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なんだかんだいってもやっぱり色即是空(VF-154)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 244
性別 男性
自己紹介 (^-^)

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1.  猿の惑星
戻って来たらば留守の間に世界を○○が「支配」してたというのは、今さらながら楽しい発想だ。で、言葉を喋るサルが人間を駆逐し、そのポジションがそっくり入れ代わってしまうという、まぁスゴイことなのだが、何かしら、ひょっとしたらいつの日か現実的にあり得るかも知れないぞ・・・と観る者に(ちょっとでも)思わせる点では、他の生き物(?)類にくらべてまだ説得力たるものを持っていると言えよう。何しろ突然変異した大トカゲやら巨大ゴキブリやら、いわゆる「核戦争もの/世紀末もの」によく登場してくる類いのキャラクターでは、馬に乗ったり銃を扱ったり、ましてキスをしたりといった、おおよそ文明的な活動、平たく言えば人間ぽい動きが出来るとは到底思えない。逆にトカゲ男が出て来たのではあまりにマンガチックになってしまう。その点サルは我々に近い(まぁ宗教観も含めて異論は多々有りましょうが)霊長類であり、知恵もあり、手先を有る程度器用にも扱える。少なくとも本作品を初めて観た時、幼い日の小生は「ひょっとしたら」と、そう思ったりしたものである。サルのメーキャップも凄いものだと感心したが、やはり何より最後の最後、テイラーが茫然自失する光景に出くわすところで、「ああ、そういうことだったのか・・・」と深く感じ入ってしまったことを最も鮮明に覚えている。このシーンに辿り着く必然が有ればこそ、いままでの流れが有ったのか、と。今でも最後のシーンを観る度、初めて鑑賞した時のラストに受けた強い印象を思い起こすことができる。行き着く先は破滅の他にないとされる人間。その存在を恐れ忌み嫌い、徹底排除を目論むオラウータンのザイラスの声は、人間以外のすべての生き物の声を代弁するものかも知れない。海辺に崩れ落ちた自由の女神の姿はあまりに象徴的だが、東西対立・核の脅威が声高に叫ばれた当時の情勢の中で生まれた強烈なアンチテーゼだと解釈している。
8点(2004-12-01 16:35:37)(良:1票)
2.  東京オリンピック
単なる記録映画だと思ったらとんでもなかった。 とにかく映像が美しい。 何しろ当時の競技なんてリアルタイムで観ていないので、私にとってあらゆる意味で興味深い作品だった。
7点(2004-11-15 09:50:17)
3.  空軍大戦略
リチャード・コリヤーのノンフィクションノベルでも有名な「バトル・オブ・ブリテン」、英独航空決戦を史実にしたがって映画化した秀作。某国作の戦争モノにありがちな目を覆うような脚色が全くなされていないだけに、実に安心して鑑賞できる。諸々の考証もかなりしっかりとられていて見応えがある。そういった意味では作り手のスタンスと「こだわり」が良い形に具現化した作品だと言えよう。実機、とりわけスピットファイアが飛翔するシーンは素晴らしい。理屈にあらず、CGでは絶対に出せない味・リアリティが厳然と存在する。豪華なキャストの中で、大英帝国の命運を一身に背負った(?)ダウディング司令役のローレンス・オリヴィエが印象的だった。
7点(2003-10-24 01:38:10)
4.  マタンゴ
マタンゴって単語の響きだけで、いきなりインパクト十分です。毒々しいキノコのオンパレード、おどろおどろしさがたまりません。それでいてストーリーに引き込まれてしまうという秀逸さ。ある意味、マタンゴに負けず劣らず人間たちもエグかった・・・。
6点(2003-10-22 23:38:02)
5.  ミクロの決死圏
子供心に非常にインパクトの強かった作品。素晴らしいアイディア。見事な映像化。悪い奴が頭から白血球に呑み込まれるシーンがおっかなく、すごく記憶に残っている。ラクェル・ウェルチはいかにもアメリカ的なセックスシンボルだ。原始時代のワイルドな美女を演じたり、PB誌のグラビアとかにも載っていた。当時何歳だっけか、おれは。デモ何故か良く知ってる・・・笑
7点(2003-07-11 21:54:22)
6.  2001年宇宙の旅
まぁ・・・自分としては「これは面白い、面白くない」等と簡単に判断できず、そういった意味ではなかなか人に勧められるような代物ではないと思っています。私は「神々の領域」がうんぬん・・・的解釈はできませんが、ボウマンがHALを抹殺(?)するくだりが印象に残りました。古より進化、あるいは進歩してきた(進化論の論議は、この際おいといて)はずの人類にとって、おのれの歩みの過程で身に付けてきたもの達、いわゆる文明文化の集大成があのスーパーコンピューターであり、結局それが「謀反」を起こして脅威になるという皮肉。それを捨て去ってスターチャイルドへ転身(?)したボウマン。ある意味、退行の中に新たな段階への「進化」があるというのでしょうか・・・?HALに生じた「些細な故障」は、人間の文明社会全体の崩壊を暗示しているように思えました。十人十色、さまざまな見方があって当然でしょうし、本作品から実際に何を感じたのか、評価の点数は受け止める側の解釈次第ということに尽きましょう。制作された時代を考えれば、傑出した映像技術は評価されてしかるべきでしょう。
7点(2003-06-20 14:23:43)
7.  ウエスト・サイド物語(1961)
名作です。これからも名作と呼ばれるでしょう。テーマ曲は本当に素敵です。
7点(2003-06-05 11:56:53)
8.  荒鷲の要塞
始まって早々は少々話が判りにくい展開だが、要塞潜入からは面白くなる。R.バートンが裏切り者なのか味方なのか、観ていても一瞬判らなくなり、要塞内で敵味方が疑心暗鬼のやりとりをするシーンは結構楽しい。見せ場の峡谷ロープウェイ上での格闘は圧巻。カメラワークの良さと相まって迫力があり、何度観てもスリリングだ。ただ、要塞と言う割にはドイツ軍がずいぶん貧弱で、脱出から最後まではちょっと上手く納まり過ぎの感もありなのだが、戦争映画というよりスパイ活劇ものとして、そこそこ楽しめると思う。マクリーンの原作を未読の方には、そちらもお薦めしたい。
7点(2003-06-05 11:15:25)
9.  明日に向って撃て!
セピア・カラーのオープニングからストップモーションのラストまで、鮮烈な印象を与えてくれた作品。主人公の二人が自由を求める刹那の生き様が爽快であり、そして切なくもある。誰もが一度くらいは耳にしたことがあるであろうB・バカラックの名曲、「雨に濡れても」が流れる、例の自転車のシーンの美しさ。幾たび観ても感動を覚えます。本作品はアメリカン・ニューシネマの代表格として多くの評論を受けていますが、時代背景を考えた時に泥沼化したベトナム戦争の影響を大きく受けたことは想像に難くない。アメリカの大国としての威信は失墜し、精神面でも文化面でも、抱える様々な矛盾や虚構が大きな問題となった。本作品においても、夢や希望、自由といったフレーズが現実には空しい物なのだよと訴えかけているかのようだ。しかし、本作を観終わって心に残る爽やかな感動は一体何だろうか?スクリーンの中の男達は活き活きと輝いている。絶望感や悲壮感は微塵もないではないか。そして映像は余りにも美しい。何かの書評にあったかも知れないが、確かにこれは優れた演出と名優が織りなした、自由という名の下に謳歌した「青春期」への鎮魂劇ではないのだろうか・・・。そういった意味で、本作はいわゆるシニカルなニューシネマというジャンルには収まっていないと、個人的には強く思うのだった。多くの名画を世に送り出したヒル監督のご冥福をお祈りします・・・。
8点(2003-06-04 20:24:26)(良:1票)
10.  イージー・ライダー
まさにアメリカン・ニューシネマの代表格。斬新な脚本と大胆な演出は今でも色褪せることなく魅力的だ。当時のハリウッドに強烈な衝撃を与えたというのも理解できる。ロックをBGMに自由を求めて南へと旅立つ二人は、混沌とした状況下で将来に不安を抱える多くのアメリカの若者を象徴している。そして、旅の道中に起こる様々な出来事は病めるアメリカの姿を如実に示している。行く先々で受け入れられない彼ら。そしてあまりにも呆気なく訪れる、不条理なラスト。一時間半のロードムービーは、自由を謳歌していてもそれは本当の自由なんかじゃない。本当の自由を求めても実はどこにもそんなものは無いんだぞ、と訴えかけてくる・・・。
7点(2003-06-04 19:02:17)(良:2票)
11.  鳥(1963)
子供心に怖かった。最新の映像技術を駆使して、リメイクしてみたらば、凄い映画になるんじゃないでしょうか、これ・・・?
6点(2002-12-18 17:23:05)
12.  史上最大の作戦
最後に観たのが10年は前でしょうか。全編、作る側の姿勢(連合国寄り)がしばしば顔をのぞかせて残念。しゃあないけど。ラスト近くの空兵の台詞は印象的である。「奴は死に、俺は負傷、お前は迷子。これが戦争なんだ。」ううむ、そりゃそうだ。
5点(2002-12-06 14:59:50)
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