1. ダンボ(1941)
《ネタバレ》 象が空を飛ぶというアイデアはおもしろいし、この頃のディズニーは生きものが動きまわるから楽しい。終盤のサイケデリックな演出が多少浮いているように感じた。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-18 23:22:22) |
2. ファンタジア
想像をはるかに超えるアニメーションでした。20世紀のアニメーションにおける情熱を体現する作品だと思いました。これが手描きだなんて信じられない! [インターネット(字幕)] 8点(2015-01-18 16:03:13) |
3. ピノキオ(1940)
『星に願いを』にのせて夜空にはじまり、夜空におわる。全編はもちろん、このシーンだけでも心が温まります。1940年ってことは、昭和15年かな。ディズニーの情熱が成し得た奇跡ですね! [インターネット(字幕)] 8点(2014-11-30 23:34:38) |
4. 素晴らしき日曜日
《ネタバレ》 カメラ目線で観客に訴えるところですね。エアーオーケストラ(笑)で本物の映像を流さずに、男の指揮と音楽だけで魅せたところもよかった。人間的な魅力に溢れた、名シーンだったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-25 17:35:33) |
5. わが青春に悔なし
後半の田植えにはすさまじい気迫を感じた。黒澤作品の心は、いつも真っ直ぐとしているので観ていて心地よいなあ。それはさておき、原節子さんの胸ポッチが気になって仕方がなかった件について。君もそうだろう? [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-11 22:24:14) |
6. 一番美しく
戦後すぐに撮影された『わが青春に悔なし』を観ると、よほど国策映画などはつくりたくなかったのだろう。できる限り、そうした映画にはしたくないという心は伝わってきた。ただし、グラフ→物語→グラフ→物語という構成は、すこし退屈ではあった [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-05-11 22:16:41) |
7. 續・姿三四郎
斬新な?表現方法がいくつか心に残っているけれど、肝心の内容はというと……。姿の心は晴れたのだろうか [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-05-11 22:11:30) |
8. 第三の男
いわゆる古典。いつかどこかで出逢ったいくつものドラマが、この映画から影響を受けているらしい教科書的なアレです。全体に抑揚がなく、逆にそれをしっとりと楽しめればいいのですが……音楽がちょっとでしゃばりすぎていたかなと思う。おもしろい音なんだけど、他のレビュワーさんにもありますが、鳴らしすぎかな。流れで勝負する映画というより、一発のシーンのパンチ力で押す映画ですね [DVD(字幕)] 6点(2006-11-21 00:49:55) |
9. 酔いどれ天使
「あしたのジョー」を思い出したのは僕だけ? この危うさ、脆さが作品として成立する理由を考えずにはいられない [ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-10 06:16:12) |
10. 虎の尾を踏む男達
もう皆さん仰ってますが、やはりエノケンという人物の圧倒的インパクト……!! もう完全に、絶滅保護指定俳優です。そしてまさか、弁慶からアルファ波攻撃を受けるとは……!! 【追記】没後10年黒澤明特集で再見。今回は弁慶から睡魔を貰いませんでした。エノケンの、あのキャラクターがこの世界に紛れるだけで、ここまでおもしろくなるのかとワクワクさせていただきました。6→7点 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-27 05:39:51) |
11. 野良犬(1949)
《ネタバレ》 安心して観ることのできる良作。三船&志村は、ブラピ&モーガン・フリーマンといったところでしょうか。三船新人がナイーブってところが素敵。軸となるストーリーはよくある刑事モノなんですが、撮りかたひとつでなんとでもなるんだなあ。魂が宿った映画です。それにしても、昭和24年という戦争直後でさえ「最近の若者は…」なんてセリフがあったんですねぇ [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-21 01:20:54) |
12. 姿三四郎(1943)
60年前でしょ。戦時中でしょ。う~む……普通です。逆に言うと、この時点ですでにエンターテイメントのひな型がすでに完成していたということです。柔道の三四郎ってのはコレのことだったんですね。途中で気付きました…orz。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-20 03:12:06) |
13. チャップリンの殺人狂時代
《ネタバレ》 おっと、コントじゃない! 社会派ドラマだ! テンションは先の作品までと異なるんだけど、安心して魅せる部分は変わっていません。ただ……殺人はアマチュアでもいかんだろう。いや、もはや時代は善人の語るものではなくなってしまったのか……。チャップリンの悲しみに溢れた作品です [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-21 02:28:45) |
14. チャップリンの独裁者
ヒトラーってもはや伝説の人物なわけじゃないですか。それを……大戦中にその行いを皮肉ってしまうって……orz。ダブルで伝説、黄金伝説ですよ。手塚治虫の「アドルフに告ぐ」に登場するヒトラーが、ちょうどこんなキャラクター。猜疑心が強くて、ビビリで、だからグワーッてしゃべる。実際もこんな人だったんでしょうか。それなら性格までも皮肉ってコントにしてしまうという……。演説でむせかえるって最強でしょ。勇者チャップリンめ! [DVD(字幕)] 9点(2005-12-13 23:18:11) |
15. 紳士協定
いやぁ……熱い映画だぜっ! もっと「うおりゃあぁぁ!」って感じの主人公が好きだけど、彼は育ちがいい人だからね。やっぱり、こういうメッセージを投げかける人が平均以上の生活を営んだ上で「大きな志」を持って「これはいかんのだっ!」って言っても悲しいかな説得力はダウンするでしょ。そこがこの映画の「あと1歩」な感触を残してしまう理由だと思う。でもこういう人がこういうメッセージを投げかけるというのはとても素晴らしいことだと思う。とにかく!熱い映画なんです! [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-21 01:50:01) |