1. レ・ミゼラブル(1998)
大学の演劇部のレ・ミゼラブル公演を見た日の夜に、偶然テレビで放映しているものを観ました。こんな状況で観たら、どうしたって物足りなく感じちゃうでしょう!? [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-31 14:21:00) |
2. 恋愛小説家
先日久しぶりに再見しましたが、やはりとてもよくできた人間劇です。主人公のセリフは一見ひどいようで、しかしたまに物事の本質を突いていて奥が深いです。良くも悪くもこんなにも人間味あふれる男を、私は愛しく感じます。音楽も控えめながら素晴らしく、サントラは「買い」です。 8点(2005-03-11 12:13:39) |
3. 刑事ジョー/ママにお手あげ
日本の二時間ドラマでもありがちな、普通のおばさんが見事に事件を解決してしまう系の話。この作品のママもかなりはじけてくれています。ほのぼのしていて良いんですが、肝心の事件展開がぬるいのが…。二人のキャラクタは大好きなので、親子漫才のようなやり取りは、殺伐とした事件の捜査が展開する合間の一服の清涼剤的に使えばもっと面白い話になった気がします。 4点(2004-12-17 01:51:28) |
4. マルコヴィッチの穴
本人が穴に入るところが最後のオチに使われると思っていたので、中盤でそれが出てきたのが意外。以後も全く先の読めない展開で、その不思議な話に引き込まれました。ギャグっぽいエピソード一つ一つに哲学的な意味が込められていて(多分)、完成度の高いブラックコメディに仕上がった印象です。全体的に薄暗く、顔をはっきり映さないなど、カメラワークにもこだわりを感じました。 7点(2004-12-17 01:28:58) |
5. バードケージ
全編ものすっごいカラフルだったというのが印象に残ってます。オカマちゃんたちのリアルな演技も結構笑えました。“グアテマラネーゼ”がケツ出してプールの掃除しているシーンなんかがなぜか思い出されます。こういうネタを受け付けない方もいるんでしょうが、明るくてゲラゲラ笑え、自分では気に入った作品です。 6点(2004-10-20 19:36:20) |
6. スパイ・ハード
初めて観たレスリーニールセン作品、だったと思います。特に「天使にラブソングを」「ホームアローン」のパロにはニヤリとさせられました。かなり下らなくはありますが、新鮮さもあって意外とイケました。彼の全盛期ではないらしいので、そっちがとても気になります。 5点(2004-10-20 19:14:03) |
7. 羊たちの沈黙
最近になってようやく観ました。その後の亜流作品を先に何個も見てきただけに、衝撃度は若干弱まっていたかもしれません。しかし映像の効果を利用して最大限に恐怖と不気味さを演習していて、これぞサイコスリラーのお手本、といった感じで予想通りコワ面白かったです。 7点(2004-10-07 02:43:45) |
8. シンドラーのリスト
全編リアルな迫力があり、最後まで衝撃の連続でした。最初の山場、ゲットー解体の場面では本当に震えました。本当にあった話か?、というより、嘘であって欲しい…と思わずにはいられないほど残酷な場面の連続。最後のご本人達の登場で、これがたった約60年前の出来事だという現実を改めて知らされます。映画だから全てを事実に忠実に再現したわけではないかもしれないけど、ホロコーストの悲劇の生々しさをリアルに再現し、物語もきちんと作られているあたりはとても見事です。あまりにショックで三日連続で見てしまいました。 9点(2004-10-07 02:12:21)(良:1票) |
9. シベリア超特急
ビデオの裏に、「ラスト二段のどんでん返しは友達には言わないで下さい」みたいに書いてあった。ビデオ版ではその場面はカットされていることをその時は知らずに、ビデオの最後に収録されていた「主題歌」と「NG集」が二つのどんでん返しなんだと自分を納得させていた。【追記】ビデオを見た翌日テレビが壊れてしまい、買い換えるハメになった。本当の話だ。マイク伝説がまた一つ…。 0点(2004-09-19 23:16:48)(笑:4票) |
10. トワイライト 葬られた過去
実際は全く別の話ですが、設定上『動く標的』のハーパー探偵シリーズの三作目と考えてよさそうです。有名どころがズラリと出ていますが、『動く標的』シリーズ同様特に盛り上がりに欠けます。そして淡々と事件が発展していきます。事件の複雑さはあいかわらずですが、見ていてこんがらがる事もないでしょう。娘の「乳」が話題になりがちですが、人生のたそがれどきを演じる俳優陣の方に注目しましょう。それがなければB級サスペンスになっていたと思います。 4点(2004-09-12 06:04:35) |
11. ニック・オブ・タイム
絶望的な状況下から一体どういう風にして困難を乗り越えていくのか、片時も目が離せないほど入れ込んで見ていました。なかなかあんな状況に遭遇できるものではありません。孤独な主人公に後半になって味方が現れるのが、自分のことのように嬉しかったです。解決後があっさりしていて、エピローグがもう少し見たく思いました。 7点(2004-09-12 04:44:55) |
12. 真夜中のサバナ
この作品の言わんとすることは「知らぬが仏」「言わぬが花」ということになるのでしょうか?素材を殺した料理は、大変もったいないように感じます。そんな作品の感想も、当然言わぬが花。 3点(2004-09-12 04:29:58) |
13. 恋人までの距離(ディスタンス)
ヤらなければ7点。ヤったので6点。いくら講釈たれても、人間最後にヤることは一つかよ。皆、どうかこの浅はかな減点方法をお許しください。でも文句はいいましたが、嫌いじゃないです、この作品。 6点(2004-09-12 04:13:33) |
14. ダブル・ジョパディー
鑑賞中の私は、夫に裏切られた哀れな彼女に過度なほど感情移入し、共に復讐に燃えておりました。当然彼女が復讐を遂げた後、胸に訪れたのは爽快感でした。今回このレビューを書くにいたって、もう一度作品の内容をざっと追ってみました。…微妙やん。 7点(2004-09-12 03:51:42) |
15. マトリックス
見る前には、ちょっと特撮がすごいだけだろ?所詮オコチャマ向け、などとバカにしておりました。テレビ放映を見た今、そうした考えを取り消させてもらいます。あからさまなパクリを考慮しても、映像化したスタッフの力・技術は大したものです。ただ同じようなものを二つも三つも見るのは、あまり好みませんので、一作で完結して欲しかったであります。 7点(2004-09-12 03:39:22) |
16. ア・フュー・グッドメン
面白く感じた法廷劇。被告、検察、弁護人、みななじみの顔ぶれで、入りやすかった。なぜか、トムクルーズというと「ビッチ」だの「シット」だのとシャウトする姿が、いやに思い出される俳優である。タイトルの「アフュー」という部分は言いづらいし、ちょっとだけおマヌに聞こえる。 7点(2004-09-12 03:18:22) |
17. 虚栄のかがり火
系統としては嫌いでないジャンルだが、イマイチ話に乗れなかった。なぜだろうかと考えてみた。作品は正義が勝ち、悪が裁かれる単純明快作品ではない。アメリカの社会の問題・影の部分の一つを題材としている。しかしそうした問題提起はあっても、劇中その解決策は提示されていない。裁判で無罪を勝ち得ただけだ。これがイササカ後味の悪い終わり方に感じられたからだと思う。リアルに描けば描くほど、面白く見せるのは難しいことなんね。 4点(2004-09-12 03:06:50) |
18. ユー・ガット・メール
ストーリーはありきたりで、これぞラブストーリーのお手本、という感じ。Eメールでの恋、というのも今となっては少し古臭くさえ感じられる。それより、ニューヨークの街での生活がとても魅力的に描かれていた点が良かった。 5点(2004-04-04 23:44:19) |
19. フル・モンティ
ストリップで成功してどんどん金持ちになるような、立身出世の話かと勘違いしてました。だから、最後初めてショーをやるところで幕が降りたのが物足りなかった。さあ、笑うぞー、と期待して見たのが悪かったのか、思ったほどは笑えなかった。元上司のおじさんが良かった。無職なのにダンス教室なんか行ってちゃダメだって。 4点(2004-03-31 23:36:59) |
20. きっと忘れない
ありがちな設定。心に傷のある学生と余命幾ばくもないひねくれ者との出会い…それは悪くないけれど、自分に合わなかった。相性の問題か、人生経験が足らんのか。 4点(2004-03-31 22:51:22) |