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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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161.  プラトーン
負けた戦争において良い反戦映画が生み出されるのは、ある意味必然なのかもしれない。当たり前のことだが、反戦映画は戦争の反省に基づくものである。勝った戦争において「反省」はしにくいのだろう。これがアメリカの戦争映画で二次大戦を描いたものとベトナム戦争を描いたものを比べると、如実に現れている。 本作では単に戦争の悲惨さを描いて「戦争はいけない」とするのではなく、ベトナム戦争における軍隊内の対立を丹念に描き、戦場のドサクサに紛れて仲間内で殺しあう結末を通し、見るものに訴える。バーンズの村での行動は決して許されるものではないが、あの場で軍法会議に訴えようとするエリアスが正しかったのか・・・結果的にはエリアスのこの行動が組織の分断を決定付けてしまい、また彼自身の命をも奪うことになる。正義とは何か、非常に考えさせられた。 このような実際にあった戦争を題材とした作品では、音楽やスローモーションといった映画としての演出が過剰なのは考えものだが、やはりバーバーのアダージョをバックにエリアスが死ぬところは胸にぐっときた(ただこれ以降バーバーのアダージョ=プラトーンになってしまっていることはちょっとクラシックをかじった身としては複雑なのだが)。 いずれにせよ配役も素晴らしく(特にデフォー)、地に足の着いた反戦映画の名作である。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-19 13:08:41)
162.  リング0 バースデイ
小説のリング三部作は読んでいるが、本作の原作は未読のまま鑑賞。小説リングじゃ、井戸にはおとっつあんに落とされたんじゃなかったよなあ…まあ、原作はいずれ読むとして。 この映画は貞子の青春秘話と井戸に落とされた経緯、ということでシリーズの種明かし的位置づけになるようなんだが、ふーむ。貞子が2つに分かれたってのがよく解らないし(何で分かれたの?時々2つに分かれるの?それともずっと分かれているの?説明がない!)、かわいい方の貞子も劇団員にリンチで殺された後生き返りーの、おとっつあんに頭をかち割られた後井戸の中で生き返りーの、ジェイソン的不死身状態になっているのはどういうこと??種明かしになっとらん。仲間由紀恵はかわいいけど大根だしさ。 
[CS・衛星(邦画)] 3点(2009-02-19 13:05:14)
163.  南極物語(2006) 《ネタバレ》 
なんとなくつけていたディズニーチャンネルでやっていた。南極物語がリメイクされていたとは知らず、驚いたが・・・。まあ、映画は一言で言うと、犬の可愛さと達者な演技を楽しむ作品。頭を空っぽにしてみるのが正解。“お涙頂戴感動映画”を作らない(感動を狙っても“ホロッ”とさせる程度)、悲劇を悲劇にしないのは良くも悪くもディズニーである。 かつて、タロ・ジロ生存の事実は日本中を感動に巻き込んだ。同時に、繋がれたまま死んでいた、あるいは行方不明になった13頭の悲劇が人間の身勝手さの結果として浮き彫りになった。この実話から日本の大衆受けを狙って作った映画が本作のオリジナルとなる「南極物語」。私はあの作品のフィクション部分がいかにもお涙頂戴に脚色されているのが嫌で、好きになれなかった。その観点から言うと本作は「それよりはまし」である。 まあ、一応実話に基づくとうたってる以上(冒頭にその旨、テロップが出る)、あの悲劇からこんな脳天気な映画を作ったらいけないだろう、とも言えるとは思う。私もあの日本映画がなく、実話から直接この映画が作られていたら、怒ったかもしれない。しかし、あのオリジナルとの比較ということで+2点献上したい。かわいそうだからと死ぬ犬の数をぐんと減らし、丸々したハスキーが南極の厳しさなんかまるで感じさせないでチームワークを発揮して順応し、怪獣もどきアザラシのCGで驚かせ、女性隊員を投入し恋愛要素まで入れちゃったディズニーが何故か許せたのは、オリジナルへの反感のおかげである。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-18 13:54:34)
164.  南極物語(1983)
ディズニーチャンネルをぼけっと見ていたらEight Belowなる映画をやっていて、あれえ、これもしかしてと思ってあとで調べるとやはり本作のリメイクであった(海外暮らしなので疎い)。そちらの感想はそちらに書くが、せっかくなので記憶を掘り起こして本作もレビューする。 あまり好きになれなかった映画だ。やはり実話ものとなると脚色された部分に目がいく。実話は1年後、犬15頭を置き去りにした基地に着くとタロ・ジロが生存しており、繋がれたまま死んだ犬7頭を発見、残り6頭は行方不明、それだけだからあとは想像するしかない。確かにタロ・ジロを含めた首輪抜けした犬たちが群れで暮らしてたこと、6頭は南極の厳しい自然の中で命を落としていったことは想像に難くない。想像部分をフィクションで作ること自体は構わないのだが・・・行方不明の犬たちの「死に様」をいちいちバリエーションをつけて演出した上、○○享年○歳てなテロップまでつけるのは、あざといというか。これをさも事実のように思わせて、涙を誘うというのは気にいらなかった。かえってほとんどの犬を生還させた、能天気なディズニー・リメイクの方がましという意見もうなずけてしまうんだな。人間ドラマの方でも、健さんの設定がいかにもって感じ。実話の犬係は当時大学院生でモデルではないようだし。フィクションでもいいけど、飼い主を気遣い、職を辞して謝罪の旅なんて、あまりにもわざとらしい。ヴァンゲリスの音楽、それに乗せたオーロラなどの南極描写は秀逸でした。
[地上波(邦画)] 4点(2009-02-18 13:49:00)
165.  ハンテッド(1995)
HBOだったかCinemaxだったか忘れたが、米系の映画チャンネルで何度も本作が放映されてた時期があった。一目見ただけでクソ映画であることは判ったが、ある日チャンネルを回すと冒頭部だった。で、「日本曲解Z級映画」ってのも後学(なんの後学なんだか)のために観てみるかと、全編鑑賞することにしたわけである。期待を裏切らず(笑)、設定のみならず展開も破綻しまくっていた。それにしてもああいったNINJAの概念をアメリカに持ち込んだのは、一体誰なんだろうね?ランバートとローンには同情もするが、日本人俳優陣は何のつもりで出演したんだか、よく解らん。名古屋人の恨みを買うんじゃないだろうか。まあ、大勢でわいわいツッコミながら観るには楽しい映画かも。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 2点(2009-02-18 13:46:02)
166.  おしゃれキャット
キャラクター・グッズが溢れていて、キャラクターはよく知られているわりに、案外観られていない作品のようだ。まあ、この事実はいかにディズニーが商魂逞しいかを物語っているが…。私も最近になって初めて観た。で、どんなものかというと、実にオーソドックスで、子供に安心して見せられる健全なアニメである。だがひねた目で見ると、子連れで路頭に迷った金持ちの色っぽい後家さんが、陽気だが純真な独身男をたぶらかし、道案内がてら子守までさせて家に帰りつくお話だったりする(しかも家に着いた直後は用済みでポイされるのよ。結局、一緒になるんだけどね)。このダッチェスというママ猫は、他の猫に比べるとぐっと擬人化された動きが抑えられており(まあ踊ったりもするんだが)、まことに猫らしい、滑らかで艶っぽい動きをする。案外面白いキャラだ。なお、邦題がかなりダサいが、オープニングで判るとおり、タイトルのAristocatはAristocrat(貴族)のもじりでである。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-17 13:13:34)
167.  デッド・カーム/戦慄の航海
キッドマンのハリウッド・デビュー作としてばかり注目されてる作品で、サスペンスとしては駄作のうちに入るとの評価が多いのですが、結構怖がらせるところはちゃんと怖がらせてると思います。ゼインのサイコな悪役が中々なので。まあ皆さん書かれているとおり、無駄な設定はあるし、犬は使い方を考えて欲しかったし、漂流船は謎のまんまだし、最後はあれだし、もっと上手く作れるんでない?と思ってしまいますけどね。あと誰も書いてないけど(泣)、サム・ニールがかっこいいです。私はオーメン3(これまた駄作とされる作品だな~)で彼に惚れて以来ファンなので、かっこいい彼が見れて嬉しかったこともあり、評価は甘め。でもキッドマンとは親子設定でもよかったかと(汗
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-17 13:09:52)
168.  ファンタジア2000
オリジナル未見での感想です。学オケに在籍していたので、もうたまらん作品ですね。やはりディズニーなので、子供も夢中になって観ていました。特にローマの松に乗せられた鯨のアニメはかなり気に入ったようです。 私が一番感心したのは「威風堂々」をバックに「ドナルド・ダック」が演じる「ノアの箱舟」を題材にした作品。この3つがコラボしてしまうとはスゴイ!そしてラプソディ・イン・ブルーはとてもお洒落。何気に失業問題なんか入れちゃって、ディズニーにもこんなこと出来るんだなあ・・・。ショスタコのピアノコンチェルトに乗せられて展開する「すずの兵隊」、ディズニー流のハッピーエンドな脚色には鼻で笑ってしまう方ですが、音楽に乗せられたセリフなしの短編にすると、こうもセンスが良くなるもんなのかと唸りました。ミッキーの「魔法使いの弟子」、これがオリジナルの復刻版とのことですが微ホラー(箒コワイんだもん!)で面白かったです。サン=サースのヨーヨー・フラミンゴはもう抜群のテンポで、この曲がかかってるとすぐに映像が頭に浮かんじゃうようになりました。「運命」の蝶の大群は大画面で見たかった。例外的に「火の鳥」だけは絵柄のせいか肌に合わなかったんですが、子供は気に入った様子で、いとこにみせながら得意げに解説していました。“企画もの”になるだろうので他と比べるのもなんですが、完成度が高くディズニーで一番好き。アイマックスシアターで観たかったなあ。あと、オリジナルも是非観てみたいですね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-02-16 13:25:50)
169.  ロミオ&ジュリエット
斬新???うーん、舞台を現代にして、セリフだけ原典のまどろっこしいあれを持ってこられてもなあ・・・なんか気色悪い。アイデアだけおいしいとこ取りしたウエスト・サイド・ストーリーの方がはるかにいいわ、私にゃ。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 3点(2009-02-16 13:15:12)
170.  E.T. 20周年アニバーサリー特別版
こっちに投稿するってことは、オリジナルとの差に触れないといけないのかな?申し訳ない、細かいとこは忘れちゃってたので、違いがわかんなかった。無線機が銃だった・・・そうだったっけか。とにかく子供に見せてあげたいと思い、入手したらこの版だったというだけなので。 いや~小2のわが子、本当に気に入ってくれた。子供向けとしては満点でしょう。 私は劇場公開時、既に生意気盛りの中学生になってたので、今観た方がかえって素直にじんときてしまった。まあ当時も面白くないことはなかったし、やはり自転車のシーンは鳥肌もんだったけどね。でも中坊ってのは、不思議な力を沢山持つETの設定や生き返るところなんかに、つい突っ込んじゃうからな。「SFというよりファンタジーだから、それは言わないお約束」と思えるのはかえって大人になってからなのね。 名シーンが多いというのも上質映画の証拠かと。私の好きなのは、「ガーディの悲鳴(ドリューちゃん立派!)」とか「エリオットの嘘泣き」とか笑える場面。コメディセンスも光っている。 “子供&異種の交流もの”というのは一つのパターンだと思うんだけど、原則をきっちり守りつつ、かつ退屈させない面白さを出すというのは実は大変なことなのだと思う(だから、奇をてらって原則を破り、破綻した失敗作になってしまうものも多い)。やっぱりスピルバーグは凄い。あとあのテーマ曲がめちゃめちゃ効果的!映画音楽の名曲になったのもうなずける。
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 13:10:52)
171.  野性の証明
男はーだぁれーもみなあ~♪って主題歌もヒットしたなあ、ああ懐かしい。映画はテーマが散逸してしまったり、不自然に大げさになっていったりと角川の悪さがよく出てるな~という感じだが、俳優たちが役所をきっちりこなしているので、割に見れる。中でも特筆すべきはやはり薬師丸ひろ子で、「お父さん、こわいよう。皆でお父さんを殺しに来る。」「おとおさああああああん(ズキューーーン)」は名セリフ、名シーンですな。この後に角川が巨大アイドルに仕立ててしまったが、紆余曲折を経て現在、実力派女優として安定した地位を保ってるのは嬉しい。特にお勧めの映画でもないが、薬師丸のデビュー作という意味で一見の価値あり。
[地上波(邦画)] 5点(2009-02-13 13:09:22)
172.  ミノタウロス
やっぱり日本未公開だったか・・・大した映画ではないが(じゃ、登録要望するなよ!と突っ込まれそうだが)、アマゾンに2件ほど、ヤフー映画に4件ほどレビューがあったので、何かの縁で観てる人もいるんだなと思い、レビューしたい。私も何かの縁で観たのでw。 ギリシャ神話のミノタウロス退治を題材にした作品。ミノタウロスはミノス王妃と牡牛の間に生まれた半人半獣の怪物で、神話ではアテネの英雄テセウスが退治する。…なんだが、神話的な部分は期待せず、怪物のいる地下迷宮に放り込まれた若者たちを描く、正統派モンスター・パニック・ムービー、と思って観た方が良い。1人また1人やられていく展開はお約束。このジャンルの映画としてそこそこ及第点かとも思うが(そもそもモンスター映画という時点で大半がB級だし)、途中はひたすらやられる&逃げるで戦いらしいことをするのはラストだけ、アクション好きには物足りないかも。地下迷宮もややちゃっちい。ま、ミノタウロスを退治するのを、神話の英雄テセウスから、等身大の村の青年にしたのはちょっと面白いかな。俺が殺す!と鼻息荒い割にそんなに強くないし。それにしても怪物ミノタウロスのこの造形・・・半人半獣じゃないじゃんよ~。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-13 13:06:40)
173.  ロミオとジュリエット(1968)
【おばちゃん】さんのレビューにもあるが、当時としては解釈や手法が斬新過ぎるという声もあったと聞く。バルコニーを高低のあるデザインにし、動きをいれながら演技させて躍動感あるものにしたところなどがそれらしい。またそれまでは、要求される演技力の問題もあり、思春期の少年少女という配役がなかなか出来ず、ロミオもジュリエットも大人の役者がやっていたが、大胆に十代のハッセーとホワイティングを起用。これも相当話題を呼んだとか。 いや~それにしても!このハッセーのかわいさときたら!ただのかわいいではない、オーラというのか、思春期フェロモンというのか、少女から女性になる境界線の独特の魅力が爆発してますな。私の中のジュリエット像はもうがっちりこれで固定されてしまったものだ。対してロミオのホワイティングは(私的には)ただのハンサム君という感じなんだけど。とにかく私にとっての「ロミオとジュリエット」はこの作品そのもののイメージとなった。「でもこれって新解釈なんだよなあ、いつかは“正統派”のロミジュリも観たいなあ」などと思っていたが、月日は流れ、“画期的”ディカプリオ版が登場し、すっかりこの作品がロミジュリの正統派、ということになってしまった。結局、私は未だこれより以前に作られた作品は観たことがないんだけどね。とにかく名画であることは間違いなしです。
[地上波(吹替)] 8点(2009-02-12 13:35:12)
174.  ロック・スター
80’sはあたしの青春って世代だが、ヘビメタはビルボードの上位に上がった曲を聴いてた程度。だけど充分楽しめましたね。まあ、私としてはそれより、フレンズで馴染んだアニストンが出てるのが嬉しかったんだけど(あ、アニストンは「ブラピの元妻」でなく「フレンズのレイチェル」ね、ブラピよりずっと前からスターだったんだから~と、関係ないことでこだわる)。 ありきたりっぽいストーリーというけど、よく考えればこういうのって最近案外ない(音楽系のサクセス・ストーリーは今時流行らないのかな)ので逆に新鮮。音楽はとてもよかった(本当に口パクなの?)し、スターになった後の展開も面白く、苦悩がきちんと演じられていた。結末もホロリときます。良作。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-12 13:31:09)
175.  眠れる森の美女(1959)
ディズニー・クラシックの三大プリンセス、白雪姫、シンデレラ、そして眠れる森の美女オーロラ姫。小さい頃絵本で馴染んだ経緯から、古いディズニー作品には甘い(だってええ、懐かしさが先にきちゃうんだもん)私だが、なぜかウチには眠れる・・・のディズニー絵本はなく、オーロラ姫のキャラもずっと知らなかった。ということで、不公平だが(笑)キャラもアニメも今になって見た感想で。スマン。 原作童話から矛盾(王子は90歳以上年下かい!王国は滅びなかったのか!と突っ込まれそうな“100年の眠り”をただの“眠り”に)や無駄(12人の魔法使いを3人の妖精に)を排除し、王子との経緯を思いっきりロマンチックに脚色したストーリーは正にディズニーの真骨頂。だが、フィリップは自分の身分を隠して、オーロラは自分の身分を知らずに森の中で恋に落ち、実は生まれながらの許婚の王子王女でしたあ~っていくら子供向けってもご都合主義が過ぎるんじゃないかなぁ。うーむ。大活躍の妖精のおばちゃんたちは実に可愛いんだけどね。 いや、本当のところ、人魚姫ほどは原作童話に思い入れはないのに(どころか、グリム童話はなんか不気味でコワイ。王女の眠る茨の繁茂した城に入ろうとして、勇者が次々命を落とすんだもんな)、なぜかケチつけたくなっちゃうのは、実はオーロラが16歳にしちゃ老けすぎで、なんかかわいくないからなんだよね。いや、皆さんが綺麗、美しいと散々言っているところ申し訳ないんだが、ごめん、私にゃそうは思えん・・・。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-11 13:27:50)
176.  マスク・オブ・ゾロ
暑苦しい主演俳優が暑苦しいヒーローを演じるなんて(多少ズッコケてみせても濃いものは濃い)暑苦しい映画になること必至(いや、暑苦しい映画が好きな人も多いのでそれはそれでいいんだが、個人的には暑苦しすぎるのはちょっと)と思いきや、このラテンな暑苦しさに「凛とした英国美女」と「ほどよく枯れた名優」を配したことで、非常にバランスのいい映画となった。キャサリンの美しさも暑苦しさの中でよく映えますな。ストーリー展開はわざととも思えるほどにベタベタだが、ホプキンスによってあまり薄っぺらにならなかったのは流石。アクションにしろ美しいヒロインにしろ見せ場はきっちり見せ、娯楽映画の使命をちゃんと果たした、正統派のヒーローアクション。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-11 13:24:52)(笑:1票)
177.  エントラップメント
渋いじいさんと孫娘(不必要なほど美形)のような泥棒コンビ。この2人が騙し騙されの化かしあいをするって設定・展開は中々面白いのよ。ハラハラ+お色気のレーザー潜り抜けシーンなんかも漫画チックで私は好き。私にとって泥棒ものの基本はルパンⅢ世なんで、現実離れしてても面白ければ私は許せる。でも結果的に、なんじゃこりゃ映画になってしまった。・・・「男女」である以上、恋愛をさせないとまずいとでも思ってるのか?はっきり言ってのけぞったぞ。いっそさ、本当のじいさんと孫って設定にしちゃえば無理してロマンスを入れなくて済むのに。この恋愛要素は「邪魔くさい」どころじゃない、筋のどんでん返し以上におったまげてみんなぶち壊しだ。ショーンもキャサリンも好きな俳優だけど、、、頼むからくっつけんでくれ。
[映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-10 13:26:18)(良:1票)
178.  シティ・オブ・エンジェル
ええ~こんなに評判悪かったの?結末以外はよかったけどなあ。リメイクなのは知らなかったんだけど…。まるで死神みたいな天使の造形が意外で面白く、そっか~死者を導くんだから、人間が天使って言ってるものと死神って言ってるものは実は同じなんだよってことか~なんて納得しちゃって。浜辺やビルの上でずらっと並んでるところなんかすごくカッコいい。カメラワークもいいんだわ。 まあこのストーリーなら、若いイケメン使った方が受けはいいかもしれないけどね、私はニコラス・ケイジでいいと思った。まず天使の造形そのものが意外なので彼でもおかしくないし、やはり演技力のある役者だから。ただちょっと暗く演じすぎかな…。私はメグ・ライアンに思い入れはないので(ラブコメってあんまり観ない)、ヒロインについては可もなく不可もなし。 設定8画像8主役7ヒロイン5ときて、ストーリー展開も「結末までは」中々面白い。が、結末・・・私も安易なハッピーエンドって好きじゃないけど、このアンハッピーエンドはあまりに唐突過ぎる。ぽかーんとしてしまった。これじゃ最後に独りぼっちのケイジ君の立ち姿を見せられても、泣けないって(笑)。これは減点。ちょっともったいない感じ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-10 13:21:27)
179.  らせん 《ネタバレ》 
要は、邦画はSFという分野に極めて弱い、これに尽きるんじゃないかと思う。原作は面白い、そして「原作への忠実さ」ではリングよりこちらの方が上、なのにこうも面白くない・・・のはそれが原因はでしょう。小説の続編「ループ」はもはやホラーでとは呼べず、あの世界観の映像化は出来ないといわれている(試みなくて賢明)。「らせん」は前作「リング」から続編「ループ」の世界に発展していく過程を書いたものであり、小説として大変面白いのだが、ホラーの名残は残しつつやはりSF色が強まる。邦画でなくても原作もののSFを作るのは難しいと聞く。SF小説って当然理屈っぽいし、あんまり理屈の説明に時間を裂くと映画としてのテンポが悪くなるから。で、あの作品を映像化したら結局こうなっちゃったってことだろう。私は映画のリングもあまり評価していないが、やはりそれを更に下回るなあ。それに、本作は割に原作に忠実なのに、中谷美紀:高野舞を貞子(の生まれ変わり)にしちゃうって・・・何故そこだけ大きく変える?襲われるシーンで別の女優さん使ってるのに不自然じゃんよ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2009-02-09 13:38:05)
180.  ローマの休日 《ネタバレ》 
うーんうーん、ごめんなさい。そこまで高く評価できないの。名画だということはわかる。何故皆に愛されてるのかも、高い評価を受けてるのかも、わかる。でも、初見時母に絶賛されて見せられ、半ば拍子抜けしたとこから中々脱却できません。。。非常にシンプルなストーリーだから子供にも理解できた。以下、その時の印象(まあ、私は多分にひねくれた子供ではあったが・・・)。 →そこまでいい?このストーリー、少女漫画レベルじゃん(自分が愛読者だったくせに)。いい大人が絶賛するような話?・・・悲恋?これって悲恋っていうの?お姫さんが旅先で街に抜け出して、遊んで、ロマンスも楽しんで帰っていきましたとさって、それだけじゃん。女優さんはとてもキレイ。でも、男の人、かっこよくないし(マセガキだったんで、男性の好みははっきりしていた)、大体ローマが一番とか言わせるなら、イタリア人にしたら? ・・・あんなに絶賛されてから見せられたのでなかったら、もう少しよかったと思うんだけどね。今になってみれば、非常に青臭いこと言ってたとは思うんだが、第一印象って結構残るんだな。初見時の感想に+2点ということで、それ以上は・・・ごめんなさい。
[地上波(字幕)] 6点(2009-02-09 13:31:04)
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