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1.  ストーカー(1979)
この感覚どこかで味わったことがある・・・と思っていたら子供時代の野原での遊びの記憶でした。芒の原っぱは広大な海原、崖は海にそそり立つ断崖絶壁の秘密基地、廃坑は怪物の住むトンネルだったかもしれない。あそこを踏んだら異次元に落ちるから近づいたらダメ、とか。マンションの非常階段、抜け道的な用水路、おっかない爺さんの居る近所の立派な庭・・・かくれんぼかヒーローごっこか何の遊びだったか憶えていませんけども、この映画にはあの時の感覚が横溢している。「童心に戻って遊ぶ」と言えば、スポーツ化された雪合戦や欧米にあるサバイバルゲーム等がありますが、ルール化され、お金をかけて装備を揃える点で立派な「大人の」遊び。あの頃の、自由に想像力を駆使して遊ぶような面白さとは異なるものです。子供時代のあの感覚を再現するのにこういう手法があったかと唸りました。ちょっと異端の感想かしら。
[DVD(字幕)] 9点(2011-06-05 18:25:56)(良:2票)
2.  デュエリスト/決闘者
ナポレオン帝政全盛期から共和制移行までを歴史背景としつつ、無名の剣士2人が、時を変え、場所を変え、武器を変えて延々と闘うという話。こういう一発ネタモノはかなり好き。更には美術に対する独特の拘りが横溢しており、個人的にはタマランです。特に最後の決闘の舞台となる古城の廃墟が素晴しい。流石リドリーの長編デビュー作という感じ。
[DVD(字幕)] 9点(2008-09-28 22:27:51)
3.  ロッキー
よくテレビでやっているのを断片的に見て観たつもりだったけど、今回ちゃんと最初から終わりまで観てこんなにいい映画とは知らなかった。ノスタルジックなアメリカの下町の描写とハレの舞台の対比がイイ。音楽が何だか奇跡的に素晴しい。最近どうしようもない映画で延々とエンドタイトルが続くのに閉口する事が多いけど、こちらはあっという間に終わってしまう。いかにも低予算で無名の才能達がありったけの力を出し切った結晶という感じで良い。
[DVD(字幕)] 9点(2007-06-15 22:30:21)(良:1票)
4.  THX-1138 《ネタバレ》 
全体主義SFといい、白い近未来像といい、いかにも70年代で古い事この上ないですが、気にならず堪能できたのが意外。細部にも神経配らせて丁寧に創り上げられた物は、いつ観ても鑑賞に堪えうるもの何なんだなぁ…と思いました。アート性と娯楽性のバランスが絶妙。白基調の世界から一転して赤い大夕焼けへの変換は「ブレードランナー(完全版)」ラストの森林滑空に匹敵する位に好きです。 関係ないですが漫画「BLAME!」は「ブレラン」よりこちらに多く影響を受けてる感じですね。
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-12 01:13:16)
5.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 
デニーロ快演。「イタリア移民」と聞くと移民船から自由の女神を望むシーンを条件反射的に思い浮かべるようになりました。 曇天下に響く銃声…「ぶち切れ」のカタルシスをあそこまでシブく重厚に描いたシーンを他に知りません。余韻が凄い。
9点(2004-03-26 23:38:07)
6.  地獄の黙示録
アメリカは何故ベトナムに負けたのか…?に対する、アメリカ人自身によるひとつの回答。アメリカ人は、己が創り上げた人工享楽物から切り離されると意外と脆い(伝統文化を持たない国の宿命か)。サーフィン→慰安ショー→ラジオ…川を遡って行くに従い、その切り離され具合が段々とアップしていく。そして全てを剥ぎ取られた状態で何が現れたか…という感じで、かなり興味深く観れました。これを観るとアメリカ人が何故「禅」やメディテーションに異様な関心を示すのかなんとなく納得できる感じ。  …評価の違いは「好き・嫌い」でなく、まず「何を言っているかがわかるか・否か」に拠ってくると思う。「プラトーン」的なものを求める向きにはあまりお勧めではないです…
9点(2004-01-05 01:10:07)
7.  エイリアン
無機物だか有機物だかわからないエイリアンの質感が良い。いかにも地球には存在しない物質という感じ。密閉空間を逃げ回る話は好きですが、この手の最高峰だと思います。
9点(2004-01-05 00:30:34)
8.  ホーリー・マウンテン
太陽系惑星を守護星に持つ9人の超強烈キャラが結集し、不死の秘儀を手に入れるために「聖なる山」に棲む7賢人と一戦交えんとす…やはり今回もどこか「少年ジャンプ」みたい。前作からの期待を裏切らない怪作でした。各々のエピソードから小ネタまで、あまりのアイデアの豊富さに圧倒される。ラストは今の目で見るとあまりに安直な気がして残念。  メイキングでは、この後さらに登場人物たちが監督の昔馴染みのバーで一杯やって大騒ぎしているシーンがあったそうな(中南米人のリアル安息の地?)。どういう理由でカットされたのかよく解りませんが、このシーンがあればまだ尻切れトンボみたいな感じは拭えたし、怒った人は「こんな映画作っていい気に騒ぎやがって!」と更に怒りを倍増させそうで良かったのに。
[DVD(字幕)] 9点(2003-11-24 12:51:27)
9.  エル・トポ 《ネタバレ》 
砂漠を螺旋状に歩く事によって出会う4人のガンマンを打ち倒していく…シュールな映画は嫌いじゃないし、決闘ものの要素も入っていて大変良いです。どうあがいても勝てそうに無いような個性的な相手が次々登場、それを何とか倒していくさまは昔の「少年ジャンプ」みたいな面白さ。(…こんな感じ方でいいのだろうか…) グロ趣味は結構キツイです。 砂漠の4人は欧米に蹂躙された民族の寓意でしょうか。1人目:インド、2人目:スラブ人、3人目:日本、4人目:(?)とか。 普通の今の映画なら序章のような大佐のエピソードが上手く収束できれば良い方。そこからグングンと話が広がっていく今見ても驚くべき展開力とそのスケール。 ラスト→(7年後)→冒頭に戻る と解釈すると個人的にはすっきりするのだけど「レノンが続編の権利を云々」の話は本当なのだろうか…輪廻の話に続編も何も無いと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2003-11-20 20:45:20)
10.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 
ガソリンスタンドに逃げ込んで、あー助かった、で終わっても十分怖かったと思いますが、ここから先の展開が凄い。あの古屋敷に連れ込まれ、残り1人になって誰も頼れないのに、相手の方は異常な奴がどんどん増えていく…おそろしや。下の方も仰っていますが、終わり方がイイ。逃げ延びてほっとするのでなく、狂ったように笑い転げる主人公が絶妙でした。オープニングのコロナや、月のアップ、BGMはほとんど自然音等、アート的なセンスも仄かにあって良です。マイケルもジェイソンも居ない時代にこの完成度…やむにやまれぬ創作意欲にかられて作られた物はさすがに強度がありますね。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-10-16 10:56:57)
11.  ダーティハリー3 《ネタバレ》 
今回の敵はストーカー等の小悪党でなくテロリスト。他の4作が暗く陰惨なムード濃厚なのに対し、比較的大掛かりで派手なアクションシーンの多い異色作。シリーズ中では一番好きです。命懸けで人質を救出した後に、のこのこ身代金抱えて登場する上司の間抜けさ・・・このストーリー、あまりに今の鳩山政権にダブる点が多くて何か笑ってしまいました。こういう時期だから放映したわけじゃないんだろうけど。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-30 06:28:02)
12.  ウィッカーマン(1973) 《ネタバレ》 
チーフタンズ、アルタン、エンヤ、クラナド…ケルト音楽が好きなので少々ショックでした。ああいう描かれ方をしてケルトの方々怒らないのかな? 聞けば、元ネタは実在の島、実在のお祭だそうで(あんな人柱は無いでしょうが)、島民もエキストラ等で積極的に協力してたとかでビックリ。例えば日本映画においてお隣の半島の風習をああいう風に描いたとしたら、マスコミに総掛りでボコボコにされそうです。価値観の逆転というか、我国が何だか恐ろしい全体主義国家に思えてきました…。  リメイク版とは異なり、警部が選ばれた理由や祭の日まで追いかけっこを続けていた理由も、キチンと合理的な説明が付いています。上手く出来た話だなと思いました。リメイク版を先に観てしまった事が本当に残念。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-09 11:12:10)
13.  ハロウィン(1978)
ジェイソンもターミネーターも居ない時期にこれである事、演出がアイデアに富んで簡素かつ的確である事は流石この監督。改めて見ると殺害シーンはヒッチコックのサイコより柔らかい。個人的には、親達が外出して親戚の子やらお姉さん達で夜のお留守番という設定、あの雰囲気が、何かしら子供時代のノスタルジーを刺激して良。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-28 23:05:04)
14.  座頭市と用心棒 《ネタバレ》 
こういう企画ものは末期症状というのが相場ですが、意外と完成度高し。かなり良かったです。斬新なたけし市もいいけど、やはりオリジナル市は味わいが奥深くてイイ。三十郎も言われるほどに悪くなかったです。実は隠密…というのも意表を突かれましたがさもありなんという感じ。演出も的確、脇役も良し、色んな要素てんこ盛りで満足です。
8点(2004-12-19 11:05:41)
15.  トラック野郎 度胸一番星
千葉真一のイキがいい、夏樹陽子が色っぽい、片平なぎさが瑞々しい…主役の菅原文太、愛川欽也の名演技も含め、この頃はホントいい俳優がゴロゴロ居たんだなぁ…と思いました。ほんのチョイ出の菅井きんの豪快な高笑いや藤原釜足の驚いた演技も、何とも味があって素晴しいです。  本作はシリーズ中唯一実った恋なんですね。それをああいう形で失い、最後の爆走に繋がる…という流れは、シンプルながらとてもイイ感じでした。
8点(2004-07-20 22:14:50)
16.  ゴッドファーザー
北斗の拳のような兄弟達…ソニーの存在感と殺された後の展開がイイ。
8点(2004-03-26 23:58:38)
17.  ペーパー・ムーン
煙草をスパスパ吸う子供が可愛く見えるはず無いんだけど…見える所が子役としての力量でしょうか。随所にあるぶわーっと奥行きのある風景も気持ち良い。ロードムービーの醍醐味って感じでイイです。
8点(2003-12-20 07:08:50)
18.  仁義なき戦い 広島死闘篇
寡黙なおっさんというイメージしかなかった千葉真一の若い頃がこんなんとはビックリ。シリーズ中一作しか登場しないにも係わらず最も強烈でした。さすがタランティーノのリスペクトを受ける事だけありますね。
8点(2003-12-14 00:39:06)
19.  ミッドナイト・エクスプレス(1978)
脱獄ものの傑作。最後のシーンにあの音楽、さすがに泣けました。自由のありがたさがしみじみ感じられる映画。ただ、逆にアメリカの刑務所に収監されたトルコ人青年の映画を作っても実は結構エグかったりして。本編のヤマ場である「貞操の危機」が初っ端から来そうだ…
8点(2003-11-30 00:35:35)
20.  激突!<TVM>
こういう一発ネタものは好きです。 シンプルなアイデアでここまで緊張感の途切れない作品に仕立てた監督の手腕も見事。 不条理なロードムービー。
8点(2003-11-21 23:01:20)
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