1. バッファロー'66
身勝手な独裁者映画大好き。実際のギャロはあのまんまなんだろうなぁ。ラストシーンもかわいいじゃないですか。クリスティーナ・リッチがすごくよかった。 8点(2004-08-02 13:55:11) |
2. ショーシャンクの空に
強い情熱無しに、偉業が達成されることはない、と説いたのはラルフ・ワルドー・エマーソン。 その偉業のレベルによって、あきらめるか信じ続けるか、はっきりと分かれてくる。生真面目で正義感の強い一人の男が、「無実の罪」を背負い、「脱獄」に至るまで、どれだけの苦悩があったのだろう。長い長い年月が過ぎ、もう目的すら忘れてしまいそうになりながらも、外に出ることだけを信じ、努力しつづけたアンディ。嫌だから逃げた、正義に反することが行われているから逃げた、何とでも言い方はあるが、彼が脱獄したことは、たとえ入所理由が「無実の罪」であったとしても、人間として成長したことの証。囲われた暗い独房の中で、彼はどんな風に計画をたてていったのだろう?悪は罰して自分は新しい幸せな生活を手に入れて、脱獄犯が主人公であるにもかかわらずこのお話はハッピーエンド。「犯罪者を更正させる」ことが本来の刑務所のありかたであるならば、アンディは模範生に値するに違いない。 10点(2004-08-02 13:09:33) |
3. ラスベガスをやっつけろ
ここまでラリってていいんかね、やたらキャストが豪華なのに。実際、ジョニーのハゲとしっぽが、なんともいえず可愛げだった。きっと、「意味わからんなー」といわれたらそれで勝ちなんだろうね、この映画。 5点(2004-08-02 12:22:14) |
4. ブラック・レイン
実は初めて観た松田優作出演作品。これが遺作だとは知らなかった。高倉健とマイケル・ダグラスのキャラクター性の違いが、いいコンビになっていたと思う。 6点(2004-08-02 11:55:22) |
5. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
主人公が作家という設定がよかったし、娯楽物としてもおもしろかった。あの宝石にはびっくりしたけど・・・。 6点(2004-08-02 11:49:54) |
6. タイタス
グロいのは多少平気だと思っていたけど、これはさすがに途中目をつぶった。あぁ、思い出すだけで肉の味がしそう。本当にこんな時代があったのか、と気落ちしそうにもなるけれど、変わった映像の作り方が綺麗で、逆にあまり現実味を感じさせない。古代と現代のミックスって、ありがちなようで、こんなに綺麗に仕上げることは難しいだろう。ラストシーンが印象的だった。内容はかなり重いけれど、貴重な作品。でも、もう観れないかもしれない。 5点(2004-08-01 16:38:30) |
7. ジョー・ブラックをよろしく
ブラピがきれいだなぁ。血まみれ泥まみれでなくてもかっこいいのか。知らなかった。3時間はぜんぜん長く感じさせない。しかし…作品のほとんどが死神さんだっただけに、あのラストシーンにはなんともがっかり…。 7点(2004-08-01 16:31:36) |
8. スナッチ
1回目観ただけではついていけなかったので、続けて2回目を観た。それでも登場に人物がけっこう多くてストーリーもさくさく進んでいくので、改めて観直すのも大して苦じゃない。キャラクターたちの個性も強めだし。また観たい。ブラピよかったけど、主人公って感じじゃないよねぇ?一番大物だから真ん中に立ってたのかな? 7点(2004-08-01 16:22:09) |
9. マグノリア
少しずつそれぞれの人生が重なっている、非常に主人公の多い映画で一番難しいのは、なによりその終わらせかただろう。あそこでカエルが降ってきたのは、ある意味過剰な裏切りでは…。こういうタイプの映画は結構あるが、この作品は特に個々の人物のストーリーが重くて、感情移入しながら見ることが出来た。 5点(2004-08-01 16:17:51) |
10. アトランティスのこころ
テッド役はあのホプキンスをもってしても演じることができなかったか…。はぁ。ダメダメだ。無理でしょ、とか思いながら映画館行ったけどやっぱり無理だったか。はぁ。べつに映画化しなくてもよかったのでは…。ただただ退屈。テッドの謎さも全く出てないし。もったいない。ああもったいない。原作は10点つけたいけど。 3点(2004-08-01 14:12:14) |
11. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
個人的にはおもしろいけど、あまり人には薦めないかもしれない。意味わかんないって言われたら、答えられないから。しかしストレンジラブ博士、ちょっとハマちまうス。驚愕の(?)ラストもまた、人生について考えてしまったよ。 7点(2004-08-01 13:57:37) |
12. 殺しの烙印
「意味がわからない映画があるから観てくれ」と、友人に意味の分からないことを言われて、意味もわからないままに観た、意味のわからない映画。最終的に頭の中に残っているのは、過剰なピストルの音、抱え込まれた炊飯器、そして、あの謎の歌。 4点(2004-08-01 13:40:52) |
13. ピストルオペラ
1回観てさっぱり意味がわからなかったので、続けてもう1回観たが、それでも理解できなかった。結局分かったことは、この映画がものすごく好きだということだけ。 9点(2004-08-01 13:34:15) |
14. シュレック2
フルCGアニメーションであることを生かして作っているから、テンポがよく丁寧。ストーリーは単純だけれども、細かいネタを詰め込んでいるから全くあきさせない。期待せずに観た割には最高におもしろかった。特によかったのは音楽。そこが他のアニメとの違いかな。それにしてもネコがむちゃくちゃかわいい…。日本人には特にウケただろうな、あのア○フル戦法は(笑) 7点(2004-08-01 11:53:27) |
15. 喜劇 駅前温泉
《ネタバレ》 どうしても観たくて必死で借りに行った「駅前」シリーズ。これを最初に観た。ちょっとロミオとジュリエット的な内容なんだけど、中身はしっかりコメディ。方言ばりばりで何言ってるのかわかんない。最終的に仕方なく娘の結婚を認めるお父さん、しかし娘はその上都会にふたりで出て行くと言い張り、ケンカ状態のまま、去っていく列車を見送る父親…。そして静かに現れるテロップ…。「喜劇駅前温泉・完」。どこが喜劇やねん。こんな切ない喜劇がありますか。ツッコミところが満載。よけいなシーンがいっぱいあるけど、田舎臭くて好き。町並みなんか、こんな時代もあったのかと、10代にとって昭和の邦画はそういうところが特に新鮮だった。 5点(2004-08-01 11:38:36) |
16. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 うわさに聞いていたラストシーンの衝撃はすごい。目が点になっている間にもう「THE END」のタイトルが出る。観終わった後に思った。こういうふうに彼らの人生は終わるのか。それでももし自分だったら、こういうふうに死ねたならいいなんて思うかもしれない。犯罪者に対する憎しみなのか皮肉なのか、あるいは彼らに対するせめてもの情けなのか、わからないけれど、あのラストシーンにこめられたたくさんの意味が、頭のなかでぐるぐるまわる。「明日に向かって撃て!」では見せなかったシーン。彼らがどう生き、どう死んだのか、最後にきちんと終わらせることで、やっと理解することが出来るのだろうか。 7点(2004-07-16 14:45:40) |
17. エレファント・マン
人間はどういうものを醜いと感じるんだろう。それを考えるとキリがない。美しいものはみんな美しいと感じるはず。だからみんなこの映画をみて泣くんだろう。ジョンに初めて出会ったとき、アンソニー・ホプキンスの流した涙がすごくきれいだった。 7点(2004-07-16 14:35:17) |
18. エンゼル・ハート
うわっ!ごっついラスト!デ・ニーロ、目ン玉光ってるし!!というか、エンゼルのキャラクターを、前半はかなりかわいく描いてる。鶏で逃げるシーンとか。しかもミッキー・ロークだし。かなり渋くしてるし。それでエンゼルの好感度をあげておいて、あのラスト。うますぎる。これでエンゼル役がしょぼかったら、ラストシーンもべつに衝撃じゃないなぁ。すごい。 8点(2004-07-16 14:28:42) |
19. ロード・トゥ・パーディション
うーん。あまりおもしろくない。あまりマフィアじゃない。あまりハラハラじゃない。あまり覚えていない。途中で寝そうになった記憶が。といっても、ジュード・ロウとポール・ニューマンが好きなので、それだけで。 4点(2004-07-16 14:22:47) |
20. ロリータ(1962)
ハンバードがロリータについてひとりで頭の中でぐるぐる暴走しているだけで、観ているほうとしてはなかなか退屈な映画だった・・・。ロリータのキャラクターをもっとかわいらしく描けば、まぁ面白かったと思うけど、あれではなかなか・・・なぁ。きれいな女優さんだけど、わがまま娘に振り回されてる感じ。あのくらい大人っぽくて、男扱いになれていれば、「ロリコン」という言葉が生まれるほど、いけないことでもないような気がする。ピーター・セラーズがすごかった・・・。「博士の異常な愛情」に負けず劣らず、すごいキャラクター。なんかロリータとハンバードよりもこっちの方がやたら印象に残る。 4点(2004-07-16 14:18:06) |