1. 大人は判ってくれない
《ネタバレ》 よくここまで子どもの目で撮れましたね。牛乳ビンのシーンとか、汚れた手をカーテンで拭いちゃうとか、憎い演出です。盗んだモノを戻しに行って、捕まる。やるせない・・・。 切望する親の愛情が薄っぺらなモノであったことは、少年にとってどれほどツラく悲しかったことか。印象的なカメラワークであったラスト、少年の表情は「一人で生きてやる!」といった意志よりむしろ、失望感にさいなまれているように見えた。 7点(2004-06-13 04:59:31) |
2. 十二人の怒れる男(1957)
ものすごく惹きこまれました。社会的意義の高い作品ですね。 9点(2004-01-21 19:26:21) |
3. 禁じられた遊び(1952)
《ネタバレ》 戦闘シーンをほとんど見せない反戦映画。これは常の戦勝国アメリカでは到底描くことはできないでしょう。ましてや、子どもの目から見るなんて。戦争の一番の犠牲者は子どもですよ。「モグラ、ネズミ・・・人間」純真無垢ゆえに残酷・・。これは決して過去の話じゃない。今なお、新たなポーレットが生まれているかもしれません。考えただけで、胸が締めつけられる思いです。 8点(2003-12-19 01:00:39) |
4. ローマの休日
余計なセリフ、演出がなくても表情・視線だけでふたりの想いが伝わってくる。‘妖精’と謳われたオードリー、世紀を超えて魅了されました。永遠のラブストーリー。 9点(2003-11-05 18:09:06) |