1. 時計じかけのオレンジ
好きか好きではないかで点数をつけているので、この点数。この作品は間違いなく「映画」であって、多くの人に衝撃を与えている。決して忘れられない作品だと思うし、語り継がれてゆく名作かも知れない。……でも出来れば目を背けていたい世界。関わりあいたくない世界。なのでとりあえず、この点数で。 5点(2004-07-10 21:32:06) |
2. アメリカン・グラフィティ
青臭い青年が、ダサくて格好悪いんだけど、でもなんだかとっても格好よく描かれてました。全体的に漂ったダルさも、青春そのものです。うまくまとめて、解決していないところが逆に面白い! 6点(2004-04-30 00:35:14) |
3. 天国から落ちた男
S・マーチンは好きですが、この映画は笑えませんでした。単純じゃないコメディっていいますか、ストーリーが分かりづらかったです。コメディなのだから、話を複雑にせず、もうちょっと単純にして欲しかったです。女優さんのキャラも強すぎで、ひいてしまいました。 6点(2003-12-14 19:15:59) |
4. 約束(1972)
《ネタバレ》 ファーストシーン、一人ベンチに座り日本海を見つめている蛍子。そのシーンが長いので、これは何だ?と思うと、ようやく2年前の回想に入ってゆきます。そこで描かれている過去の恋。恋と呼ぶにはちょっと不完全な恋。不完全だから恋。(笑)なんだか二人の気持ちがスクリーンを越えて伝わってきました。どうにも出来ない歯痒い思い。立場。そしてラストシーン、回想を終え現実を見ると、現実は目に映る日本海の海よりも厳しかったのです。 9点(2003-12-09 11:12:17)(良:1票) |
5. タクシードライバー(1976)
全然わかりませんでしたー。デニーロのキャラとか心情は伝わってきたんですが、だからなんなんだろう……? 歪んだ主人公に感情移入できませーん。 5点(2003-11-29 18:19:09) |
6. クレイマー、クレイマー
出演者全員の演技が素晴らしい!!特に子供。可愛い……。これは大切なことです。子供をどっちが引き取るかがポイントになる話なのに、子役がチャーミングでないと気持ちの入れようが半減します。自分の子供は宝だし、どんな顔をしてても可愛いはずですが、他人の子供を見ているわけなので子役の演技、キャラクターは重要になります。また、それぞれの個性も分かりやすく作られており、感心しました。でも最後のシーン、あれで終わるのは私としては納得でしませーん(笑) 7点(2003-10-18 13:18:39) |
7. ペーパー・ムーン
ロードムービーって好きじゃないんですけど、これは別。心が温かくなります。親子って知って自然な演技が納得できました。 9点(2003-10-02 02:12:36) |
8. 小さな恋のメロディ
名作と言われているのに、この歳まで見る気にならなかった。そしてやっと見たら……なんだか入り込めなかった。音楽はとても素敵。息子と両親の関係が、とってもリアルだった。寂しい現実。この映画を観て何かを思い出したと言ってる人たちは、思い出したことによって少しでも変わることが出来るのだろうか?それともただ思い出しただけ?(笑) 7点(2003-08-27 09:55:40) |
9. ある愛の詩(1970)
うーん、名作とされていますが、私はあんまり好きじゃないです。淡々とした展開に、二人の演技もやはり、淡々。(私はそう感じた)音楽は素晴らしい。哀愁が出てます。なんか重くて、もう観たくない(笑)。 5点(2003-08-03 23:30:36) |
10. 愛のコリーダ
阿部定怖い……。ある意味素晴らしい演技です。……これは、悪いけどAVにしかみれません。 5点(2003-08-01 20:09:45) |
11. オリエント急行殺人事件(1974)
原作に負けてる……。本の中の世界はリアリティあったけど、映像にするととても陳腐に見えました。 4点(2003-08-01 19:32:32) |
12. アニー・ホール
台詞がすごいですね。素晴らしいと言うより凄い(笑)。アカデミー賞なだけあるのかな。でも台詞にしか感心はしませんでした(笑)。ごめんなさい。 6点(2003-07-19 01:24:00) |
13. 最も危険な遊戯
そんなに危険な遊戯じゃなかった(笑)。松田優作は格好良かった。刑事ドラマでも泣きたい! 5点(2003-07-18 00:47:14) |
14. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 伏線が張り巡らされたシナリオ。なかなかここまでのモノは出来ません。人間の悪さではなく弱さを丁寧に描いています。これは目を見開いてもう一度観たいです。素晴らしいな、だから映画は面白い。名作です。 9点(2003-07-15 00:32:15) |
15. キャバレー(1972)
《ネタバレ》 この映画はとにかく台詞が面白い。「彼と寝たわ!」「……僕もだ」「……二人とも最低ね」「……三人とも最低だ」意表をつく台詞に計算されたシナリオ。NYでミュージカルも観たいと思いました。 9点(2003-07-15 00:28:19)(良:1票) |
16. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 一面のひまわり畑に深い意味があることを、映画を見終えてやっと理解できます。ビデオで見た後に、このひまわり畑を映画のスクリーンで見たいと思い、某名画座(もうなくなっちゃったんですけど)へ足を運びました。満席立ち見のその回で、私は一人、ハンカチを口にあて、嗚咽を漏らしながら鑑賞しました。「うっうっ……ううう」 隣の人の鋭い視線は感じたけれど、無視です、無視。「うっうっ……ううう」 こんな風に嗚咽を出してしまう映画に、最近出会ってないな。 10点(2003-07-15 00:07:48)(良:1票) |