Menu
 > レビュワー
 > マーチェンカ さんの口コミ一覧
マーチェンカさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 206
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22117/
年齢 43歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  太陽の王子 ホルスの大冒険 《ネタバレ》 
高評価の方には申し訳ないのですが、あくまで僕個人の評価と言うことで・・・宮崎・高畑両人の左翼的理想主義が相当ストレートに表れているように見えました。その点が邪魔をしてどうしても「ファンタジー」として作品世界に入り込むことが出来ず、いまいち楽しめませんでした・・・ただアニメとしての完成度はとても高いと思います。<追記>上に「宮崎・高畑両人の」と書きましたが、よく考えたら脚本家は別の方だし、宮崎氏に至ってはこの作品に関してはあくまで裏方の一人なんですね・・・個人的に左翼的理想主義を色濃く感じるのは事実なのですが、上のお二人との関連を特に重く見るのは間違いかもしれません。  <2013.10.18追追記、点数を6点から9点に変更しました> 『かぐや姫の物語』が公開されるのを機に、復習のつもりで見直してみたのですが・・・本当に今さらですが、そのアニメーション表現の凄さといったものを、素人ながらに実感できたような気がします。話の内容どうこう以前の問題として、今回見返してみて、その表現一つ一つにこもる「動き」や「生命力」に、大げさかもしれませんが衝撃を受けました。  お話と言うか、物語の展開のさせ方の方はスタッフたちの若さゆえか(あるいは有名な話である逼迫した制作状況もあってか)、荒削りと見える部分も見受けられますが、この作品の場合その荒々しさや若さが一方でこのようなアニメ表現の勢いを与えているとも思います。  またこの作品において、既に「団結した集団への志向」と「自立的判断ができる個人」の融和(あるいはそれらの矛盾をはらんだ混在)、「善とも悪とも判断できない複雑な人物の造形」といった、高畑勲監督の手法の片鱗が見えていることもとても興味深いと思います。
[DVD(邦画)] 9点(2003-10-31 11:42:33)
2.  去年マリエンバートで
その始まり方からして何とも不思議な映画です。時間、空間が交錯して、独特な作品世界を形成しています(しかもプラスアルファがいくつかあります)。その世界観は何だか解釈を拒んでいるようにも見えます(僕自身は「解釈狂」だと自分では思っており、この映画についても既に解釈を強引にしてしまいましたが・・・)。しかし何はともあれこの映画が、気だるく、幻想的で、そして無機的な美しさを備えていることは間違いないと思います。
9点(2002-07-07 13:23:40)(良:1票)
3.  アルファヴィル
『男性・女性』や『中国女』といったテンポの良いゴダール作品を見慣れてしまっていたので、正直言ってこの作品は少しキツかったです。僕が見たゴダール作品と違ってちょっとテンポが抑え気味に感じられたし、そうそう際立った映像演出もなされていないように思いました。また内容も、ゴダール自身が「実験的、芸術的、冒険的SF(そう、この映画はSFなのです。ただしセットは一切使用されていません)」と言う様に、非常に深い内容でした・・・ただ個人的には、完全な管理社会である「惑星都市アルファヴィル」の無機的な雰囲気が好きだし、ラストシーンにはなぜかやたらに感動してしまいました。また全体的に深読みできそうな点が多々あるので、これからも何度か見返したいです。
7点(2002-06-16 02:36:33)
4.  男と女(1966)
僕はまだまだ精神的にガキなのでこんな大人の恋愛映画にコメントを書くのも無謀な気がするのですが、僕なりに楽しめました。良いですね。有名なテーマ曲も、映画の雰囲気も、物語も。もっと大人になったら見返したいです。
8点(2002-05-06 19:43:31)
5.  中国女
「地に足のついていない理論を振りかざしても行き着く所は袋小路でしかない」と言うことをリアルに描いた映画だと思いました。最後は「現在修行中」ということだけを示して終わっていますが、これは「お前らも現状を変えたければ自分で動けよ」というゴダールのメッセージなのでしょうか。ストーリーも(消化不良気味ではありましたが)面白かったし、個人的には何より映像表現の見事さ、カッコよさに惹かれました。
8点(2002-04-01 16:28:28)
6.  穴(1960)
このサイトを見つけて本当に良かったです。そうでないと恐らくこの映画を見ることは無かったと思います(少なくとも見るのはもっと後になったことでしょう)。穴掘りの様子自体も面白かったし、最後の30分はかなり緊張しました。それにしても田舎住まいの身としては、まさか近所のビデオ屋でこの映画を見つけるとは思いませんでした。↓皆さんありがとう、見てよかった!
8点(2002-03-29 01:05:40)
7.  男性・女性
『気狂いピエロ』はかなりしんどかったので、この映画も「合わない」と思ったら途中で見るのを止めようと思っていたのですが、見始めたらかなり面白くて、最後まで見れました。映像がめちゃくちゃカッコいいですね。脚本も、政治的な内容と一組の男女の運命を重ね合わせているところが、すごく上手いと思いました(僕みたいな若造がゴダールの映画にこんなことを言うのもなんですが)。
8点(2002-03-25 13:59:15)
8.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
「この作品ほどブルーレイという媒体にふさわしい作品も無いのではないか」と感じて、ディスク購入と同時に何の気なしに見直してみたこの作品ですが、初見の時(つまりこのレビューを投稿した時)から数えて8年が経過した今になって、「えらいものを見てしまった」という圧倒的な印象を与えられたと同時に、この作品がある意味大変「怖い作品」だという事にも気づきました。ちなみにレビュー初投稿時の僕の採点は「7点」でした。  モノリスの影響により猿が知恵を身につけ、人へと進化し、やがてその人が宇宙空間へと進出して最終的に「スターチャイルド」として人類の究極のステージに到達する・・・もはやSFの古典となっていると言っても大げさではないこの作品の筋を知っている人は、恐らく多いと思いますし、僕も一番最初に見た時は、主に「このストーリーに共感できるか」という点を重視してこの作品を見ていたように思います(そしてその結果としての7点という採点でした)。  しかし今回見直してみて、そういうストーリーといった点からこの作品が大きくはみ出している、そして他のSF映画では殆ど見られない点があると(全く今更ながらですが)感じました(と言ってもあくまで「これまで僕が見てきたSF映画の中で」、という条件付きではあるのですが・・)。それは、この作品が「宇宙そのもの」を主題に取り上げており、その無限に広がる虚無的な「宇宙」に人間(人類)が対峙するその「状況そのもの」を、言葉による説明ではなくビジュアルを通して克明に描こうとしている点です。  例えば他のSF映画の多くが、地球外生命体や宇宙空間を扱っているとはいえ、それは最終的には「宇宙的なもの」に託して表現された「地上的なもの」である場合が多いと思うのです(宇宙空間=密室、地球外生命=敵、といったように)。そしてそういったSF映画を見る時、他では得られない非常に増幅された感情を視聴者は受け取りますが、その感情も最終的にはこの「地球上の生活」に関わるものであり、その作品を見ている間も、そして見た後も、心理的に「自分の足元にある地面にしっかり足を踏みしめたまま」といった感じの状態でいる場合が殆どだと思うのです。  しかしキューブリックはこの作品を通じてはっきりと、「何の比喩でも例えでもない『宇宙そのもの』と対峙しよう」と試みていると思います。ある意味非常に怖ろしい仕事だと思います。つまりそれは即、「宇宙的な意味で『人間』の存在意義を問う」ことをも意味すると思うからです。  一歩間違えれば人類を単なる「宇宙の藻屑」の地位にたたき落とすことにもなりかねないこの仕事を、キューブリックは徹底的なこだわりによるリアリズムと、主に映画終盤における圧倒的な内的イメージによって視覚化する事によって成し遂げました。僕自身は今回見直してみて、後半のあのボウマン船長の見たイメージを「圧倒的なものに対峙した際の状態」として受け取りました。そして宇宙という「無限」と対峙した彼は、最終的に「無限そのもの」である宇宙と一体化し、人類としての究極の境地に到達した・・・僕にはそんな風に見えました。  ここまで僕が書いてきたことははっきり言って僕の勝手な感想でしかなく、また作品が大変説明に乏しいために、僕の思い違いの部分も大変多いでしょう。しかし僕自身は、「宇宙における人類の存在」という大変気の遠くなるような仕事に映像を通して取り組み、たとえ言葉で説明されていないとはいえ、そういう無限的(あるいは虚無的)なものに拮抗するものとして人間を描き得ている点が、個人的な印象として強く残りました。   ・・・しかしそれにしても、やはり怖い作品だと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2002-03-19 02:15:53)
9.  鳥(1963)
僕はこの映画の大筋を知っていたのですが、それでも恐かったです。この映画の恐さは小さなネタバレ程度では殺がれない、という事でしょうか。前半30分程はかなり退屈しましたが、そこからはもう・・・後半の緊張感はたまりません
7点(2002-03-06 01:29:21)
10.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
<ネタバレあります>キューブリックはこの映画で何から何まで皮肉ってるように見えて、とにかくおかしくて堪りませんでした。やっぱりストレンジラブ博士は強烈ですね(笑)。後半の会議室での議論では優勢思想も飛び出してきて、もう本当に博士にとっては「ハイル・ヒトラー!」って感じだったと思います(笑)。
9点(2002-02-24 22:27:02)
11.  サイコ(1960)
言うことはありません。本当に面白かったです。あとオープニングのスタッフ・キャスト紹介の映像が凄くカッコ良かった。
9点(2002-02-24 19:51:02)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS