1. 北京原人 Who are you?
大作・感動作と製作元が高らかに喧伝。しかしひとたび体験してみると加速度的に堕ちていく演出と脚本。我先にと現実から目を背け物語から逃げ出す観客。そして逃げたしたくても逃げ出せず自分の仕事を健気なまでに全うした役者陣。まさにこの映画は日本映画界の「リアル・タイタニック」だ!さぁ、あなたもこの一大悲劇を体感してみないか!? 2点(2004-01-13 17:34:47)(笑:4票) |
2. もののけ姫
石田ゆり子の声が「もののけ」に思えず、宮崎監督が狂いながら迷走するかの如くまとまらないストーリー。美術の綺麗さは確かだけど、上記2点の欠点は余りに大きくどうしても「絵空事」としか思えなかった。そんな物語に「生きろ。」ってリアルな言葉を訴えられても心に響きません、ハイ。 4点(2003-12-24 13:19:33) |
3. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
当時、「ファイナルファンタジー8」をプレイしていた時分、この映画を観た時その美術にゲーム同様目を奪われて感動した。そしてその倍、空疎な脚本にゲーム同様ガッカリした。 4点(2003-12-24 13:06:33) |
4. 紅の豚
戦争が迫り来るともすれば重い時代の中で、それを笑い飛ばすが如く愉快に生きた、アドリア海の青さに育てられた愛すべき馬鹿どもと「美学」を持って生きた一匹の豚に乾杯。 8点(2003-12-24 11:59:18) |
5. ギャラクシー・クエスト
この映画を観た後、しばらく拍手は「サーミアン式」で行っていました。勿論あの半笑いで。 10点(2003-12-19 14:41:54)(笑:1票) |
6. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 あの衝撃は忘れられませんなぁ。どっかで見た奴だなぁと思って観てたんですが、後で「セブン」のジョン=ドゥであった事に気づき得心がいったものです。しかしこれで「ケビン・スペイシーは絶対何かを企んでいる!」という色眼鏡で彼の出演映画を観る傾向が自分の中に出来てしまいました。まったく罪作りな人だよ、アンタ。 10点(2003-11-11 16:47:58) |
7. DEAD OR ALIVE 犯罪者
見終わった後の発した一言。「有り得ねぇ・・・。」これに尽きる。 7点(2003-11-11 10:37:19) |
8. 機動警察パトレイバー2 the Movie
《ネタバレ》 雪とともに静かに、そして着実に「状況」が整っていく恐ろしさ。語りが過多気味な所が鼻につきましたが(押井さんの癖ですね)、これを見たときの衝撃は計り知れないものでした。人が無差別に殺されていく事が戦争の第一定義ではないという事をこの映画で知りました。まったく10年前にとんでもないもんを作ってくれたもんだなぁ。押井守という人は。 9点(2003-11-10 16:24:31) |
9. シベリア超特急
人生が一度きりで一瞬足りともかけがえのない時間だと思っているそこの貴方、是非見てください。そして私と同じ気持ちを終わった後に感じてください。・・・・・「この1時間20分、返しやがれ晴郎!(怒泣)」 0点(2003-10-29 17:47:00)(笑:5票) |