1. 大巨獣ガッパ
《ネタバレ》 ラストでこんなことを言っていた「多少の犠牲は払ったが、大切なことを教わった気がするな」・・・。ガッパ親子を呼び寄せてしまったお前らがそんなこと言えた立場か?ガッパ親子のせいで、家族や家をなくした大勢の被害者のこと忘れてないか?ガーッパ~、ガーッパァ~♪ [DVD(字幕)] 4点(2005-11-15 22:03:53) |
2. 2000人の狂人
「死霊のはらわた」が日本で公開された頃だろうか、映画界には空前のスプラッターホラーブームが巻き起こっていた!いや、空前とまでは行かないか?ちょっとしたスプラッターホラーブームが巻き起こった!いや、巻き起こってもないか?ヒッソリ起こっていた・・・って、そりゃブームじゃないね(汗)。当時中学生だった私はそんなヒッソリブームでコッソリ出版されていたホラー雑誌で「スプラッター映画の始祖 ハーシェル・ゴードン・ルイス特集」を読んだのが彼と私の初めての出会いだった。その特集記事で何本か彼の作品が写真付きで紹介してあったのだが、その中でもひときわ目を引いたのが、この「2000人の狂人」の写真だった。何しろ”笑顔で斧を持ったおっさんたちと腕を切り落とされた女性”そんな写真ですよ。当時の私にはかなりショッキングな写真でして、とにかく観たくて観たくて辛抱たまらん状態だった事を今でも昨日のように憶えている・・・いや、昨日のようにはウソかな(汗)。陽気なカントリーをバックに笑顔で残忍な行為を行う村人たち。劇中すべてにBGMが流れていたわけではないはずだが、思い出そうとするとどのシーンにも軽快なバンジョーの音が鳴り響いてしまう。コレはしばらく耳から離れないかな(汗)。時代が時代なだけに近年のホラーなんかに比べりゃ、そりゃチープではありますが”気持ち悪さ”や”気分の悪さ”は並みのホラーじゃ敵わない。ホラーの、いや、映画の良し悪しは金じゃないと改めて思う今日この頃です。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-23 11:56:47) |
3. 斬る(1962)
その映像美と華麗に見せる殺陣だけでも見る価値はあったと思っております。しかし、前半の展開は信吾の悲劇の命運という感じで話もわかるのだが、後半は何か話を付け足したような別の展開になっており、目的も無く、正直なんの話なのかわからなくなってきた。最後も梅の枝を使うところなどは、素直にカッコイイと思ったが、その後の展開がどうも納得がいかないのでした。 5点(2005-01-25 03:03:07) |
4. 怪獣総進撃
《ネタバレ》 子供の頃は怪獣がいっぱい出てくるってだけで喜んで見ていた。30過ぎて子を持つ親の立場になっても、「ゴジラ×メカゴジラ」(2002)より「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」( 2003)の方がモスラが出ている分、何か得した気分になって見ているオレはアホだ。しかし、さすがにこの作品は皆さんが仰るとおり「出しゃ~いーってもんじゃないよ」といった感じですね。バランなんか何処か活躍してるとこありましたっけ?しかもキラアク星人のセリフ「キングギドラは宇宙怪獣です。地球の怪獣たちが束になってかかろうと勝ち目はありません」(うろ覚え)って言ってますけど、全シリーズ見ているおいらには説得力無いんだよね。しかも地球怪獣連合に袋叩きになったあげく、とどめをミニラに刺されちゃって。シリーズココまで重ねておいて、ギドラ一匹にみんなの相手させるなんてちょっと可愛そうだよ。 5点(2004-12-06 14:29:09) |
5. 三大怪獣地球最大の決戦
もう、いろんな意味で見所満載の作品。まずはこの作品が初登場となる悪役キングギドラ様!炎が空中でギドラに変わるシーンは今見てもカッコイイ。でも初登場なのに他にも怪獣3匹も出しちゃうもんだから、ギドラの出番が少なくなっちゃったのが残念です。そして、なんと言っても忘れられないのが争いあっているゴジラとラドンをモスラが説得するシーン。見て目にも滑稽なこのシーンなのだが、ご丁寧なことに少美人が通訳までしてくれるもんだから、さらに珍妙なシーンとなっております。「ゴジラとラドンが”お前が先に誤れよ”と言い合っています」って、怪獣もそんな意地の張り合いするんだなァ~と感心しましたよ。今回も思いましたが、いざとなったらモスラ(幼虫)の糸ですね。ホント毎回大活躍ですもん。それと、わたしもサルノ王女のお別れのシーンで「ローマの休日」を思い出してしまいました。 8点(2004-11-29 02:03:50)(良:1票) |
6. モスラ対ゴジラ
《ネタバレ》 最初にモスラ(成虫)VSゴジラ。そしてモスラ(幼虫)VSゴジラ。全シリーズの中でも上位に来るほどバランス良い展開であきさせない。子供の頃、あんなパタパタ飛んでいるモスラがいったいゴジラに対してどんな戦いをするのかドキドキしたもんだった。おっさんになった今でもこの戦いは何度見てもイイ。モスラの攻撃ってあまり強力に見えないんだよね。でもえらくゴジラを苦しめる。あの時モスラの寿命がもう少しあったら・・・なんて今でも考えてしまいますもん。 8点(2004-11-14 00:33:17) |
7. キングコングの逆襲
思い切ってDVD買ってしまったんですけど、これ、なかなか良いですね。ってか笑えますよ。67年って年代の味がバリバリ出ていて良いですよ(笑)。大体メカニコングって・・・凄い発想ですよ。メカゴジラより8年も前だしね。キングコングとメカニコングの死闘がまた良い味出しているんですよね。メカニコングと言ったって武器なんか装備してなくて、唯一の武器が目のライト?”ピカーッ”照らすとキングコングが眩しくてよろける・・・それだけ!凄い。メカニコングの末路も笑える。 個人的にはモンド島でのコングとゴロザウルスの一戦が一番カッコいいかも。海蛇もいい味出してるけど。特撮以外の天本英世や浜美枝、宝田明の演技が妙に大人の雰囲気があってまた良いですね。看護婦役のリンダ・ミラーがなんとなく色っぽくてコレも良し。 7点(2004-02-16 13:29:36)(良:2票) |
8. ワイルドバンチ
いや~重い作品を見たなァ・・・。いや、悪い意味じゃなくて、近年の面白いけど記憶に残らない軽いファーストフード的な作品じゃなくてね、分厚いステーキを食べたような満足感?身になるような感じかなァ・・・ちょっと久しぶりに味わえて嬉しかったですね。今にも仲間割れしそうな男たちが、クライマックスにはあれですよ!ちょっとやそっとじゃ理解できない男の世界ですかね。うーん、言葉では言い表せませんなァ。とにかく良かったとしか言えませんね。スンマソン。 9点(2004-02-08 04:42:17) |
9. 座頭市物語
市の言葉、行動一つ一つが強気で、見ているこっちがハラハラさせられる。そのせいだろうか、序盤からグイグイ引きこまれ目が離せない。市と平手造酒の会話は穏やかで、後の悲劇的な対決を感じさせられたが、以外にも最良の対決となるのが良かった。やはり座頭市は勝新しかいないと思わせられると同時に↓ぐるぐるさん同様全シリーズ見ることを胸に誓った1本です。 8点(2004-02-01 04:57:28) |
10. アルゴ探険隊の大冒険
今更言うまでも無いが「七回目の航海」と並んでハリーハウゼンの代表作とも言える傑作。その驚異のダイナメーションはCG全盛の今においても色あせることは無い。それどころか、まるで生命が宿っているような動きはCG以上と言って良いでしょう。特に、青銅タロスと骸骨剣士は公開から40年たった今でもそれ以上のモノをわたしは見たことが無いし、いくらCGが発展しようと出来ないのでは無いかと思う。最近のCGによるモンスターしか知らない世代にはぜひ見て頂きたい1本です。 9点(2003-12-19 14:50:29)(良:2票) |
11. 用心棒
とにかく面白い。今なお、その面白さはぜんぜん色あせるということが無い。このような時代劇が日本にあることを誇りに思う。 9点(2003-10-21 03:06:42) |
12. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
言わずと知れた傑作。ゾンビの基本、そして誕生がここにあります。他の仕事をしながら、週末だけでこれだけの傑作を作ったロメロは凄いです。お金じゃなく、熱意があれば面白い映画、名作が出来るという良い見本です。 9点(2003-09-04 18:33:05)(良:2票) |
13. 死霊の盆踊り
予想以上にツマンナイですね。まーもともとあまりのつまらなさがカルト化したことが売りの作品ですからね。ビデオもパッケージ見た時点でおバカな香りがプンプンしてますんで騙される方もいないと思いますが。でもこの作品の監督さん、日本でそれなりに売れたと思って続編作ろうとしたってんだから天然ですね。 1点(2003-09-03 12:31:03)(笑:2票) |