠い夜明け 《ネタバレ》 
重い題材を扱っていながら、ビコの言動そのものと同様に、決して声高になったり仰々しくなったりせずに、誠実に力強く主張を伝えてきているのが素晴らしい。だから、この作品は、観衆のそれぞれに普遍性を持ってこの問題を認識させることができるのである。中盤までの充実ぶりに比べ、後半がロードムービーみたいになってやや主題から外れ気味なのがちょっと残念。●と、思っていたのだが、再見して気づいた点。この作品は、「ビコという偉大な人がいました」というだけで終わらせてはいない。それを受け取った者が何をするか、がむしろ主題なのである。ウッズの場合は、すべてを捨て去り、家族まで命の危険にさらしての国外逃亡であった。だから、前半以上に時間が投入されているのも理解できる。そして、クラインもデンゼルももちろん素晴らしいが、ぎりぎりのところで冷静さを保つ妻の立場を的確に表現したペネロープ・ウィルトンの演技も素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-01-01 03:39:09)(良:1票)
164.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 
数回見てやっと気づいたのだが、この作品は、2つのストーリーが同時並行しているとみせかけておいて、実際には、現実に起こっている出来事は地下鉄に「乗れなかった方」だけであり、「乗れた方」は、最後に階段から落ちて意識不明の状態になっている主人公が回想の形で見ている夢だったのではないか。冒頭の主人公の不運っぷりからすると、地下鉄にも乗り遅れ、その結果浮気も発見できず、しかもケガまでするという流れの方が自然である。その後、いろいろうまくいかず落ち込んだ日々を送る主人公は、最後に浮気の発見という形でとどめをさされる。瀕死の状態で、主人公は、そういえばあのグラスの日(主人公は「乗れなかった方」の流れの中で再三この出来事に固執している)に、地下鉄に乗り遅れてケガして帰りが遅れたんだった。もし間に合ってたら、そのときに発見できたはず・・・そこからめくるめく想像を繰り広げる。当然、その中では、浮気男を切って、仕事も成功して、何だかんだあったけどいい男と結びついて順風満帆(しかも、浮気男も悔い改めて自分に再度迫ってくるという都合の良さ。それに対する報復まで準備されている)。しかし、土壇場で自らの死亡という形で想像の世界を打ち切ることができた主人公は、危ういところで現実の世界に帰還する。そう考えると、ラストの台詞はもちろん、それ以外も含めてすべてが筋が通る(例えば、「乗れなかった方」は複数視点だが、「乗れた方」はほぼ主人公視点のみ)。見事な脚本です。
[DVD(字幕)] 8点(2004-12-27 22:18:27)(良:1票)
165.  シティ・オブ・エンジェル 《ネタバレ》 
切ない雰囲気満載のラブロマンスの秀作。天使というよりむしろ死神に近い(といっても、やってることは死神そのものですが)ニコラス天使のキャラクターが面白い。しかし、何といっても圧巻なのは、ジョン・シールのカメラワーク。高空からの俯瞰ショットの連打はもちろん、「落ちる」シーンのじっくりした撮り方、逆にメグがはじめに(それと気づかずに)ニコラスを見据えるときの表情のキャッチ、自転車で走るメグを流れるように追う視点など、ほとんどやりたい放題です。また、冒頭では車の間を縫って走っていたメグがラストでは何もないところで衝突したり、「落ちた」後のニコラスに血を流させたり(人間化の象徴)など、細かいところへの配慮も嬉しい。唯一の難点は、いまわの際のメグが、少しも死にそうな人に見えないこと。大事なところで彼女の大根ぶりが顕わになってしまった。 
[DVD(字幕)] 8点(2004-12-26 14:12:07)
166.  夜汽車 《ネタバレ》 
演技も演出も映像も、豪華キャストにふさわしく、ひたすら重厚かつ丁寧である。とりわけ、十朱幸代の気力充実の名演技ぶりは素晴らしい。秋吉久美子やショーケンですら、十朱との共演場面になると急にぎこちなく見えるほどである。脇役のMVPは萬田久子かな。しかし、一番強烈なのは、ラストを「消息を絶つ」で終わらせている点。こんな容赦なく素っ気ないエンディングはほかに思い出せないのですが、これが登場人物の存在に奇妙な現実感を与えています。
[DVD(邦画)] 8点(2004-12-13 02:00:53)
167.  初恋のきた道 《ネタバレ》 
お椀の位置をこっそり入れ替えるチャン・ツィイー。いったん汲んだ水を元に戻すチャン・ツィイー。餃子が一緒に食べられないと分かって、一瞬のうちに泣きそうな顔になるチャン・ツィイー。心の中にひっそりと置いたまま長年忘れていた感覚を、剛速球ど真ん中でぶち抜くような、容赦ない演出である。しかも、それらの過去の描写が、締めの現在の部分に自然につながって行くのが素晴らしい。ラブストーリーかと思って見ていたら、実は真の主題は語り手と老母の親子関係だったのである。見ているときは、ナレーションがしつこいとか、ツィイーのアップショットがやたら多いのは狙いすぎじゃないかとかが気になっていたのだが、終わってみれば大した問題ではなかった。
[映画館(字幕)] 8点(2004-11-28 00:54:29)
168.  暗い日曜日
よくある音楽絡みの群像劇かと思いながら見ていたので、中盤以降の大戦を絡めた展開、そして終盤の2回半ひねりと見事な着地にはびっくり。古いのか新しいのか分からない全体の雰囲気が妙に心地よい。主演の4人はいずれも役の意図するところを把握した優れた演技を行っているが、とりわけ、エリカ・マロジャーンは、単に美しいだけではなく、意志の強さと誇りの高さ、そして慈母の優しさを同時に表現しているのが素晴らしい。余談だが、DVDのディスク表面がアナログ・レコードの黒い溝のデザインになっているのは、実に格好良い。
[DVD(字幕)] 8点(2004-11-02 02:27:41)
169.  アメリカン・プレジデント
主演二人にマイケル・ダグラスとアネット・ベニングという巧者を配し、大統領と環境問題ロビイストというありえないような設定であれば、いくらでもひねってきそうなものですが、意表をついて、その中身は、虫歯になりそうなほど甘甘で単純一直線のラブ・コメディです。マイケル・ダグラスは、余計なことを考えずに伸び伸びと演技をしているし、アネット・ベニングのヒロインも、恋に落ちても凛とした気品や知性や頭の良さを失っていないのが素晴らしい。側近の人たちの巧演も光っていますが、何といっても、マイケル・J・フォックスのパワー溢れる補佐官ぶりは、さすがですね。ただし、邦題だけは一工夫してほしかった。
[DVD(字幕)] 8点(2004-11-01 00:06:03)(良:2票)
170.  ミッシング(1982)
街中に「何気なく」転がっている死体や、その辺を歩いているだけでもいつでも尋問・連行される光景など、軍事力が政治と結びついたときの恐怖を、この作品はまざまざと提示しています。また、アメリカの中南米に対する一連の侵略・クーデター支援の1つを分かりやすく記録化したという点でも、この作品は重要です。映画としては、前半で時系列が分かりにくかったり、後半が普通の捜索話になってしまい、家族としての焦燥感や絶望感が表現されていなかったりなど不満もあるのですが、この作品の意味するところは、我々は十分に認識しておくべきです。ジャック・レモンとシシー・スペイセクのがっちり組み合った演技勝負も素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-06 02:59:55)
171.  ディープエンド・オブ・オーシャン 《ネタバレ》 
眩暈がしそうなほど濃密な家族ドラマ。各シーンの1つ1つが、それぞれに重い意味とテーマを投げかけてくる。その重圧にまったく負けていないミシェル・ファイファーの渾身の演技が素晴らしい。最初に見たときは子役2人の演技力が不満だったのだが、よく見たら結構頑張ってんじゃん。育ての親ジョージも、出番は少ないながらいい位置づけでなかなか泣かせますね。あと、邦題は原作に合わせて「青く深く沈んで」の方がはるかに良かったと思うけど。
[DVD(字幕)] 8点(2004-08-22 20:12:26)(笑:1票)
172.  天使にラブ・ソングを・・・
改めて見てもよくできた脚本。起承転結がぴたりと決まって無駄なし、コメディのお手本のような作品。その中でも、デロリスと院長の関係の変化など、微妙な力の調整を要求されるところにも、きちんと注意が払われている。だからこそ、歌の部分や笑いの部分が引き立ってくるのです。
[映画館(字幕)] 8点(2004-08-10 00:16:16)
173.  デーヴ
設定はありがちといえばありがちなのですが、脚本に一切の無駄がなく、押しと引きの呼吸、テンポ配分も絶妙です。また、この種の「ありえない話」では、最後にどう着地するのかで大きく作品の価値が変わってくるのですが、その落とし前のつけ方も見事でした。しかも、単に話として面白いだけではなくて、人間ドラマとしても優れています(例えば、エレン夫人の心の変わり方など)。
[DVD(字幕)] 8点(2004-07-19 00:56:28)
174.  ベスト・フレンズ・ウェディング
今頃になって気づいたのですが、実はこれ、意外に奥が深い作品なのではないでしょうか。中心の3人は、出発点の時点では、明確に自分の立ち位置と方向性を定めています。何もなければそのままに終わるところ、結婚式という本番を前にして、徐々にズレが生じ、すれ違いになり、それがどこかでぶつかり合うところにドラマがあるわけなのです。その感情の動きの描写についても、いきなり事件やエピソードに飛びつくことなく、ちょっとした繊細な揺れを注意深く取り扱っていることが、よく見ると分かります。ジュリア・ロバーツも、もしかしたらこれがベスト・アクトのような気がしてきた。キャメロン・ディアスとの共演シーンに顕著な、明るい作品の雰囲気の中に見え隠れする絶妙なネチネチ感が楽しい。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2004-07-18 01:55:56)
175.  プレイス・イン・ザ・ハート 《ネタバレ》 
地道で堅実な描写の中にも、暖かさ、力強さ、そして登場人物への制作者の深い愛情がにじみ出ている秀作。サリー・フィールドの好演はもちろんだが、一つ一つのシーンの描写が、ありがちなようで実は新鮮であり、それはそのまま主人公の自信に満ちた確実な歩みを表している。夫の急死、負債の判明、ハリケーンの到来という危機に次々に襲われても、奇跡に頼るわけでも裏技を出すわけでもなく、ひたすら目の前のことに対する努力を一歩一歩行っていく主人公の姿は、人生の上でも参考になる。
[DVD(字幕)] 8点(2004-07-13 01:52:44)
176.  いとこのビニー 《ネタバレ》 
冤罪系の法廷モノって、設定上必然ながら、前半は重苦しいストレスを耐えなければならないことが多いんだけど、この作品はなぜか楽しくすいすい見られてしまう。コメディなんだからそりゃそうだろうというところでもあるのだが、しかし下品でない笑いを適度に取り混ぜながら巧く進行する脚本の腕はなかなかなのもの。かといって法廷手続を馬鹿にしているというわけでもなく、それはそれできちんと描写しているところが偉い。なお、クライマックスのマリサのマシンガントークはもちろんだが、そこであっさりハッピーエンドにすることなく、さらに2人の証人で駄目押しをしているところが、一段上のカタルシスを招いていると思う。●で、再見して気づいたのですが、このジョー・ペシの主人公って、単なる脳天気馬鹿ではなくって、実は自分のキャリア(のなさ)にコンプレックスや悩みを持っているところも、ちゃんと表現されてるんですね。だから、マリサとの内縁関係の発展が意味あるものになっている。これは法廷モノの形を借りた変形ラブロマンスだったのでした、ということで+1点。
[DVD(字幕)] 8点(2004-05-26 02:38:39)
177.  ダーティ・ダンシング 《ネタバレ》 
これぞ青春映画、そしてこれこそダンス映画。しかもそれだけではなく、全体に満ちている躍動感と前向きな意志の力は、今見ても素晴らしい。加えて、パトリック・スウェイジはもちろん、この後映画への出演が急速に少なくなっていくジェニファー・グレイやシンシア・ローズについても、一番美しい時期を確かに切り取って残したという意味において、貴重で意義のある作品だと思う。●再見して気づいたのだが、最後に山荘の経営者が「今の子供たちはもうこんな過ごし方は喜ばない。そのうちこの山荘もなくなるだろう」みたいなことをさらっと言っている。つまり、この作品は、そのような失われた伝統的カルチャーへの哀悼の念が裏テーマだったかもしれないのだ。ベイビーがダーティ・ダンシングを通じて成長する過程も、もしかすると、アメリカの若者全体が「ほかの楽しみ」を見つけてしまう成長の象徴だったのかもしれない。だから、この物語は、場所は山荘内、期間は一夏のものとして完結している。この脚本は意外に奥が深い。
[映画館(字幕)] 8点(2004-04-24 23:21:14)
178.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
まったくの想像なんだけど、この作品はもともと、「無軌道な若者たちが、好き勝手にやってる間に収拾がつかなくなっちゃいました。さあどうなるんでしょう」というような脳天気系青春映画として作られ、また見る側もそういうスタンスで見ようとしてたんじゃないのかな。音楽からしてもそうだし、明らかに笑わせにかかっているシーンもいくつもあるし。だから、すべての予想を裏切って叩きつぶすあのラストシーンが強烈だったわけです。ただし、単に破滅ストーリーを追っただけではなく、その周りに絶妙なキャラクターの人物配置を行い(とりわけ、エステル・パーソンズ扮するブランチの物語左右力が凄い)、ラストへの展開を必然のものとしてみせたところが、この作品を他の同種の凡百のものから歴然と際立たせている。そして、あのラストシーン、目と目が合う一瞬の間に飛び交う物凄い量の感情の表現は、衝撃的であり、奇跡的でもある。思い出すだけでも怖くなるし、その後の銃弾よりもこっちの方が怖い。
[映画館(字幕)] 8点(2004-03-02 02:30:31)
179.  ニューオーリンズ・トライアル 《ネタバレ》 
渋い見せ所多数の、大人向け高級サスペンスです。ハイテク機器の駆使や侵入・脅迫の場面など、分かりやすい盛り上がりもありますが、それ以上に、いろんな登場人物の間で展開される心理戦の迫力が良いです。ハックマンとホフマンの演技は共に絶好調で、各々それぞれのキャリアにおいて優に代表的一角を占めるべきレベルのものに達していますが(トイレの対決シーンはまさに白眉)、その2人を向こうに回して、敵か味方か分からない謎の男女を的確に表現し、大物2人にも負けない迫力で火花を散らしてみせたキューザックとレイチェルも素晴らしい。
[映画館(字幕)] 8点(2004-02-15 22:52:28)
180.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
シャワーシーンとラストが凄いだけではなくて、あらゆるシーンに細心の注意が払われているから、そのメインの場面が輝くのです。探偵が電話からモーテルに戻ってくるシーン。ノーマンは何か作業をしているっぽいが、その表れ方がごくさりげない。しかもそれは、その前の会話で、今からその作業をしますと言っていたとおりのものだ。だからこそ、ミスリードとして機能している。そして、探偵が上の家にたどりつくと、母親が襲ってくる。途中で事務所を捜索しているから、時間的・空間的なつじつまは合っている。あと、序盤でマリオンが車の中から社長を見つけるシーン。ここは、何気ないことでも恐怖に感じるという彼女の緊張の心境を表すと同時に、後で失踪が明らかになった際、事件性を否定する根拠として機能している。そもそも、横領から始まる導入自体が、捜査に警察の関与が入ることを否定する根拠となり、作品の重要な前提を構成しているのだ。ここまでいろいろとつじつまが合っている脚本って、あまりない。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2004-02-02 01:28:51)(良:1票)
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