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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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161.  マトリックス
「トロン」に始まった映画でのサイバーパンクの一つの完成形ってとこでしょうか。何より設定がクール、ファッションがクール、アクションもクール。映画の意味的にはネオの頭脳は「あの」巨大コンピュータの計算速度に勝ったってことなんでしょうかねぇ(だとしたら電脳空間ばかりでなく現実世界に於いても超人だぁ!)。あのラストシーンからどうやって2に繋げるのか、期待しつつ8点献上。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-24 22:51:25)
162.  絶体×絶命
ダイ・ハード以来続く閉鎖空間型アクション映画の一本。登場する二人の目的がただ一つっていう所が物語をタイトにしている。一人は「息子を助ける」、一人は「逃げる」こと以外眼中にない。良くできた脚本だと思いますよ。でもテレビ放映同時ビデオ発売って戦略はいかがなもんなんでしょうねぇ? ということで6点献上。
[地上波(吹替)] 6点(2005-06-24 22:49:36)(良:1票)
163.  フランケンシュタイン(1994)
クリーチャーの復讐はこれ以上ないほど効果的。フランケンシュタインが彼女を絶対蘇生させることが判っていたからこその恋人の殺害、そして蘇生した彼女を待つ更なる悲劇(この時、フランケンシュタインとクリーチャーは同じ思いを共有した)。愛の前では理性は無力になる。ケネス・ブラナーにしてはいい方の映画なので6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-24 22:48:48)
164.  マグノリア
うーん、私はアンダーソンの書き上げた脚本の才能に圧倒された一人です。偶然が織りなす人生模様をこういう風に描き出せるのは本当にすごいと思う。世の中にはあり得ないことはないという肯定的メッセージが胸を打ちました。思わず8点献上。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-24 22:45:51)
165.  ショー・ミー・ラヴ
映像のインディ臭さを音楽の使い方で中和した、「エヴァとステファンとすてきな家族」よりは楽しめる青春映画。この頃の女の子って、セクシャルな意味じゃなく同性愛的傾向があると思う。だから彼女達が真性のレズビアンかどうかは判りませんが、この友情譚は「下妻物語」にも通じますね。私が一番リアリティを感じたのは、アグネスと車椅子の子のやり取り。この二人は共に嫌われ者だから一緒にいる訳で、決してお互いを好きじゃない。嫌われ者も嫌われ者は嫌いなんです。ところで私には、アグネスはアンナ・パキン(「アミスタッド」のスペイン女王の頃)、エリンはスカーレット・ヨハンソン(「モンタナの風に抱かれて」の自閉症児の頃)、エリンの姉はエリカ・クリステンセン(現役でもいけるか?)に見えましたよ、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-20 00:48:23)
166.  クロッシング・ガード 《ネタバレ》 
最初「クロッシング・ガード」という意味が解らなかったんですけど、日本で言えば交通指導員、通称「みどりのおばさん」のこと。つまりこのタイトルは、本作のジャック・ニコルソンを心の安全地帯へと導いたデヴィッド・モースのことを指してたんですね。ところで、最初から全く普通の人に見えないニコルソンは、本作では明らかなミス・キャスト。この役は「イン・ザ・ベッドルーム」のトム・ウィルキンソンみたいな人でないと、普通の人が背負わされた悲劇に見えない。そんなこともあって、中々興味深いテーマではありましたけど、今一つ感動には至りませんでした、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 00:38:56)
167.  インディアン・ランナー
とにかく凄いのが、映画から滲み出てくる、とても90年代の作品とは思えない古臭さ。これは60年代末を舞台にした物語の所為ではなく、明らかに70年代臭さを狙って作ってある。正にアメリカン・ニュー・シネマの匂い。しかし私に言わせれば、それも今となってはアメリカン・オールド・シネマ。一貫してアメリカに於ける社会的弱者に視線を注ぐショーン・ペンの姿勢は素晴らしいと思いますけど、そのテーマをニュー・シネマ的に演出するという手法は、私には古臭く映ってしまう。現在の浮ついた演出に前面賛同はしませんが、映画には同時代的な視点も求めたいです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-20 00:38:23)
168.  秘密(1999)
つまらなくはなかったですけど、私も中途半端な印象を受けました。原作では、この話の重点は何処に置かれてたんでしょう? 夫の心情なのか、妻の心情なのか。一種の幽霊譚なのか、夫婦愛の物語なのか。「フォーチュン・クッキー」の様なコメディなのか、危ない雰囲気の禁断の愛なのか…。どっちにしろ人間は中身ではなく、それを覆う外見の制約に則って生きていかねばならないという切なさは伝わってきました。それにしても広末涼子は良い! 「口でしてあげようか?」等の台詞にドキドキしちゃったことは秘密にしておきます…、って、ここに書いてどーする? 6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-05 00:07:35)
169.  双生児
暗黒舞踏の雰囲気をヒシヒシと感じはしましたが、江戸川乱歩の世界観と塚本晋也のイメージが見事に融合して、それが嫌味にならず、パワフルで独特な作品に昇華してたと思います(たぶん乱歩の方が塚本監督を受け止めたんだと思う)。何とも形容し難いBGM(効果音?)も雰囲気を盛り上げてました。役者も良かった。いつもの無機的な演技に加えて、キレたモックンも中々だったし、そして何よりりょうが良い。この役は彼女以外に考えられない。眉毛の無い顔がこれだけ似合う女優は他にいないでしょう(ま、眉毛があっても怖い顔ではありますが…)。そういうことで、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2005-06-05 00:06:52)(良:1票)
170.  鉄道員(ぽっぽや)(1999)
世界の高倉健には誠に申し訳ありませんが、この映画では健さんはミス・キャストだったと思う(今回は広末涼子も、オーラが有り過ぎて田舎の素朴な娘には見えない)。青年期を演じるには歳を取り過ぎですよ。頻繁に回想シーンに切り替わる構成なので、健さんだけ見ると、過去なのか現在なのか直ぐには判別がつきません。ま、この脚本構成自体が非常に下手くそだったので、唯でさえ回想シーンの見分けはつきにくかったんですけどね。どうしても健さんで行きたいんなら、青年期は「セカチュー」みたいに顔の似た若い役者を使うべきでした。折角の大規模ロケや豪雪映像も活かされず、浅田次郎ならではの終盤の泣かせシーンも、演出が弱くて泣けません。絶対にもっと良い映画に出来た筈なのに残念です、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-05 00:06:24)
171.  なぞの転校生
30年程前に「NHK少年ドラマシリーズ」の一編としても人気を博した眉村卓のジュブナイルSFの映画化ですけど、主人公を少女に変更したこと以外、30年分の進歩は全く見られない仕上がり。平行宇宙を行ったり来たりする展開は、平行宇宙論に則っていない「バタフライ・エフェクト」にも似た雰囲気ですが、それぞれの世界の描き込みが足りず安っぽいだけ。これでは中学生すら満足させられないと思うので、「少年ドラマ」と言っても、小学生に丁度良いレベルです。佐藤康恵(当時19歳)は初めて見ましたが、ミステリアスな雰囲気を醸し出す独特なルックスが印象的でした。あと、本作はたぶん妻夫木聡君のデヴュー作だと思うので、ファンの方には17歳当時の初々しい姿もお宝になるんじゃないでしょうか。でも、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-06-05 00:05:56)
172.  ミュリエルの結婚
ブリジット・ジョーンズが可愛く見える程、ミュリエル・ヘスロップのダメっぷりに容赦が無いのが凄い。何しろ、一家揃って痛いんです。そして、レニー・ゼルウィガーがスリムに見える程、トニ・コレットの太りっぷりが凄い。細面ながら元々体格の良い人ですけど、もうパツンパツン。で、映画のテーマはお馴染みの「変身願望」。最初のミュリエルは味噌っかすの芋虫。やがて自分の周りを嘘で塗り固めて、マリエルという名のサナギになる。最後にその殻を破って出てくるのは、華麗な蝶ではないですけど、少なくとも成熟した大人になったミュリエル。この辺が最後まで成長しないブリジットとは違う所。アバの楽曲も抜群のセンスで挿入され、物語を彩ります。これは負け犬予備軍の皆様方に、自信を持ってお薦めします、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-02 00:06:16)
173.  プランケット&マクレーン
何の気なしに観たので、製作総指揮ゲイリー・オールドマン、そしてリドリー・スコットの息子のデヴュー作だとは思いも寄りませんでしたが、雰囲気的にはイギリスの西部劇って感じですかね(「マカロニ・ウェスタン」風に言えば「フィッシュ&チップス・ウェスタン」?)。この手の時代設定だと貴族社会の中だけの話か、若しくは下々の暮らしを追うだけの話というのが多かったと思いますけど、この「紳士強盗」が両者を行ったり来たりするので、当時の風俗を縦断的に描く独特の作品という感じはしました。息子としては演出手法も独特なものを目指したのかもしれませんが、リアルで重厚に作りたいのか、ポップでファッショナブルにしたいのかが良く判らず、こちらは成功してるとは言い難いです。もう少し頑張りましょう、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-25 00:14:08)
174.  エリザベス
何が起きてるのか非常に判り難い薄暗い映像の中で、終始陰鬱に描かれるのは英国王室の伝統と血筋と宗教と、そしてそれらを取り巻く権謀術数。肝心のエリザベスが、それを描く為の駒の一つでしかない様に見えるので、この映画は欧米人を除けば、エリザベス一世当時のイギリスの社会的・歴史的背景にかなり明るくないと面白くないと思う。極東の地に暮らす歴史に無知な私も例外ではありません。もう少し一人の女性の物語として見せてくれれば、私の様な者でももっと楽しめたと思います。という訳で、これが出世作となったケイト・ブランシェットの白塗りに、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-25 00:12:06)
175.  ぼくの国、パパの国
「ベッカムに恋して」は現代のインド系家族の話でしたけど、こちらは70年代のパキスタン系家族の話(私はこっちの方が酷い邦題だと思う)。ことさら宗教等を意識しなければ、封建的な父親と家族の葛藤という、日本人にも馴染み深いテーマだと思います。私的に不満なのは、父親と母親の関係に今一踏み込みが足りなかったこと。これだけ祖国の文化にこだわる男が、そもそも英国女性を娶ったのは何故なのか?(しかも、経営してる店は選りにも選って「フィッシュ&チップス屋」) 多分この父親は自分の過去を後悔し、子供達に同じ轍を踏ませたくないんだと思う。対して母親の方は初志貫徹、理不尽な伝統を振りかざす男に最後まで着いていく覚悟。どんな文化に於いても、かくも男は弱く、かくも女は強いのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:08:05)
176.  リトル・ヴォイス
派手で強権的な母親の下で、亡き父親の思い出の中に引き篭もって暮らしていた女性が、真の意味で親離れするまでを描くファンタジック・コメディ。単に歌が上手いのではなく、モノマネという題材は新鮮でした。映画のクライマックスはもちろんマイケル・ケインの「破滅の歌」(命名:私)になりますけど、実質上のクライマックスは、ステージ上から父親の幻影を見たLVが自信に満ち溢れて歌い出す瞬間。従って「エブリバディ・フェイマス!」等とは違って、以降が尻すぼみの印象を与えてしまうのが本作の大きな弱点でしょうか。ところで私には、ジェイン・ホロックスの歌よりも蚊の鳴く様なアニメ声が衝撃的。日本の声優も歌の上手い人が多いから、この手の声の持ち主は基本的に歌が上手いんでしょうね。そんなことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:07:16)
177.  リチャードを探して
本作は単に映画「リチャード三世」のメイキング・フィルムではなく、まず初めに戯曲「リチャード三世」を掘り下げる為のドキュメンタリー企画があり、その企画の為に映画版「リチャード三世」を擬似的に、且つ本格的に製作し、その過程を取材しつつ一本の映画を作り上げていくという、これは何と言うか、手段の為に目的を設定すると言うか…、正に実験作という肩書が相応しいドキュメンタリー作品です。優秀なドキュメンタリーに備わる、ある種のミステリー的面白さが本作でも充分味わえたので、アル・パチーノの「実験」は一応成功したものと思われます。特に編集の切れ味は抜群(この作業は大変だったと思う)。「戯曲の真の理解者であり、民への伝達者は俳優である」という、役者馬鹿的主張も気持ち良いです、7点献上。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-13 00:10:00)
178.  運動靴と赤い金魚
ここまでの貧乏暮らしは経験ありませんが、ほんの30年前は日本でも服一着、靴一足買うのは中々大変でした。1950~60年代の邦画にも、名も無く貧しく、しかし美しく健気に生きる子供達は多数登場しています。当時はユニクロもABCマートも無かったし(地方にはユニクロはあったかな?)、馬鹿親(しつこいようですが親馬鹿ではない!)がブランド子供服を買うのに109-②に並ぶなんてのもあり得ません。最近の人は本作を観て目から鱗かもしれませんけど、日本もこんな家庭が珍しくない時代を経て現在に至っているのです。とにかく、物は大切にしましょうネ、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-09 00:43:34)
179.  心の香り
年老いた嘗ての京劇の名優が全てを失った時、孫に受け継がれた自分の血と確かな伝統を知り、未来に希望を見出していく物語。話の背景になるのは、近代化の中で廃れ行く伝統芸能、増加する離婚、断絶する親子、拡大する生活格差。しかし映画は、それらを声高に叫ぶ様なことはせず(ま、そんなことは端から中国政府が許さないでしょうけど…)、祖父と孫の触れ合いと、老人同士のストイックなプラトニック・ラヴを淡々と描いていく。特別な事件は何も起きないので、私的には少し退屈しましたけど、最後の最後に実力を発揮する孫の演舞はやっぱり感動的でした、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-09 00:40:37)
180.  きれいなおかあさん
障害を与えてしまったことと、離婚して父親を奪ってしまったことが息子への負い目となり、彼女は頑なになっている。息子は他人と違わないんだと思い込むことで、自分もまた他人と同じだと思いたいのです。彼女がありのままの息子を受け入れたことは、自分の不完全さを受け入れたこと。これでようやく、彼女も「普通のお母さん」になれたのです。良い話ではありますが、中国の近代化等のファクターを除いたら、個人的に話自体は結構月並みだと感じました。それに、レイプの真相を意味も無く最後まで引っ張ったり、やたらBGMを流したりしたのもマイナス効果です、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-09 00:37:32)
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