1. いまを生きる
なんかすごくコメントが書きづらい・・・。きれいにまとまっているのかもしれないけど、この作品にすごく引き込まれたというほどでもない。確かに、教科書を破ったり、席を立ったり、詩の内容だったり、印象に残るシーンは色々とあったんだけど、そのシーンが目立っているだけですごく思い入れができたわけじゃない。あの先生はすごくいい先生なのかもしれないけど、この映画であの先生がなぜあんな行動のとるのかわからないし、先生の性格などもいまいちわからない。僕が中高生の頃もあんな感じの先生と出会ったけど、その先生の性格やたまに見せる投げやりなところなどを見て、やっぱり普通の先生と同じかとがっくりしたことがある。逆に第一印象がいまいちな先生のその性格や取り組みを知って尊敬するようになった場合だってあった。要は映画の中の先生には人間らしいところがなかったような気がした。最後に涙を流したところぐらいしか人間的じゃあなかった。人間が人間を愛さず、どこを愛せばいいのか。生徒達は先生の人間を愛したのかもしれないけど、僕にはそれができなかった。というか、わからなかった。僕には一番後ろの席に座っていた悪がきのほうがよっぽど人間らしく、昔の僕らしく、共感でき、愛すことができた。こんなことをいっていても最後はウルウルきてしまいましたが・・・ 6点(2004-06-12 19:09:34) |
2. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
マイケル・J・フォックスを見ていると、普通の人がやるとただ馬鹿をやっているだけのように見えるのに、馬鹿なのに加えて、かわいくって微笑ましくなってきますよね。彼の映画の中での行動を観ていたら、他のありえない設定なんてどうでもよくなってきますよね。でも実際の世界でもあんなだったらなぁ・・・ 7点(2004-06-10 22:38:09) |
3. レインマン
私はこの映画にすごく考えさせられました。見ている間、レイモンドがああいう障害を持っていて今まで生きてきて、どんなにひどい扱いをされたことか。ぼこぼこにされたこともあったかもしれないし、いじめという状態にあってきたのかもしれない。ということを考えてしまうと、レイモンドの一挙手一投足すべてに涙が出てきそうで。彼は医者にも喜びも悲しみもない。感情がない。といわれていたけど僕にはそうは思わない。医者は自分の患者の側面だけを観ていて中身を見ていない。その症状からマニュアル通りの事しかしない。その証拠に彼はチャーリーというむちゃくちゃ男によって、今までは特定の行動パターンしかなかったのが、色々な行動をとり、そしていろいろなことを経験して、それが理由かはわからないが彼とジョークを交わすまでになった。特に僕は、シロップがあることに笑顔で、多分この映画で初めてレイモンドが感情を見せたところで僕は感極まってしまいました。彼は病院に戻って新たな生活を送るかはわからないけど、病院から出る前とは明らかに違ったレイモンドになっているだろうと思う。これは奇麗ごとなのかもしれないけど・・・ 8点(2004-04-25 22:18:11) |
4. 俺たちは天使じゃない(1989)
なんか皆さんが言っているように都合よすぎ!でもそう思いながらもハラハラさせられている自分がいましたよ。ショーン・ペンはなんかいい意味で馬鹿っぽくて、デ・ニーロはみじめっぽくてそのコンビがすごくよかった。最後のシーン、あれだけ強引にショーン・ペンのことを連れて行こうとしたデ・ニーロなのにジェスチャーだけでショーン・ペンが残るのを認めちゃうって言うのがなんかよくわからなく、なんで?とは思ってしまったけど、全体的にそういう部分がいっぱいあったからそこまで気にはならなくて、まぁ、7点 7点(2004-02-06 23:00:06) |
5. ウォール街
なんかいまいち興奮しなかったなぁと。なんか親子の話が強引に盛り込まれていたような気がして、父親を愛してるといったところなんかはなんで?って思ってしまいました。何かにつけて何で?と思うところが多かったです。自分が株式とかいまいちわからないからですかね?でもマイケル・ダグラスはよかったなと。逆にチャーリー・シーンは彼よりもっと適役の人がいたのではないかと 4点(2004-02-02 13:26:28) |
6. フィールド・オブ・ドリームス
ケビン・コスナーの気持ちの流れがまったく見えない。意味わからない。普通そういう空耳が聞こえたから言われた通り作っちゃうか?色々起こるおかしなことみてあんなすぐ理解するか?客の気持ちを気にせず勝手に話し進めるな! 2点(2003-12-31 19:12:08)(笑:1票) (良:1票) |
7. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 なぜこんなにも映画の雰囲気と音楽がマッチするのでしょうか?何年たっても変わらない人々の目、心。しかし変わっていくもの、人々の希望となっていた映画館。そして明らかに変わってしまった目をしている、トト。変わらないというのはすばらしいということなのか、変わるというのはすばらしいということなのか・・・。最高です。息子のトトが家に帰ってきたときに、母親が編んでいたものを椅子において息子を玄関に迎えに行くシーン。ほつれていく毛糸で母親がどんな気持ちかを見せるという技法にはほんとに驚かされました。くそっ、それにしても子供がかわいすぎる! 10点(2003-12-30 00:28:17)(良:1票) |