1. ロリータ(1962)
あの自殺してしまった奥さん、とても魅力的な人だな、と死に際の慈悲深い台詞を聞いて思いました。死に際は誰しもよく見えてしまうだけなのでしょうか、いや、違うと思うけどな。少なくとも、あの場面を見て「嫌な女だ」とかを言ったりしている人がいたら、一言言いたくなりますね、「こんなにかわいい女性はいないじゃないか」と。もうひとつ、ピーター・セラーズの悪役ぶりはホント凄いね。ピーター・セラーズに似ている人がいたら絶対、このひと悪そうな人だな、とか思っちゃうもん。まあ、独特のルックスも災いしているのでしょうけれど。 4点(2004-01-14 21:59:32) |
2. 暴力脱獄
構図が見えてくるといかにも単純な映画。ほとんど早送りで見た。途中ボンキュッボンのネイチャンが洗車しているのを囚人たちが作業しながら見ているシーンで、そのネイチャンが最後の方で自慢のボンボンとした胸で窓を拭き始めたが(ただ胸が窓に当たっていただけなのか?いや、拭いてたんじゃない、工夫して)、ああいうサービスを日本のガソリン・スタンドでもやったら面白いんじゃないかな。まあそれは冗談にしても、このシーンには笑わされたね。 1点(2003-09-30 16:22:08) |
3. おかしな二人
僕は、綺麗好きで料理も上手いレモンの方がいいと思うけどな。レモンと女性二人でワーワー泣いている場面は最高!笑えた、笑えた! 2点(2003-08-25 22:05:39) |
4. 荒野の七人
パクリだけど楽しめる作品。 1点(2003-04-21 20:12:04) |
5. 華麗なる賭け
いい。かっこいい。 2点(2003-04-05 14:38:52) |
6. 恐怖の岬
皆さんの言う通りで、デ・ニーロのほうが怖かった。 1点(2003-04-05 14:19:39) |
7. 男性・女性
永遠に斬新で若い映画だと思います。でも戦争とセックスと政治、それに音楽から哲学まで、いろんなものをごちゃ混ぜに取り上げていて内容に重みがないのが欠点。 2点(2003-03-05 23:34:15) |
8. イージー・ライダー
ニコルソン途中で死んじゃった。麻薬を吸っているような主人公だが、若い世代ではこういう彼らがカッコいいとされてしまいがちなのはちょっと危険だと思うし、なるべく麻薬を吸って気持ちいいなんていうことを主人公が映画の中で発言するべきではない。 1点(2003-03-05 23:13:08) |
9. 引き裂かれたカーテン
ジュリー・アンドリュースにラブ。 1点(2003-02-26 21:46:22) |
10. 何かいいことないか子猫チャン
いやー、昼間テレビ東京でやっているのを録画して見たんですよ。そんでそんで、内容はね、いやー、いいのりですよ。終盤のホテルでのドンチャン騒ぎはまさに傑作ですね。あと、テレビだから吹き替えなわけ。だから、こののりそのまま体感できちゃった。なかなか楽しい。 6点(2003-02-18 16:25:20) |
11. 俺たちに明日はない
ウォーレン・ビーティーがとにかくカッコイイ。でも、こんな人生嫌だ。 9点(2002-09-29 16:44:01) |
12. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
カッコ良すぎます。 5点(2002-04-10 16:40:25) |
13. 夕陽のガンマン
カッコ良すぎでしょう。 3点(2002-04-10 16:33:19) |
14. アラバマ物語
黒人さんには無実になって欲しかった。無罪にすることで父さんが子供たちのヒーローになって欲しかった(無罪にできなくてもヒーローか、そうだそうだ)。最後に出てくる内気な青年が好きです。 1点(2002-04-10 16:20:14) |
15. 用心棒
リメイクのほうが好きだな。 1点(2002-04-10 15:20:43) |
16. 大脱走
《ネタバレ》 こんな豪華な作品はもう二度と出来ません。<追加>まず、これが実話ということでひとつ驚きです。そして、群像劇として非常に優れているということで、またひとつ驚きです。また、豪華な俳優人がたくさんいて、みんな一人ひとりが主人公級なのがこれまた驚きです。さてさて前半では脱出という目的に向かってみんなで協力していく姿、そして後半では脱走後のエピソードを綴っていきます。死んだ奴もいれば、うまく逃げた奴もいます。しかし、ここで重要なのは、脱走の行方や生死の問題ではなく、それぞれの生き様にあるのではないでしょうか。自分の命を失ってでも仲間を助けたり、最後まで抵抗し続けたり、新たな仲間を見つけたり…。いいですね、群像劇って。まあ、それはそれとして、ヒルツが帰ってきて牢獄の中で再びキャッチボールしておしまいというのもこれまた洒落てますね。まあ、気楽が一番、ってことですか。好きなエピソードは、へインズとドイツ兵のやり取り、へインズとコリンズのやり取り、ですかね。ヘインズ頭良くてかっこいいんだけど、友達思いっていうか、優しさも凄く持っていて、出てきた主人公たちの中では、一番好きですね。脱走という題材ですが、極めて優れた人間描写をしていて、単なるエンターテイメントを超えた、素晴らしい作品だと思います。 10点(2002-04-09 19:32:25) |
17. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
まじめに任務を果たそうとする空軍士達が面白かった。 9点(2002-04-08 10:08:34) |
18. サイコ(1960)
もう傑作としか言えません。 <追加1>サントラ盤を最近買いました。バーナード・ハーマン凄過ぎです。シャワーのシーンの音楽がよくもてはやされていますが、それ以外の音楽もなかなかの傑作ではないでしょうか。まず、オープニング曲ですが、この曲実に巧みな曲です。何が巧みかというと、この音楽はヒッチコック風のサスペンス調であるということです。マリオンが現金を横領して雨の中をいろいろ考え事しながら車で逃走する場面でも、ほとんど同じ音楽が流れるのですが、まさにこのシーンそのものという音楽。つまり、このオープニングの音楽は、”これはサスペンスですよ”というほとんど暗示に近い音楽なのです。ちょっと不気味な響きも見せますが、それは後々出てくるノーマン・ベイツを暗示しているといえるでしょう。オープニング曲が終わると、町の風景からホテルの一室が映し出され、男女の会話が始まります。この時流れる音楽も男女の会話からサスペンスの香りを出すのに一役買っています。この知的でスリルのあるサスペンス調の音楽で、観客はマリオンの動向に目が行ってしまい、後々の恐ろしい展開など想像もつかないというわけです。これぞまさにバーナード・ハーマンの妙技なのではないでしょうか。サントラCDのトラック39は、本当にホラーという感じの音楽ですが、ペンデレツキのような前衛技法を使うことなく(まあ、ペンデレツキの前衛作品は1960年代に台頭しますが、この映画が完成した1960年にはペンデレツキの前衛作品はまだ世に存在していませんね、ちなみにペンデレツキの前衛作品の代表といえば”広島の犠牲者に捧げる哀歌”ですかね、個人的には”アナクラシス”の方が好きですけど…)、割と古典的な手法でこれだけおぞましい表現ができてしまうとは、バーナード・ハーマン本当に凄いです。しかも全曲弦楽合奏というシンプルさ。バーナード・ハーマンはやっぱり天才だと思いますね。”タクシー・ドライバー”のジャジーな音楽も最高でした。バーナード・ハーマン最高!<追加2>サントラCDトラック38カッコ良過ぎ。 7点(2002-01-31 12:28:01) |
19. ハスラー
まあまあ。 1点(2002-01-31 12:23:16) |
20. 2001年宇宙の旅
なんといってもリゲティの音楽強力!「レクイエム」を聞くと、目に見えない恐怖、誰にも言えない恐怖、自分の生活を誰か他人に監視されている恐怖、細菌が体内で勝手に増殖していく恐怖、などが僕には連想され、言い知れぬ恐怖を感じます。ですが、それがなんか自分を盛り上げてくれるんです。こんなパワーをもった音楽は他にない。 9点(2002-01-31 11:50:42) |