1. 地球最後の男 オメガマン
《ネタバレ》 チャールトン・ヘストン主演、人類最終戦争後という世界観。 どうしても同時期の「猿の惑星」を思い出してしまう。 本作も原作があるようなので仕方がないんですが、 敵の基本設定もどうしても「猿の惑星」の続編の地底人と被ってしまうし、 結末もなんか、続猿の惑星のテイラーの最期と被ってしまう。 主演はチャールトン・ヘストン以外の人でもよかったかも。 何とも微妙なB級の香り漂う作品ではあるのですが、人の気配や温もりを感じさせない街の風景。 どう見ても実際の街で撮影しているんですが、これに関しては大健闘の作品だとは思いますけどね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-12-23 15:26:39) |
2. あきれたあきれた大作戦
ピーター・フォークが微妙なんですが、なんだかんだでヤリ手のCIAの要員。 カーチェイスはこなすし拳銃の腕も確かなんですが、コロンボを散々見てきた後に本作を見ると あの車の運転や「あたしゃねえ、拳銃はからっきしだめなんですよ」というコロンボとの落差が面白かったりします。 ですが、本作はアラン・アーキンがいい! ピーター・フォークにいいように使われ、どんどんドツボな方向に巻き込まれていくNYの善良な一市民である歯科医。 全てを達観したような無表情で淡々と巻き込まれていく。延々と続くピーター・フォークとのコントが面白いです。 ストーリーの方は大したことは無いです。しかし2人のコントが楽しいので飽きることも無いです。 アーサー・ヒラーの作品としては同時期の「大陸横断超特急」と比較すると小ぢんまりしてますが、 似たような味わいもあるゆるゆるコメディ。暇つぶし映画としてはいいんじゃないでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-10-25 17:27:36) |
3. ダーティファイター(1978)
イーストウッドがただただ強い。一応敵役?のブラック・ウィドーズの連中がただただ頭が悪くて弱い。 オランウータンのクライド君の方がかしこい。ばあちゃんの方が気合が入ってて強いくらいです。 当時のイーストウッドのパートナーだったソンドラ・ロックとの共演モノです。 イーストウッドも、この手のイーストウッド映画になぜかよく出てくるジェフリー・ルイスも楽しそう。 現代ハリウッドの生ける伝説、巨匠イーストウッドも昔はこんな無邪気な映画に出てたんだなあ、という作品です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-06-11 13:06:07) |
4. ゲッタウェイ(1972)
《ネタバレ》 本作の少し前にはボニー&クライドという、罪を重ねながらの男と女の逃避行モノがあっただけに、 本作を初めて見た時にはボニー&クライドを思い出しながらの観賞となってしまいましたが、 その中に描かれる男と女、クインシー・ジョーンズのクールな音楽、マックイーンのクールなカッコよさ。 それだけでなく本作は女の方もカッコいいんです。 内に秘めたる意志の強さを感じさせるアリ・マッグローの表情、その目ヂカラ。 マックイーンと見事に渡り合っている。 どう考えても2人は破滅に向かっているとしか思えない。 しかし。最後に出会ったおっさんとのラストのやり取りがいい。 ずっと張りつめていた作品の空気を最後の最後に緩める。 ニューシネマの時代にあって、それに抗うような真逆を行くラスト。 これもまた反骨の人ペキンパーらしくていいのではないか。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2024-05-13 18:12:19) |
5. 地平線から来た男
《ネタバレ》 バート・ケネディ監督、ジェームズ・ガーナー主演のおバカ西部劇第2弾です。 「夕陽に立つ保安官」の続編かと思いきやストーリーは全くの別物、姉妹作ということのようです。 それにしてもジェームズ・ガーナー演じる一見金持ちのこの男、 実は裏の顔がある強い奴なのかただの詐欺師みたいな奴なのかその正体がまるで分からないんですが、 前作と同じくジェームズ・ガーナーが何が起ころうとも堂々として飄々としている様がいい絵になっている。 そのガーナーにいいように使われる男を演じる、同じく前作から続いて出演のジャック・イーラムの醸し出す雰囲気がまたいい。 さて、そうこうしているうちに「本物」が町にやって来てしまい、さあ大変! 「本物」と対峙し、ついに決着がつくのかと思いきや、最後まで西部劇の王道に背を向けるようなコントのような顛末。 本家の西部劇をパロディにしたような、イーラムの最後の一言に至るまで何とも無邪気な作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-04-26 23:23:12) |
6. さらばバルデス
イタリア製西部劇なんですが、監督はアメリカの巨匠スタージェス。 1973年製作ということなのでマカロニ末期の作品。主演はブロンソン、お馴染みの奥様と共演、 あまりマカロニの空気や世界観を感じさせない作品です。 僕の好きな西部劇のパターンの1つに、正体はよく分からないけど凄腕。 そんな男とそんな男にあこがれを抱く少年との心の交流モノがあります。 10点を付けた僕の大好きな西部劇、「シェーン」も当てはまるパターンです。 ブロンソン演じる男は、他の作品でも同じような役を演じていますが、先住民の血を引く男。 西部劇らしい対立の構図もありますが、少年との心の交流、先住民との交流など、印象に残るのはこちらの方です。 アクションは控え目ですが、それでも寡黙で強いブロンソンはやはりカッコいいですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-10 11:15:11) |
7. 刑事コロンボ/愛情の計算<TVM>
コロンボのシリーズの犯人は社会的地位のある者やインテリ揃いですが、 本作の犯人はロボット工学の権威ということで、頭の良さでは相当上位に入ると思われる。 にしては犯行はあまりにもツッコミどころが多すぎ。一言で言ってお粗末でした。 最期の警部の仕掛けが鮮やかに決まる作品も沢山あるのですが、本作は・・・。あれはちょっとまずいんじゃないですか? 犯行の動機から最後の自白に至るまで、一貫していたのは犯人が1人息子に捧ぐ歪んだ愛情でした。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2022-03-20 21:09:57) |
8. 荒野のストレンジャー
イーストウッド、監督2作目にして監督としての初の西部劇。にしてはなかなかの異色作です。 ラストで、「そういえばあんたの名を聞いてなかったね。あんたはいったい何者?」 に、イーストウッドは一言、「知っているはずだ」と去っていく。 彼は一体何者だったのか。それは最後まで見てご判断いただくとして、 後にイーストウッドは「ペイルライダー」でも似たことをやっています。名もなき西部の流れ者。 この頃には既に「ダーティハリー」をはじめ、独自のアンチヒーロー像を確立していた頃でもありますが、 やはりイーストウッドには西部劇が似合うし、本作のような流れ者の凄腕ガンマン役が絵になります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-11 11:15:18) |
9. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
コロンボのシリーズも作品数が多いのでその出来もピンキリですが、本作はダメな方だと思います。 ジョン・カサヴェテスの醸し出す雰囲気はコロンボの犯人役として悪くなかったですが、 後半までは雑談のようなやりとりが多く、警部と犯人との心理戦、攻防が弱すぎる。 登場人物の人物像として鑑賞後、犯人よりその奥さんの方が印象に残るというのも珍しい作品かもしれません。 本作が警部の愛犬の初登場のようで、後の作品でもこの愛犬とセットで登場する獣医さんもシリーズ初登場ですか。 公園の池で溺れかけていた犬を助けて飼い始めたというのも、なんか警部らしくていいんじゃないでしょうか。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2021-11-21 20:35:51) |
10. マジェスティック(1974)
《ネタバレ》 アメリカ映画で大きな農場といえばトウモロコシ畑と相場が決まっているのですが、 スイカ畑というのが珍しい。で、そのスイカ畑をやっている田舎のおっちゃん役があのブロンソンです。 何年か前にロスでムショに入っていたことがある前があるようですが、スイカ畑のおっちゃんということ以外、全く正体不明。 ブロンソンだから当然ですがただ者ではない。やたらと強い。この土地の犯罪界の大物を前にしても全くひるむこともない。 序盤からの、スイカ畑と自分が雇った労働者を守るために戦う冷静沈着、寡黙で強いブロンソンがやっぱりカッコいい。 しかし仲間が酷い目に逢わされ、せっかく収穫したスイカがマシンガンで粉々にされるに至り、 冷静沈着に振る舞っていたブロンソンの怒りがついに爆発します。 あとはいつものブロンソンの復讐モノと同じく、奴らを皆殺しにするまでです。 ブロンソンだけでなく、ブロンソンに寄り添うメキシコ移民の女もまたカッコよかった。 ブロンソン映画の女といえば、ジル・アイアランドですが、 本作に関して言えば、このメキシコ女を演じた女優さんがピタリとハマっていましたね。 [試写会(字幕)] 6点(2021-10-29 21:29:45) |
11. ムッシュとマドモアゼル
昨日、フランスが世界に誇る、そして僕も大好きだったアクションスター、ベルモンドがこの世を去った。 本作は底抜けに明るくて陽気なベルモンドを思う存分堪能できる作品です。 このタイミングで見た本作。可笑しくていっぱい笑わせてもらいました。 ですが、やっぱりこのタイミングで見ると、何とも言えない感傷的な気持ちにもなりましたね。 自らスタントもこなしたベルモンドがスタントマン役と、 アクションがからっきしダメな大スターの2役を実に楽しそうに演じている。 軽やかに塀を飛び越えたり、道路を行きかう車とのちょっとしたアクション。 本作の中ではなんて事の無いシーンですが、軽やかにこなしていくそれらの1つ1つがいいんです。 2人のベルモンドが顔を揃える階段アクションの撮影シーンも最高でした。 60年代から70年代のハリウッドのセックスシンボル、ラクエル・ウェルチとのラブコメでもありますが、 パワフルなコメディエンヌぶりで、見事にベルモンドと渡り合っています。 華があって、何をやってもカッコいい人だったなあ・・・。ベルモンド。 安らかにお眠りください。 [DVD(字幕)] 8点(2021-09-07 16:16:38)(良:1票) |
12. うず潮(1975)
カトリーヌ・ドヌーヴとイヴ・モンタン主演のフレンチ・ラブコメ。 しっとり感のある大人のラブコメを予想していたのですが、意外にもかなりのドタバタ喜劇でした。 特にドヌーヴです。なかなか見せないようなじゃじゃ馬ぶりです。 しかし、本作のドヌーヴはとても可愛く、美しかった。 ドタバタや次なるストーリー展開の起点となるロートレックの絵の使い方が洒落ている。 テンポよくドヌーヴをドタバタとさせて、騒動に巻き込まれながらも互いを求めあうに至るモンタンとの絡みが楽しい。 もう1人、とにかくしつこい、ドヌーヴを追いかけ回して作品をかき回す元婚約者ヴィットリオの存在も効いています。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-30 12:50:19) |
13. コンボイ
巨匠ペキンパー晩年の作品。それだけに肩の力が抜けているというか、 序盤のコンボイ軍団vs保安官軍団の喧嘩のシーンなど、 ペキンパーらしさを感じる部分もあるのですが、全体的には微妙な空気が漂う作品です。 同時期の同じく中西部を行くドライバーvs執拗に食らいついてくる保安官モノとしては、 ストーリーを重視して見るジャンルでもないので、 コメディに徹した「トランザム7000」などの方が面白いです。 それでも広い広いアメリカを舞台にしたクルマの追いかけっこ映画には アメリカ映画にしか出せない大らかな空気、スケールの大きさや楽しさがありますね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-23 13:09:07) |
14. Mr.レディMr.マダム
ハリウッドリメイクもされた作品ですが、このオリジナルの方が断然好きです。 本作だけでなく、「奇人たちの晩餐会」や「3人の逃亡者」など、 ヴェベールの作品はよくハリウッドでリメイクされるのですが、 やはり他国には決して出せないフランスの空気がいい。 普段の生活の中で絶対絡むことの無い、全く異なるタイプの人間を絡ませて笑いを取る。 本作のシチュエーションもそんなヴェベールが最も得意とするところ。 流石の安定感で本作でも独特のおかしな世界観を作り上げています。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-30 18:36:54) |
15. 刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM>
《ネタバレ》 同シリーズの「魔術師の幻想」などと同じく、 犯人が仕事場にいると思わせるトリックを仕掛け、 極めて限られた時間的制約がある中、犯行を実行する。 コロンボのシリーズは犯行自体はあっさり冒頭で済ますことも多いですが、 このパターンの作品は犯行そのものもサスペンスとして十分面白い。 鼻唄まじりのご機嫌で例の愛車をドライブ中の警部がいきなりやらかしてくれる冒頭も面白いです。 犯人の個人的なドラマも、犯人と警部の静かなる攻防も最後まで見応えがあり、 エレベーターと拳銃、この終盤の警部の仕掛けからラストまでの流れも見事です。 シリーズ中、かなり好きな作品の1つです。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-01-28 17:12:31) |
16. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
《ネタバレ》 警部VS警部。そのアイデアは面白かったけど、コロンボ警部の相手としてはルーサン警部は弱すぎた。 それでも、居眠りと時計と録画、野球中継。このアリバイ工作はなかなかよく出来ていたのですが、 「いつも5分進めておく時計」という割とよくありがちな見落としをしていたり、 ルーサン警部のキャラがかなり軽いので警部VS警部の攻防も見応えが無い。 めんどくさいコロンボ警部がもたらす笑いドコロでもあればまだ良かったんですが、それも不発のまま終わりました。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-12-25 18:39:07) |
17. 夕陽のギャングたち
《ネタバレ》 時は文化大革命の真っ只中。毛沢東の言葉の引用から始まる本作、 そのストーリーのベースにあるのはやはり「革命」。 元IRAの活動家で、その首に賞金を懸けられアイルランドからメキシコに流れ着いてきた男と、メキシコの山賊のお頭。 確信的に行動をとる革命家と、彼にそそのかされるまま革命に身を投じることになる山賊。 レオーネの西部劇としては異色のテーマを持った作品ですが、 レオーネが好んだむさ苦しく脂ぎった男たちの顔のクローズアップ、頻繁に挿入されるフラッシュバック、 大きな出来事が起こる前にこれでもかとゆったりとした間を取る時間の使い方など 本作も2時間半越えの作品でレオーネらしい作品の質感、距離感、時間がある作品です。 やはりレオーネの西部劇特有のこうした間の取り方やこってり感はいい。 ”ション、ション、ション♪”のテーマ曲が耳に残るモリコーネの音楽も相変わらずいい。 やがて訪れる悲劇的な結末。革命家の死と、「俺はどうすりゃいい?」と茫然とする残された男のラストの姿が印象的。 時代に向けたレオーネのメッセージも感じられる結末です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-21 21:42:31) |
18. 恐怖のメロディ
今やハリウッドの生ける伝説、巨匠イーストウッドの初監督作です。 この時代に既にアメリカではストーカーが世間に広く知られるものになっていたのかは分かりませんが、 「危険な情事」といった、その後の作品に影響を与えたと思われる内容になっていることに驚きます。 中盤あたりはテンポが悪くなりますが、イーストウッドの音楽の趣味が垣間見えてそれもまた良しです。 まだまだ西部劇でも強い男を演じていた頃でもあり「ダーティハリー」の記念すべき第1作と同年の初監督で演じた男が 女に対してちょっと脇が甘く、ここまで女に追いつめられる男であったというのが今に見直すと少々意外な感じがします。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-13 20:56:35) |
19. 怒りのガンマン/銀山の大虐殺
《ネタバレ》 1972年製作ということで、マカロニウエスタンのブームの火が消えようとしていた頃の作品。 リー・ヴァン・クリーフもなかなか銃を抜かず、マカロニにしては展開も地味。 クリーフも全盛期と比べるとちょっと年齢を感じさせ、そんな時代背景を感じさせる空気が漂う作品です。 何者かに駅馬車が襲われる冒頭のアクションがなかなかいい。 しかしのどが渇いたと駅馬車を降り、酒場に向かってゆっくりと歩を進める、眼光鋭くスマートな装いのクリーフ。 まあ、いつも通りのクリーフです。シブいです。 そこら中から銃を構え狙われているのに、クリーフは銃も構えず物陰に隠れるわけでもなく悠然と歩を進める。 敵は撃とうと思えばいつでも撃てる状況ですが誰も撃たない。 そりゃそうだ、あのリー・ヴァン・クリーフを撃てるわけがないよな、と妙な説得力がある冒頭。 過去の事件で濡れ衣を着せられた若者が、真犯人の悪徳兄弟に復讐を果たすというストーリーが軸になっており、 クリーフはその若者に手を貸すという立ち位置にいるので終盤の決闘までこんな感じの空気が流れますが、 あくまでも作品の中心にいるのはクリーフ。その存在感の大きさを見せつける作品です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-31 10:38:15) |
20. フレンチ・コネクション
無骨なタフガイ、ハックマン。本作で演じたポパイでアカデミー賞を手にし、 そんなハックマンのイメージを決定づけた作品です。 そして本作に「ポセイドン・アドベンチャー」に「スケアクロウ」といった 名作に立て続けに出演した70年代前半が彼の最もいい時期だったと思います。 全体的には実話モノということもあり地味に撮られた作品ですが、 中盤のNYの雑踏の中の尾行や、地下鉄の駅での黒幕との攻防、 そして本作で最も有名であろう、上を走る電車とその高架下を走る車。 この高低差のあるアクションなど、NYの街並みを活かした見せ場がビシビシと決まっている。 地味ということでは、ほとんど女が登場しない。ハックマンをずっと現場に放り込んだままで、 ポパイやルソーがタフな1日を終えて自宅に帰り、 女房か恋人かと飯を食い、子どもと戯れるような束の間の安らぎのひと時も全く無い。 この時代の犯罪映画でよく感じられる、どこか空気の悪さを感じさせるような街の描写や 常に日没間際のような澱んだ作品の色合いや世界観もまたたまらない作品です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-14 17:50:31) |