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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1881.  天河伝説殺人事件
二つの異なる場所での4人二組の会話の切り替えしが面白い。全体を暗くして人物あるいはその顔を照らすという舞台劇風演出も面白い。どうしても説明セリフが要るのでどうせなら堂々と説明しちゃえと思ったかどうかは知らんがそのための舞台劇風なのかもしれない。それとも能楽という題材を加味した演出か。にしても現実離れした画面の中でキャラが弱い。というか余計にキャラの弱さを際立たせている。こういったとぼけたキャラには盛り上げてくれるための脇を固めるキャラにも個性的に突出したものが求められるのだが、唯一の突出キャラが他作品からの借り物(一応名前が違うので別人のようですが)一人というのがなんともお粗末。
[DVD(邦画)] 4点(2011-11-28 13:32:16)
1882.  宣戦布告
一生懸命にストーリーをなぞっているという感じ。戦闘シーンを見せたい映画でないのなら中途半端に見せずにバッサリ切っちゃって事後のニュース映像とかで進ませればいいのに。反対にアクションで盛り上げたいのなら首相近辺の右往左往をいちいち画面に映し出さずアクションにしっかり時間と金をかければいい。結局のところ物語に出てくる人たちをいちいち映さなきゃならないという前提でもあるかのようなちんたらした作品になっている。お話の面白さを映画で見せたいという気持ちはわからんでもないけど、映画は映像と音によってお話の面白さ以外のものも作れるのだ。例えば恐怖感であったり緊張感であったり躍動感であったり・・・。そういったものがお話の面白さを補完してゆくことにもなり、お話とは違うところで映画が充実してゆくのだ。あと、国家の決断にしても指揮系統の混乱にしても戦闘における死にしてもいちいちドラマ仕立てというか、演出がくさい。
[DVD(邦画)] 4点(2011-11-10 14:27:32)
1883.  ぼくたちと駐在さんの700日戦争
冒頭のスピード違反の取締りに対する報復合戦がアホらしくも実はああすればこうする、こうすればああするといった展開自体は実に映画的だったりする。しかし見せ方がよろしくない。こうすればああするの「ああ」の初っ端のカットで全てが決まるというのに、えらくちんたら見せてしまう。これ、全編に言える。笑いのネタは映画に適したネタが多く、これの次にこれを見せる、という具合にちゃんと見せてるのに、そのワンカットの中に無駄なシーンが入ったりする。もうひとつ笑いをというサービス精神なのか監督の間の取り方なのかわからんけど、どうにものれなかった。マンガチックに装飾されたキャラクターと演者のマッチングは絶妙だと思う。そのかわりそのせいで感動話が一層くさくもなってると思うが。
[DVD(邦画)] 4点(2011-10-27 16:40:22)
1884.  山形スクリーム
映画監督としてはなかなかのものを残してきた竹中直人ではあるが・・・。いや、俳優としてもいいものを持ってる。ただ、コミカルパート担当になるとその独特の存在感が際立っているせいで毎度同じような役柄を与えられワンパターンに陥っている。そのワンパターン化した竹中直人の「笑い」のセンスがこの作品に充満している。それは両極端のシリアスとコミカルができる竹中直人の「笑い」。所謂ギャップからくる「笑い」。こんな人がこんなアホなことしてる。あのキレイな顔であんなこと叫んでる。それはそれで楽しいかもしれないけど映画の「笑い」じゃない。ギャップを使うというのはそれ自体がパロディでもあるんだけど、そればっかりで映画作られるときつい。単純なストーリーはいいと思う。でも単純なだけに「笑い」をしっかりと演出してほしかった。
[DVD(邦画)] 4点(2011-10-24 14:41:13)
1885.  重力ピエロ
伊坂幸太郎があまり好きになれない。気取った文体がどうもダメ。どの著書にも言えるがとくに出だしで気取った文体が目立つ。しかし現実と超現実の中間くらいの突飛な展開とかはけして嫌いじゃないことに気付いた。だから文体とは関係のない映画ならば楽しめるかもと。むしろ現実と超現実の中間くらいの突飛な展開というやつは映画でこそ活きるんじゃないかと。結果はダメでした。終盤の対決シーンなんて映像にしたら面白そうだなと思ったものだが映画はえらく現実的であろうとしてつまらなくなっている。この映画はどうやら小説の世界をより現実的に捉えたものを目指しているらしい。つまらないけどそれが今の映画の本流なのだ。感動してもらうためには感情移入しやすくしたほうがよく、そのためには現実的にしたほうがいいのだ。しかしあまり重くなりすぎると娯楽映画としてはキツイのでとことん現実的にはできないのだ。作り手は映画というより商品を作ることに腐心しなければならないようだ。
[DVD(邦画)] 4点(2011-10-20 18:01:34)
1886.  チェイサー (2008) 《ネタバレ》 
韓国の警察はこんなにダメダメなのよ、ということを伝えたい映画のようだ。犯人が何人も何人も人を殺し続けるのは犯人が利口なのではなく警察がダメダメだからだし、主人公が犯人に迫れるのも警察がダメダメだから。だから盛り上げるためのダメダメということでそれはそれでいいのだけど、そこをあまりに強調しすぎている。盛り上げるためである以上に社会派を気取ろうとしているのだろうか。社会派になっとらんが。とにかくそのダメダメな警察を描くことで主人公と犯人の対決の物語がいちいち中断されるのだ。被害女性の命が唯一無二の命であることを一人娘の存在で見せつけヤクザな主人公の行動を変えてゆく展開は良かったのだが、ここもいかんせんお涙頂戴に走りがち。まあ、泣いたが。終盤の悲劇は反則。あれをしちゃ二流でしょ。子供にとっての悲劇を引っぱって引っぱって落とす、というサイテーな展開自体も好きになれんが、それ以上にそこで騙すことに意味がないのに騙すために騙すという浅はかさがダメ。いらんこと考えんともっとシンプルにすれば絶対面白くなるのに。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-20 17:26:08)(良:1票)
1887.  π(パイ)
数学スリラーとしての掴みはまずまずなのだが大してややこしくもなさそうなストーリーをやたら難しく見せてむりやり箔を付けましたって感じがどうにも・・。ミュージッククリップのようなシャレた映像と哲学チックな内容とのマッチングにはセンスを感じるが印象に残るような画はほとんど無い。数学者のそのようにしか生きられない不器用さであるとか孤独感なんかを描くという一般受けするほうへ逃げなかったのを評価すべきか。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-23 15:02:23)(良:1票)
1888.  幸せのちから
事象でもって貧乏であること、必死に生活していることが描かれるが、例えば音を消して見たときにそれが伝わるかというと全然伝わらない。保育所の出来がけしてよくないこともテレビを見させているという事象でしかわからない。光の量や種類だけでももうちょっと演出できそうなもんだけど、おそらくはあえてしていない。地下鉄のトイレも無料宿泊所も妙にキレイだ。要するに汚さを見せないようにしている。ハリウッド映画だからなのか? ルービックキューブを完成させたシーンや電話番号を暗記するシーンは主人公の才能の一角を見せたシーンでもあるのだけど、その才能によって成功を得るという展開がないというのはどうゆうこと?遠慮の無い押しの営業力とユニークな会話力で成功ってそりゃないよ。実話だから?汚いものを覆い隠しといて?数学に強というのは確か台詞にもあったと思うがそこをうまく使ったストーリーにしたら断然盛り上がるだろうに。どうもヘンテコな映画だ。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-03 14:54:07)
1889.  シャイン
バー(レストラン?)にやって来たシーン、バーでピアノを弾くシーン、バーに父が訪ねてくるシーン、と印象に残るシーンはすべてバー。つまり現代のシーン。肝心の回想シーンが全く印象に残らない。そのせいでこの主人公が凄いのか凄くないのかよくわからん。物語はこの回想シーンに凝縮されており、その長い長い物語を丁寧にわかりやすく紡いでゆくことに懸命になりすぎて、ここぞ!というシーンを作っていない。雨やピアノの速弾きで「ここぞ!」を作った現代のシーンにも照明が明るすぎるという難点がある。よく回想シーンを明度を落としてくすんだ感じにして「過去」を演出することがあるが、それと同じ理屈で現代のシーンが明るくなったのかもしれない。全体が明るいので薄っぺらい映像になっちゃってる。
[DVD(字幕)] 4点(2011-04-20 16:52:08)
1890.  フェリーニのローマ
フェリーニらしいといえば間違いなくフェリーニらしいんだけど、こっちのフェリーニはあまり好きじゃない。こっちというのは、ケバい方のフェリーニ。まあ後期の方。このケバさが「生」とか「活力」を表現してもいるのだろうってことがこの作品でよくわかった。過去から現代へと移りゆくごとにそのケバさが薄れていき、同時に憂いを帯びてゆくから。まあそれはそれ。とにかくのれなかった。劇なのか劇中劇なのかよくわからん冒頭のシーザーから既に躓いた。世界史に疎いってのも影響してるかも。あと、おそらくテレビ画面で見る映画じゃない。←負け惜しみ
[DVD(字幕)] 4点(2011-04-12 16:01:00)
1891.  機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 《ネタバレ》 
1stとTVシリーズのZの一部を見ているので(それ以降は全く見ていない)ストーリーはよくわかるのだが、とにかく盛り上がらない。アムロのほうがシャアよりもオトナの思考ってのに違和感を持ちながらも、ララァがらみの遺恨をひきずる宿命の対決をそれなりの気持ちの準備を整えて待っていたのだが、なんだこりゃだ。とりあえずシャアとアムロよりも露出が多かったクェスの言動がうちの4歳児と変わらんというのが・・。「折檻してやって」って・・。なんだか私とうちの娘の会話のようにシャアも優しく返してるし・・。ニュータイプが何人もいるもんだからシャアとアムロが操るモビルスーツの俊敏性が際立たないのもイタイ。重要なキャラクターが死んでもその他大勢の無名の戦士と同じ扱いなのはこれが戦争なのだということを表現しているからなのかもしれないが、死ぬ直前まで特別扱いしといてそりゃないだろうと。地球を守るために無名の戦士たちが死んでゆく美しき姿も妙に軽い。その後の奇跡もなんだかバカバカしい。
[DVD(字幕)] 4点(2011-03-01 16:04:37)
1892.  あしたのジョー(2010)
リアルタイムでコミックを買い続け全巻揃えたド真ん中世代ですが、アレはアレ、コレはコレ、当時の思い入れを持ち込むつもりはさらさらありません。『ピンポン』『ICHI』でCGを巧みに操りキャラクターの顔が活きるマンガチックなアクションを見せきった曽利監督がどんなボクシングシーンを見せてくれるのか、そこだけを楽しみに見ました。そのポップで綺麗なボクシングシーンは確かに新鮮ではあった。しかし超スローで歪んだ顔を映し出すことになんの意味があるのか。笑うところかと思ったぞ。全体を見てもカメラ揺れ揺れアクションなんかに比べりゃはるかに良心的なんだけど、キレイすぎてボクシング本来の泥臭さみたいなのが消されてしまってイマイチ盛り上がらない。あと、基本アイドル映画なんだろうね、これ。ボクサーではないただの喧嘩屋のころから山Pかっこよすぎ。ストーリーも駆け足なので説得力に欠ける。
[映画館(字幕)] 4点(2011-02-28 18:27:07)(良:1票)
1893.  少年メリケンサック
微妙。でも宮崎あおいのぶりっこ演技はとってもキュート。そのヒロインがおっさんバンドのメンバーらと悲喜交々のドラマを見せてゆくのだが、そういったお話の定番的展開としてある男女の恋愛関係へと発展する匂いを全く感じさせないのも良い。それどころか乙女チックな宮崎を下品な渦に放り込む。佐藤浩市は「ちんこデカイのか」を連呼する。映される対象が変わっても小さく「ちんこデカイのか」が入ってるのには笑った。宮崎の「ゆれませんが!」にも笑った。ということでそれなりに楽しませてもらったわけだけれどもこの過激な会話はそこに乙女チックな宮崎がいるから過激になるのであって、そこに笑いも生まれるしテンポもよくなる。でも宮崎不在だといきなりトーンダウン。兄弟のいざこざとか全然つまらない。ガンガンいくかと思ったら急につまづく。ノリノリだと思わせて全然のれない。ということで冒頭の言葉に戻る。微妙。
[DVD(字幕)] 4点(2011-02-24 17:50:34)(良:1票)
1894.  青春の蹉跌
ショーケンのキャラの見せ方が神代監督的というか。物語に沿ってキャラが確立してゆくのではなく物語から独立した台詞や心の声によってキャラが語られてゆく。遺作『棒の哀しみ』はより顕著だったけど、主人公の台詞が最も雄弁に語っているのは主人公のキャラクターそのものなのだ。そのあたりは独特で面白いのだが、これについてはどうも作品を被う初期ゴダールへの目配せが他の作品よりも色濃いせいでいちいち鼻についてしまった。手持ちカメラで捉えられる青春劇といい、歩行者天国でのゲリラ撮影(?)といい、喫茶店の長回しといい、政治的背景をちらつかせたりといい、せっかくの神代色が安っぽい模倣で台無しにされたように感じた。見直せばまた評価が変わるかもしれないけど、とりあえず見た当時の点数で。
[ビデオ(邦画)] 4点(2011-02-17 15:13:52)(良:1票)
1895.  ウォーロード/男たちの誓い
序盤にあった山岳地帯での格闘シーンではまだその後の展開に期待が持てたのだが、三人が手を結んだあたりからやたらとドラマが大袈裟になっていってどんどんつまらなくなる。芝居も大袈裟なもんだから話はわかりやすいんだけど、わかりやすいだけに納得しかねる部分も。情を与せず冷静に論理立てて戦争をこなすジェット・リーのことを金城武が涙ながらに彼が正しいと擁護するのだが、どう考えても論理が破綻しているような気がしてしょうがなかったのだが、後半の展開で、ああ要するに根底に権力欲があったのかとちょっと納得するも、それならばもっとその欲に目が眩んでゆく様をわかりやすく見せて欲しい。そうではなくてやはり論理を優先させた苦渋の判断なのであってやはり彼は正しかったのだとするならば、観客にもやはり彼は正しいと納得させるだけのものを見せて欲しい。女とジェット・リーが互いに惹かれてゆく様をメロドラマのように煽って見せるのも、その後の展開からすればちょっと違うんでないかい。どうもこういう大河ドラマのダイジェスト版みたいなのは苦手だ。
[DVD(字幕)] 4点(2011-01-26 15:27:34)
1896.  カンバセーションズ
別れた男女だから分割画面なのか、二つの画面で見せたいから別れた男女の話にしたのか知らないけど、少なくとも男と女の思惑が両画面に捉えらるといったことはないように思われ、ただ分割されているだけの作品という印象。しかもお遊びではなく、そこに大いなる野心が見え隠れするところがイタイ。二つの画面は互いの視点映像というわけでもなく男と女に分けられているわけでもない。時折そんな映像もあるんだけど同じ画を少し角度を変えただけなんてのもあるので二画面に約束事はないらしい。そこはムリに二画面にする必要ないじゃんってのがいっぱいある。野心を持ってずっと二画面なら、二つの映像があってはじめて意味を成すくらいであってほしい。とはいえ、普通に撮るよりは労力がいるに決まってるのだからその二画面という思いつきを徹底してこなした努力は買う。あと、分割画面という特殊な設定に隠れがちだけど会話劇そのものには男と女の差異とか恋愛の不可解性とかよく描けていたし主演二人はなかなかにいい感じだったと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2011-01-21 15:30:20)
1897.  恋するベーカリー
自宅もホテルもベーカリーも同じ質の光が顔に当てられていることをいちいちこの手のロマンスコメディに言いたくもないが、その光に照らされる顔がキュートなアイドルならまだしもほとんど老人に近いおじさんおばさんとなれば文句も言いたくなる。ましてやセックスシーンなんて見たくもない。べつにいい年こいて恋愛なんて、などと言ってるわけじゃない。老人の恋愛、セックス、大いに結構。でも見たくない。笑いに転化してるところはいいんだけど、メリル・ストリープが演技派だけあって妙にリアルなもんだからところどころでひいちゃう。これがドラマとして成立し尚且つドロドロしてないってのは国民気質に寄る所が大きいのだと思う。ドロドロしてないってもやはり個人的にはメリル以下皆がアレック・ボールドウィンくらい突き抜けてくれないことにはどうにもこうにも。
[DVD(字幕)] 4点(2011-01-20 13:48:37)
1898.  ノウイング 《ネタバレ》 
授業中にわかりやすく上の空になり妻の死をひきずっていることを表すくさい演出に閉口した。このわざとらしい演出をどうにかしてくれればそれなりに面白いと思う。人の死は定めなのか。答えの出ない葛藤を抱え続ける主人公。50年前の数式は人の死が定めである(自殺は除く)ことの証明のためにあるんだけども、ここでやっかいなのはこの50年前のエピソードをしっかり意味深にミステリアスに描いてしまったこと。これのせいで主題はぼやけてしまった。ラストの豪快な終末は天晴れ。宇宙人の行動の矛盾は我々地球人の思考でとやかく言ってはいけない。ちゃんとした理由があるに決まってるんだから。あいつらかしこいんだから。
[DVD(字幕)] 4点(2010-12-03 10:17:00)(笑:1票)
1899.  渚にて
映画製作時から見た近未来SFだが、映画がスター俳優たちのものだった頃のハリウッド映画らしく人物メインで映しているせいもあってロマンスものにしか見えない。エヴァ・ガードナーとグレゴリー・ペックがバルコニーで語らうシーンが最も力の入ったシーンで、それ自体はいいのだが「核の恐怖」の最中という設定を無視した演出はどうかと。切羽詰った感でも無常感でもなんでもいいけど、普通じゃないってところが全く描かれていない。無人のマンハッタンとかレースシーンの迫力とか随所にいい画はあるが、やはりスターの顔を引き立てるハリウッドスタイル、しかもオールキャストの弊害は否めない。
[DVD(字幕)] 4点(2010-12-02 14:08:02)
1900.  ザ・ロック
ショーン・コネリー登場から面白さが加速し、一度逃げ、再び捕まるまでの追いかけっこが面白さのピーク。怒涛のカーアクションはさすがマイケル・ベイ。惜しむらくはサンフランシスコとカーチェイスで記憶される、かの映画を連想させるシーンでもあれば大満足だったのだが。で、ここからブラッカイマー節全開ということだろうか。アルカトラズが遊園地と化す。それはそれで楽しくもあるのだが、人が大量に殺し殺されるのをこんなに楽しくしちゃって、いや、それもいいんだけど、なんか敵将の葛藤が陳腐に見えてきて、ああブラッカイマー&マイケル・ベイなのね。って感じ。
[DVD(字幕)] 4点(2010-11-17 13:41:01)(良:1票)
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