1. Kids Return キッズ・リターン
びっくりするぐらい面白かった。力関係の移り変わりとか、勢いと厳しさのバランスとか、うわーわかるわかるって凄い共感した。しかもわりと深い方の共感です。たけし流、静と動のバランスとか、笑いを交えたたけしさん独自の視点と表現が映像に深みと広がりを与えてる。一つ一つのカットのクオリティーの高さもこの映画の面白さを支えた。てか僕は何様だろう。本当は何も言いたいことはありません。面白いときは何も言いたいことがないんです。無言のリスペクト。自分のキャパから相手の表現力があふれかえってる状態ですわ。 [DVD(字幕)] 9点(2005-07-07 04:18:59)(良:1票) |
2. サイダーハウス・ルール
「ナンかいい」のがナンでいいのか、いまだに謎です。何回も観てるんですけどついその理由について考えるのを忘れてしまいます。「ほのぼのしてる」「優しい」とはよく言われますが、それが、ただ単に「いい映画だ」という以上に、それこそが自分的にナンバーワンであるような気がします。 [DVD(字幕)] 10点(2005-07-07 00:39:43) |
3. KIDS/キッズ
たぶん問題提起してるわけじゃないし、エイズがどうとか、メッセージとかそういう深刻な映画じゃないと思う。そうじゃなくてまさに「こんな感じ」っていう映画。それ以上の姿勢を作らず「マジかよ?」で終わる放ったらかし感が僕は好きです。これを書いた脚本家は19歳ですからね。きっと彼は世の多くのインチキな人間描写に真面目にムカついてるんでしょう。超真面目にムカついてるんでしょう。 8点(2003-10-18 01:47:13) |
4. 幼なじみ
ストーリーは現実の悲しいことばかり扱っていながら、その一つ一つの状態が人と人との関係によって超微妙に生ヌルく演出されつつ展開していきます。ラストが物足りなく感じたのでマイナス1点にしましたが、濃いぃ9点です。ちなみに同監督の前作「マルセイユの恋」はレンタル店(近所の)にも置いてなくDVDも発売していないようです。本国フランスではヒットしたようなんですが・・・。悲しい~!! 9点(2003-10-17 07:30:33) |
5. ガンモ
特に意味ないところが最高にいいです!まるで自分の人生のようです。もちろん僕は猫殺したりしないですけど、実際やってるやつがいるわけでしょ。だからやっぱ自分の人生のようです。力くらべしたりとか、バカっぽくてリアルですよね。でもハーモニー・コリンはもうクスリやりすぎでグダグダらしいです。 [DVD(字幕)] 8点(2003-10-17 06:28:16) |
6. ジュリアン(1999)
ハーモニー・コリンで一番好きなのがコレです。何がどう好きとかはまぁどうでもいいです。 10点(2003-10-17 05:28:34) |