2. 時計じかけのオレンジ
かなり強烈な映画でした。今まで観てきた映画の中では上位に食い込むほどの強烈な。いや、もしかしたら一番かも。冒頭の、レイプシーンや老人を暴行するシーンで吐き気がこみ上げ、ひたすら悪行を繰り返す主人公への憎悪を抱いたのは初めて(主人公って、もっと、感情移入できるような存在だと今まで思ってきていたから)。だけど、話の展開は面白かったし、映像もさほど古さを感じなかった。1971年に作られた映画なのに不思議。観終わったあとも、耳にベートーベンの第九と、『雨に唄えば』の歌が焼きついています。凄い映画だなあ。 9点(2003-06-26 17:55:31) |