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1.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
脚本・編集の妙。クレジットタイトルを見終えて、すぐに最初の15~20分間を見直した。「気持ちを変えて振り返ってごらん 気持ちが違えば世界も変わるから」の歌詞の通り、同じ内容なのに1回目と2回目でこれほどまでに違うものかと驚いた。人が人を好きになり、やがては別れる。その記憶とは何なのか? なぜ記憶を消してはいけないのか? この映画は明確な答えを出す。記憶消去後、想い出の場所で再び出会い、惹かれあった二人。運命的でありながら、やる瀬なさを感じたのは遅かれ早かれ同じ結果にたどり着くのが明らかだから。喜びも悲しみも怒りも後悔も自分を成長させる糧なのに、記憶を消せばリセットされてしまう。だから同じ事を繰り返して終わる。これではただのバッドエンド。これをハッピーエンドとまではいかないが、希望を持たせてくれたのがメアリーの暴走だった。二人が上手く行くかは分からない。でも(不完全ながら)過去を取り戻した二人は少なくとも以前の繰り返しではない次のステージに進んでいる。過去があるから次に進める。大切なメッセージがこの映画にはあった。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-09-20 18:08:38)(良:1票)
2.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
逮捕されたらどうなるか、起訴されたらどうなるか、がよく分かって面白い。99%以上が有罪になるという日本の刑事裁判、警察・検察の取調べ、遡れば駅員の対応のまずさなど様々な問題点がクローズアップされる。今すぐできる事としては、少なくとも否認している者についてはもっと人権を尊重してあげてほしいと…。リアルを追及しているからこそ考えさせられることが多い。そのリアルは脚本はもちろんだが、もう一つ良かったのは俳優陣。加瀬亮や役所広司はもちろん、尾美としのり、光石研、面白い役の本田博太郎、失礼ながら名前は知らなかったけど正名僕蔵など、脇役も素晴らしく、演出側の本気度が伝わってくる。大傑作。
[DVD(邦画)] 10点(2012-06-13 17:06:14)
3.  ミスト 《ネタバレ》 
外の強すぎる怪物と戦う映画ではなく、中で起こるドラマを中心に、極限状態に置かれた人間を描いた映画。外があんな事になればただでさえ面白いはずだけど、集団の中に偶然にも宗教おばさんがいたことで、その面白さが跳ね上がった。ラストは賛否あるようだけど、単純に、惨状を目撃し精神的に追い詰められた人間が取る行動として説得力があったし、逆に5人全員が助かる展開では物足りなさを感じたかもしれない。このオチだからこその満点。凄い映画を見ちゃったな~。
[DVD(字幕)] 10点(2012-05-13 10:02:54)
4.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
最近の流行りなのか、DVDにはいろいろなバージョンの結末が収録されているらしいが、劇場公開版がその時点での答えとすると、恐らく二人は別々の道を歩んでいくものと思われる。その切なさが画になって素晴らしい。いろいろなオチの中に病院でドクターから言われた「罪悪感からの妄想オチ」が含まれなかったのは監督が妄想、夢オチを否定したと考えて大丈夫かな。何はともあれ、時間を忘れて夢中になれるってのは素晴らしいものだ。興奮と余韻、これぞ映画!
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-09-05 17:32:47)
5.  ヒトラーの贋札
自分が同じ立場に置かれたらブルガーほどじゃないけど、最後通告が出るまではなんやかんや言い訳をしながら、偽札完成を遅らせるかもしれないな~、と考えたけど、死の恐怖に晒されてれば何にでも「はい!」と従ってしまうかもしれないし、機嫌取りのために急いで完成を目指すかもしれない。そこは実際に経験してみないと分からない(そんな経験は絶対にしたくないが…)。偽札を作る者、それを妨害する者。どちらか一方が間違ってるとは言えないだけに、観ていて苦しかった。直接的な虐殺描写に頼らずとも、悲劇を伝えることはできる。というお手本のようにも感じます。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-05-26 19:33:35)
6.  チェンジリング(2008)
痛ましいし、腹立たしいし、怖いし、いろいろなんだけど、嫌な感じを引きずらないラストで良かった。イーストウッド監督の映画はいつも丁寧な作りだし、格調が高いんだよなー。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2010-01-31 10:42:04)
7.  きっと、うまくいく 《ネタバレ》 
直球。ド直球。あんなことも、こんなことも照れずに力いっぱい投げ込んでくる。そんな映画。今やアメリカ、日本等でこの直球は投げづらい。冷やかされるのを恐れてしまうから…。本国インド人がどう思ってるかは分からないが、我々外国人にとっては懐かしくも新鮮だった。そんな物語は主軸を現代パートに移し、いよいよファイナルを迎える。ネタバレしちゃうともちろん再会できる訳だが、その舞台に用意されたパンゴン湖の美しさたるや、思わず息を呑む。そして自分の気持ちがこの風景に重なっていることに気づく。この湖のように澄み渡り、この青空のように晴れ渡っているんだ。こんな気持ちに導いてくれた彼らの青春に「ありがとう」、そしてこれからの人生に幸あれ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-10-07 18:01:54)
8.  愛のむきだし
下品だな~。でも面白いからいいや。過激だな~。でも面白いからいいや。強引だな~。でも面白いからいいや。と思ってるうちにあれよあれよと時間が過ぎていく。何回かトイレに行ったから「ぶっ通し」とは言えないかもしれないが、面白ければ4時間でも一気に観てしまえることを「愛のむきだし」は証明した。30分見ただけでグッタリしてしまうような映画もある中で4時間が苦にならないっていうんだからいかに凄い映画なのかと…。園子温監督のエネルギーが爆発したような作品で、熱をバンバン感じる。またそれを表現する役者もよく健闘。特に満島ひかりは何なんだろう…。日本にも稀にこういう女優が出てくるからな~ 邦画もやめられない。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-05 19:38:10)
9.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
あの日、ユナイテッド航空93便で何が起きたのか。ドキュメンタリータッチ、ほぼリアルタイム、有名俳優が出演しておらず、主人公も設けていない、といった特徴があり、これには少々不安もあったが、ちゃんと映画らしい映画になっていた。ハイジャック後の機内にはドラマがあり、乗客の蜂起には胸が熱くなる。黙って死を待つよりは当然戦うだろうから特別な事とは思わないが、逆に言えば他人事とも思えなくて…。もちろんフィクションとは違う重さや残酷さはある。最後どうなるかは知っていたものの、ラストシーンの後はしばし動けなかったほどだ。あれから10年以上経って細かいことは忘れかけていたから、これは観て良かった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-17 22:32:47)
10.  フレイルティー/妄執 《ネタバレ》 
回想形式で明らかになる衝撃の過去。父親がある日突然おかしくなって、悪魔狩りと称した殺人を始める。無垢な弟は父の言葉を信じ込んだが、兄は必死にもがく…。保安官の態度にイライラするくらい感情移入したし、面白い映画を観た!という満足感もある。どんでん返し系映画でもあり、ひっくり返されたところが2つある。1つ目はそれ系作品だと事前に知っていれば、最初の段階からかなり有力なオチの候補として浮かぶはず。それくらいありふれたものだと思う。そして2つ目。これはブラッド宅で頭をよぎったことで、勘の鋭い人はもっと早い段階で読めていたかもしれないが、大昔からの定番であるヒーローが悪を懲らしめるという図式の異常性を指摘された気がした。驚かせることが目的のどんでん返しとは異なり、単なる異常者の物語をもう少し深い話へ昇華させる意味合いがあった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-10-11 20:09:29)(良:1票)
11.  白夜行-白い闇の中を歩く- 《ネタバレ》 
皆つらかったんだな…。大人に人生を狂わされ、未だ闇の中を歩き続ける。コインロッカーに入っていたヨンウンの写真を見て「彼女はダメだ」と怒りをあらわにしながらも、実行せざるを得ないヨハンが切ない。「太陽が高く昇れば影は消えるんだ」 消えゆく影、太陽に問う刑事。「生涯お前だけを見てきた男だ。知らないと言えるのか?」 冷たい表情を作っても隠し切れない動揺と悲しみ。「知らない人です」と答えるのはこの場合当然とはいえ、それが簡単ではないのは人間だから。いろいろな感情が押し寄せてくる凄いシーンだった。ソン・イェジンの演技も秀逸。原作未読、ドラマ版も未見だが、日本の映画版と合わせ技で10点…は反則かな。しかし、単体でもかなり良い出来だと思う。9点ということにさせていただこう。
[DVD(字幕)] 9点(2012-05-11 19:01:38)
12.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 
親は子をこう育てたいというビジョンを持っているから、ビリーの父親の場合でも息子のサッカーでもなく、ボクシングでもなく、レスリングでもなく、バレエという選択に驚き、頭ごなしに反対してしまう。それでも諦めきれないビリーを見て、ある時、夢を追わせてあげようと決めた親父さん。当然お金が必要になって、やむなく決断したスト破り…。このシーンこそ本作のハイライトだったかなぁ。「ビリーには未来がある」「夢を叶えてやりたい」 自分を犠牲にして注ぐ息子への愛…とても感動した。周りは全員女の子って中でも頑張ったビリーの清々しさとともに、親への感謝も思い起こさせてくれる素晴らしい映画だ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-03-30 18:30:57)
13.  ニューヨーク、狼たちの野望 《ネタバレ》 
母親を強盗に撃たれた小規模マフィアのボス。安定を捨て抗争をおっ始めようとしたため仲間から裏切られ…。生まれてくる子供の遺伝子操作費用のため盗みに入った清掃員。仲間が発砲してしまい…。マフィアから遺体の処分をさせられている聾唖のお肉屋さん(?)。競馬で高額当選して…。3人の交差する運命、皮肉な巡りあわせ。手法自体は何を今さらといったところだろうが、単純に面白かった。人間関係の説明は少なく、想像に任せている部分もあるのだが、それでも聾唖の爺さんのエピソードはこみ上げてくるものがある。そして無音の世界が独特の雰囲気を醸しだす…。好きだなーこの映画。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-03-18 18:01:18)
14.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
指輪物語の方は未読。主人公の種族であるホビットは小さくて力も強くないようだから、黒い馬に乗った騎士に追い回されてるあたりは凄く怖かった。そんな中でアラゴルンが登場し、頼れる存在になる。アラゴルンだけではなく、ガンダルフ、レゴラス、ボロミア、ギムリなどフロドを守るサブキャラのかっこよさが目立っていたのがこの映画の特徴かな。特にボロミアの勇敢な戦いは忘れられないが、一方で力への欲や、裏切りに対する疑念も悲しいことによく理解できる。人間の弱さと強さが、この旅や戦いに深みを与えたと言えそう。壮大さに呑まれた面もあるが、少し時間を置いても素晴らしい映画だと思えている。大満足。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-15 00:00:11)
15.  キサラギ 《ネタバレ》 
最初のくだらないノリも何のその。如月ミキ、死の理由についてオダ・ユージが語り始めたところからもう目が離せなくなった。伏線がすべて回収されていく気持ち良さはもちろん、導き出した答えには十分感動できる要素がある。その余韻を残したまま終わってくれてれば10点付けてた。悔やまれる…、あれは絶対に余計だ。
[DVD(邦画)] 9点(2011-06-13 16:35:32)
16.  息もできない 《ネタバレ》 
漢江での膝枕シーンが素晴らしすぎる…。本当はお互いにもっと自分のことを打ち明けたかったはず、でもそれができない二人が流す涙。苦しくて、切なくて、でも安らぎも感じるこの気持ちは只事ではない。本当に凄い映画だと思った。つらい環境の中でも笑顔を失くさず、ひたむきに生きるヨニが愛らしくて、みんな幸せになってほしいと願ったけど、サンフンの死は因縁になっているのでこの結末ありきの物語。暴力の連鎖をしっかり描いている。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-03-24 21:37:42)(良:2票)
17.  新しい人生のはじめかた 《ネタバレ》 
逃げた方が楽に思えても、勇気を出して一歩踏み出せば人生が変わるかも… そんな理由で邦題は「新しい人生のはじめかた」になっている。実はハーヴェイが電話で「NYには戻らない、今が幸せのラストチャンス」とか何とか言う場面があり、その時は原題の「Last Chance Harvey」の方が明らかに良いと思ったが、全部観終わったら、ケイト視点も含まれたなかなか良い邦題に思えてきた。ハーヴェイのしつこいナンパは現実社会ではストーカー扱いされるのがオチであろうが、問題は手段ではなく、勇気を持つこと。家族との関係、ケイトとの関係、ケイトから見たハーヴェイとの関係、共通していたのはまさにそれだった。べたなストーリーではあるが、ロンドンの美しい街並みや名優二人の力もあってか、大好きな映画の一つになった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-01-16 17:02:22)(良:1票)
18.  善き人のためのソナタ
ドイツ人のみならず人類が大切にしていきたい映画のひとつ。実話ではないにせよ、東ドイツの抑圧された社会や東西ドイツ統一が人々にどのような影響をもたらしたかを改めて振り返る機会となった。全体としては当然悲しい物語だが、最後に素晴らしい場面が待っていました、この感動の余韻はもうちょい続きそうです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-11-04 21:33:06)
19.  母なる証明 《ネタバレ》 
犯人探しに関しては読めてしまう人もいることと思いますが、この映画の核心はさらにその先にありました。捕まった男との面会を強く望み、母親がいるかどうかを確認するトジュンの母。いないという答えを聞くと、この男を犠牲にする事を決意する。モラルや良心から・・・という言葉では軽く感じてしまうかな? 罪悪感、どうしようもない自責の念が頭の中をめぐって涙が止まらないのだった。人間の本質、愚かさ、恐ろしさに迫った圧巻のサスペンスドラマ。10点をつけない理由はこの監督よりちょっとだけ人間を信じてるからかな。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-21 17:30:19)(良:1票)
20.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
ダース・ベイダー誕生の巻。あのマスク、あの息、あの声・・・ 鳥肌ものだ。さらにオビ=ワンvsアナキン、ダース・シディアスvsメイス・ウィンドゥ、ダース・シディアスvsマスター・ヨーダなど息を呑む戦いが繰り広げられる。死なない事が分かっている戦いでも緊張感が漂い、旧3部作の設定への繋がりは喜びに変わる、製作年順に見て良かったと思えた瞬間だ。アナキンがダークサイドに堕ちた理由も一応の説得力があると思う。本筋とは関係ないが、ガキの頃のハン・ソロをほんのちょっとで良いから登場させてほしかったなぁ・・・。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-08-01 00:08:03)
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