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ちずぺさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 102

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1.  普通の人々
この母親、インパクトありましたね。「まとも」をふりかざし、一見まったく「まとも」なのに、「このひとなんかおかしい、なんかまちがってるぞー!!」と言う思いを見るものに抱かせ、見るものを引きずり込んでいく。こういうところをきちんと押さえて筋をつくってあるところが、ほんとに凄いぞレッドフォードってかんじです。彼はもちろん「映画界の巨人」であるのは万人が認めるところですが、「アメリカの良心」と呼んじゃってもさしつかえないのではないでしょうか?
10点(2002-07-10 00:48:37)(良:1票)
2.  レザボア・ドッグス
個人的にはパルプフィクションよりもすごいと思います。もう脚本が緻密すぎでよく出来すぎ!!最近のものだと「ロックストック」なんかもこういう路線かと思うんですが、この作品が元祖じゃないでしょうか?もうかっこよすぎ!!!
10点(2001-10-16 01:19:12)
3.  ショー・ミー・ラヴ
個人的に、90年代青春映画の金字塔と認定しました。ダサい子のグループといけてる子のグループがクラスにあって、その間には確固たる壁があったりして…・。そう言えば中学生のときそうだったよなあ、と思い出させる新鮮な映画。エリンとアグネスの住む町はいなかだったから、心が通い合う人がたまたま異性にはいないってこともあるのかもしれない。そこのところが「ちょうどいい濃さにならないココアみたい」ってとこにつながってくるのだろう。あと、本当に気の合う子っていうのが同じダサいグループといけてるグループの中にいるともかぎらないってとこも、ちょうどいい濃さにならないココアで例えられているのかもしれない。それにしてもエリンの姉とその彼ってほんとにバカ。そのバカぶりもとってもリアル。忘れてた思春期を思い出す作品。娘が理解できない年になったらまた見て思い出したい。エリン役のアレクサンドラダヒストロームがとってもキュート!!スエーデンのクリスティーナリッチってとこか?
10点(2001-10-07 03:15:44)(良:1票)
4.  プリティ・ウーマン
これは主人と高校生のとき見に行ったのを再び見た。何度見ても良い作品だなあーーー!!と思う。「ちゃんとした」女の子はきっかけ次第でたちなおる、という話。その「ちゃんとして」いるかどうかのちがいは、人間としての誇りをもっているかどうかなんだけど、それがこの作品をみると具体的にどういうことか良くわかる。この役はジュリアロバーツ以外には考えられない。ほかの女優がやってもいやみになるか、非現実的になってしまうから。ええい!10点満点!!もってけドロボー!!
10点(2001-10-07 03:06:53)(笑:1票) (良:1票)
5.  アパートの鍵貸します
古い映画なのに、とても上質な現在にも通じるユーモアあふれるコメディだと思いました。実に緻密にできた脚本と、主人公のジャックレモンのコミカルな動きが最高にかみ合っててすばらしい。10点満点!!
10点(2001-10-07 02:56:54)
6.  秋刀魚の味(1962)
これはすごかった。よかった。拍手!!笠智衆いい。あの棒読み口調がたまらない。日本の「おとうさん」そのものだ。昔の縁談ってねー、こういうふうだったか、と納得。でもそれはそれでいいじゃない、と思える。だって笠智衆は娘の幸せだけをねがっているんだもん。その後、テレビなんかで笠智衆の顔をみるだけでなきそうになりますもん。多少静かなテンポなのは、最近の映画を見なれた人には前半ちょっときついかもしれないけど、そんなものはスグに慣れますって。小津監督は、黒澤監督とも一味ちがっていいですねーー。人物に「背中」で語らせる手法、とでも言いましょうか。日本人の美意識ってものがあるとしたら、この作品はそれを形にしたといえるのではないでしょうか。
10点(2001-09-10 11:05:03)
7.  エリン・ブロコビッチ
子供のためならなんでもするわ、というエリンのパワフルな生き様はまさに痛快。そして最後は大金をゲットするという実にアメリカ的なサクセスストーリーは秀逸。この人にあってみたい!と思わせるのは、映画の作り方と主演のジュリアロバーツの功績も大きいでしょう。アカデミー賞作品賞あげたかったぐらいなんだけど。私はダントツで大好きだけど、カップルでも、ファミリーでも、友人どうしでも、どんな人が見てもある程度は楽しめる保証付です。だから、みんなで見るものに迷ったらまよわずこれに決めましょう。もしつまんなかったら私のせいにしてもいいです。うちの近所の大型ビデオ屋でも20本ぐらいいつも全借り状態ですよ。(作品賞のグラディエーターはたくさん残ってるのに・・・笑)
10点(2001-09-10 10:36:21)
8.  リアリティ・バイツ
未完成のフイルムを人にいじられるくらいなら、自分自身の手で多少の妥協はあっても一本に完成させることが大事、ということが描かれている作品だと思う。青春とは人に触らせたくない未完成のフイルムの断片のようなもの。いくらテレビにつかってもらえるといっても、ピザハットの広告がまぎれこむのはあまりに残酷でリアル。秀逸な青春映画。主演の子もとてもキュート。いまの平均点5.1はあんまりだ。あげてあげたいので10点
10点(2001-09-10 10:17:56)(良:2票)
9.  オール・アバウト・マイ・マザー
2回見ました。妊娠中に劇場で見て、出産後にまた見た。はじめてみたとき頭をガーンとなぐられたような衝撃の作品だったが、2度目はそうでもなかったのはきっと、この作品の内容がすでに血となり肉となってしまい、主人公マヌエラのしていることが人間として当然と思えるからだろう。母親になったからかもしれない。あと、今回気付いたのはペネロペクルスが修道女だってこと。彼女の生き方で考えさせられるのは「慈善の対象とその距離感」について。慈善の対象に踏み込みすぎたあまり悲劇の人生を歩んでしまった彼女は若すぎたのか?彼女のような美しい心を持つ人間を不幸におとしいれる容赦ないストーリーが、世紀末的なリアリティを感じさせて、こう言う見方をしてもすぐれた名作といえる。そうした修道女や、汚く年老いてしまったオカマの中年、レズの大女優など、間違ってしまった人々、弱い人々を淡々と母性で包み込むマヌエラは本当に原母性的な存在といえる。人助けといったような中途半端な偽善よりはるかに上のステージで人を包み込むその生き方に涙せずにいられない。
10点(2001-09-09 00:39:15)(良:1票)
10.  シリアル・ママ
「笑って殺して」という感じで実に楽しげに殺人を繰り返すシリアルママの姿にさわやかささえも感じてしまう。とくに包丁じゃつまらないからと、ラム肉の足で「ビデオを巻き戻せ!!」といいながらなぐりつけて殺すあたりが、なかなかマニアックでいいです。社会のルールを守らないやつを成敗する正義の仕置き人?シリアルママは本当に実在したんでしょうか??とても実話だとは信じられません。この話、「ごみを分別しないとシリアルママに殺されるわよ」などと、グリム童話的に子供のしつけにも使えそうな気もした。使えないか。
10点(2001-09-09 00:29:10)
11.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
たくさん映画みてると、たまにこういう掘出しものに当たるのがうれしいですね。レザボアドッグスを思わせる乾いた、かつ馬鹿馬鹿しい回転式皆殺しムービー。ロシアンルーレット的なスリルでいっぱい。野蛮なのは基本的に嫌いなんだけど、知的なしかけがあるとコロっとまいっちゃいます。グッドです。
10点(2001-09-09 00:25:18)(良:1票)
12.  ウェディング・バンケット
私は個人的に、「グリーンディズティニー」以外のアンリー作品ははずれなしと思っているので、グリーン~をみてがっかりした人も、この作品や推手や、恋人たちの食卓はぜひ見て欲しいと思います。みないと絶対そんする!!父ランシャンが、息子がゲイであることをしっても、孫の顔をみるために知らぬふりをつづけて皿を洗う背中。中絶に向かう息子夫婦が出かけようとするのをとめようと、かばんをとりに転びながら戻る母の姿。偽装嫁を責めることなく、「あなたと赤ちゃんがほしい」と泣いてすがる母の姿。こうした何気ないがにじみ出る親の愛情を見て、それを「周囲」の雑音と切り捨てることができようか?もう後半、涙、涙でしたよ。アンリー万歳!!
10点(2001-09-09 00:12:45)
13.  推手 《ネタバレ》 
「恋人たちの食卓」と並ぶくらいこれもすごくよかった。拳法の先生で、書道をたしなみ、家の後継ぎの孫を気にかけ、ひとことも英語を話せない「いかにも」な中国人のおじいさんが、悪気はないんだけど、垢抜けたニューヨーカーの嫁と同居し、案の定うまくいかなくて、同じように厄介者扱いされている台湾人のおばあさんと息子たちの策略で結婚させられそうになるが、「陳さん(おばあさん)にも誇りがある」と書置きを残して家出をする話。家出したあと、バイトさきの店長に不当解雇させられそうになって、拳法をつかってふっ飛ばしてしまい、翌日のNYの新聞で英雄扱いされてしまうなど、面白いエピソードでいっぱい。主演のランシャンは中国の笠智衆と言った感じ?年老いていくことについて悲観的になりかけたときにぜひ見て下さい。勇気がわくと思いますよ。
10点(2001-09-09 00:05:11)
14.  I love ペッカー
ボルチモアの素朴なカメラ小僧の、家族や周囲の人々の素朴な様子を撮った写真がなぜかNYで認められ、もてはやされ、それによって周囲の人々の生活までがらりと変わってしまう。「有名になるとやりにくくなる」と主人公も思い始める。パッと出で認められてしまった人間なら誰にでも必ずぶち当たる壁の部分を本当に良く描いてある。不意にセレブリティーを手にしてしまったときに人の本当の品位が問われてくるが、このペッカー少年は本当に写真を愛する純粋な気持ちを忘れず、NYがなんだ、ぼくの作品をみたければボルティモアに来なさい、という毅然とした姿勢で挑むラストがすばらしい。ジョンウオーターズはただのヘンタイ監督にあらず。ヘンタイ作品ももちろん好きだけど・・・・。
10点(2001-09-08 23:58:13)
15.  ハピネス(1998)
昔の人々が連綿と築いてきたモラルをいったんぶちこわしたあとに、どこに一体「ハピネス」があるのかわからなくて迷走する現代アメリカ社会の縮図とも言える作品。「困った人は助けなくてはならない」「女でも可能性を追及できる。」「硬い仕事の男と結婚すればハッピーエンド」そのすべてがみごとに裏切られる姉妹たち。時間的には長めだが、軽妙なストーリー展開に長さを感じさせない。あのロシア人が着てたI LOVE NJ Tシャツは是非手に入れたい。
10点(2001-09-08 23:49:54)
16.  ピアノ・レッスン
頭をガツンとなぐられたような骨太な一本だったなー。
10点(2001-09-08 23:14:33)
17.  追憶(1973)
いうことなしの名作。偶然再会した軍服姿のロバートレッドフォードがバーブラストライサンドの家でよっぱらって眠ってしまい、ぐっすり寝ているRレッドフォードに愛しそうにバーブラがキスをするシーンはすばらしい。正しさを人に押し付けようとするバーブラと現実的に人を愛することを彼女に教えようとするRレッドフォードのすれ違いの愛の物語。切ない話です。一昔前の大人の人たちを理解しようとするとき、この映画は最良の一助となると思います。
10点(2001-09-08 23:06:20)
18.  戦場にかける橋
文句なしに良い作品です。私は、戦争うんぬんよりもこの作品からは「仕事」の大切さについて学んだ気がする。敵のための橋であっても、残る仕事ができたという誇り。そしてそれが壊されたときに見るものに圧倒的な力で訴えかけてくるそのパワー。一生に一度はみるべき作品だと思う。
10点(2001-09-08 22:45:57)
19.  M★A★S★H/マッシュ
最高にCOOLな作品。最初の「自殺は苦痛ではない」というテーマソングからしてぶっ飛んでいる。最初から最後までぶっ飛んでいて、途中挿入されている昔の日本の歌もキュート。ホットリップスもいいぞ。10点満点じゃなきゃ15点くらいあげたい所です。70年代にこんな映画つくっちゃうなんてアルトマンは神の啓示をうけているにちがいない。
10点(2001-09-08 22:38:13)
20.  クッキー・フォーチュン
ほんとにほぼ完璧な作品じゃないでしょうか。緻密で、計算しつくされて、しかもいやみじゃない。映画の教科書みたいな作品だとおもう。MASHのときからただものじゃないと思ってたけどこれはさらに洗練された、と言う感じ。
10点(2001-09-08 22:33:42)
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