1. オズの魔法使
レトロな雰囲気好きです。 衣装やセットの豪華さ、大勢出演による画面の広がりにも感心。 ファンタジーを作るんだ!製作者たちの全力の仕事が素晴らしい。 それぞれのシーンの質の高さ、に拍手。 ドロシー役のジュディさんはもとより、案山子、ブリキ男、ライオン、そして魔女たちの魅力たっぷりの演技に引き込まれた。 幾度も観返したい心ワクワクの作品。 [DVD(字幕)] 9点(2022-05-31 11:01:54)(良:2票) |
2. 踊らん哉
《ネタバレ》 お話しに出ているように、「偉大なるワンパターン」ああ、いいな~♪とうっとりしております。 アステアさんロジャースさん、モノクロでも色あせる事の無い魅力です。 大スターとは正にこの2人のこと。 皆から隠れているはずの公園でのーんびりと踊っちゃうのは、この時代ならでは。 なんと言っても「Shall We Dance」が「踊らん哉」の和訳ですから(笑) ゴージャスでゆったりとした世界観が大好きです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-21 22:19:07) |
3. 艦隊を追って
《ネタバレ》 モノクロ映像、おまけにピントがイマイチのところもありました。 その中でもアステアさん&ロジャースさんの2大スターの競演に酔いしれました。 二人の魅力は画面いっぱい、タップダンスに小粋な歌に可愛い衣装。 ストーリーなんかこんなで良い(笑) アステアさんとロジャースさんを見ていればうっとり、満足なひと時でした♪ [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-27 21:26:57) |
4. コングの復讐
《ネタバレ》 欲しいDVDがあって、この作品は抱き合わせで購入しました。 そんな訳でこれ位の内容でもまぁ、良いかな(笑)と思っています。 前半は見づらいと言うか、はっきり言えば要らないですね。 オープニングの後は、コングを求めて島に到着しましたのシーンの方がましだったかも。 ここからの方が、飽きさせずアドベンチャーで良かったのじゃない?と思います。 私「ゴジラの息子」を先に観てしまったので、このノリもありかな!と思ってしまいました。 怪獣たちとの殴り合いは良かった~♪ トリケラトプスとか海龍みたいなモンスターとかいっぱいあって満足しました。 オブライエンさんのお仕事振りは素晴らしいとすっかり感心。 ストップモーションアニメは大好きです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-07 21:32:09) |
5. 雨
ジョーン・クロフォードさんの熱演は凄かった。 モノクロなのに、カラフルにさえ感じる印象的な衣装も凄い。 凝ったカメラワークは最高だと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-06-28 22:06:25) |
6. 弥次喜多道中記(1938)
1番のレビューの方の書いてられるとおりだと思います。 まことに痛快で愉快な道中記(笑) テイチクレコードを掛けた様なレトロな歌が突然!始まる。 オペレッタの醍醐味ですねぇ。 弥次さんと喜多さんと遠山さまと鼠小僧がいっぺんに出てきて、上手くまとめちゃう上質の脚本にもほれぼれしました。 平成の現代の今、フィルムの汚れを手直しして世に出て欲しい作品です。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-06-25 22:15:55) |
7. クリスチナ女王
《ネタバレ》 この作品のレビューを・・と思ったら私が一番ですか! とても素敵な作品なので驚きました。 何と言ってもグレタ・ガルボさんの気高さ、美しさが凄いです。 尊敬の念を持って見るほどの説得力がありました。 女王としてのカリスマ性を備え、モノクロの画面からでもこちらに迫るものがあったからです。 男装の王女の衣装から「リボンの騎士」を連想しました。 豪華な衣装と美術はカラー作品だったら・・と残念に思うほど。 質が高く、素晴らしい。 騎士たちの提灯袖にマントの姿も、漫画チックで楽しめました。 ストーリーでは女王の義務と自分の本心の違いに悩むクリスチナ女王。 身分の無い私にさえ苦悩がひしひしと伝わってきます。 涙を誘うお話し運びも巧みです。 多くの方に観て欲しい秀作。 特に女性にオススメです。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-06-20 21:59:01) |
8. ニノチカ
グレタ・ガルボさんってどんな女優? その興味から観ました。 浮ついた資本主義とコチコチに固い共産主義をここまで皮肉るとは! 設定も演技もセリフもとても面白かったです。 TVの前を通りかかった息子の言うには「昔の映画にしては映像が綺麗だね。」 そのとおり。 美しいドレス姿、輝く宝石、なんと保存状態の良い映画でしょう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-14 20:31:36) |
9. 透明人間(1933)
主人公の凶暴性と苦悩がひしひしと伝わってきました。 登場シーンの不気味さも印象的。 宿屋の女将さんが緊張をほぐしてくれました(笑) いたずらに毛の生えたぐらいの悪さが、次第にエスカレート。 怖さが増すにつれ、透明人間の存在が大きく感じられました。 仕事で疲れた時とか私、ついついこういうB級ものに手が伸びます。 科学者にフラスコと泡だった液体とかあると、ワクワクするのです。 魅力あるモンスターと分かりやすいストーリーに、心癒されるのでありました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-23 20:47:05) |
10. 猟奇島
《ネタバレ》 「キング・コング」の監督の作品なので興味を持ちました。 冒頭の船のシーンは迫力有りました! 遭難のシーンは数あれど、これはなかなかの見せ方だと思いました。 ストーリーはシンプルですし、短くてさっくり楽しめました。 鰐(もちろん本物)の脇を、あのフェイ・レイさんが駆け抜ける! けっこうドキドキしました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-30 23:03:36) |
11. 魔人ドラキュラ
ベラ・ルゴシさんの有名なドラキュラ伯爵、一度は観たいと思っていました。 年代もののモノクロの画面から、ドラキュラ伯爵の白いお顔がこちらに迫る! 作品の静かさとも相まって、ベラさんのオーラの大きさに圧倒されました。 今夜の夢に出そうで怖い{{ (>_<) }} ドラキュラのイメージはこの映画からだと実感。 クリストファー・リーさんのドラキュラも好きですが、こちらの迫力もかなりのもの。 そうそう忘れられない強さがありました。 もうひとつ、お城のセットの美しさや不気味さも凄い。 蜘蛛の巣が張る廃墟なのに、モノクロフィルムの技術もまだ初期なのに、この造形美、光と影の使いかたは秀逸だと思いました。 ところで私、映画館も無い田舎で育ったので幼児のころは「セサミストリート」のファン。 あ~そうか! キャラクターの”カウント”って”カウント・ドラキュラ”とかけているのだと、○○年後の今になって知る事実(笑) 「ワン・トゥー・トゥリー・ハハハハハハ」で雷ピカーのカウント、大好きでした。 カウントの鼻の高さはベラ・ルゴシさんからなのでしょうね。 ユニバーサルのこのシリーズ、「狼男」も「大アマゾンの半魚人」も楽しみです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-28 22:35:54)(笑:1票) |
12. オーケストラの少女
レオポルド・ストコフスキーさんの凛々しい指揮姿とディアナ・ダービンさんの歌声にうっとり。 早口でまくし立てるパッツィ(ディアナさん)の勢い、とても気に入りました。 ちょっと無理があるなぁというストリーリーも、登場人物の魅力により、まぁ、こういうのもありかな?と思えてしまいます。 お父さん、マイケル、そしてタクシーの運転手さん、皆さんとてもチャーミング。 ディアナさんの歌声がもっと良い録音で残っていれば、素晴らしかったのに。 それだけが残念でした。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-02 22:35:05) |
13. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺
これは文句なく面白い! 年代物ということでテープの傷みもありましたが、お話しを楽しんだので気になりませんでした。 セリフが聞き取りにくいのでDVDならではの機能、字幕も出せますし。 良い時代になりましたね。 お藤役の芸者さんが良いですね~。 こういう風にいなせに着物を着られる人、いなくなりました。 沢村国太郎さん、この作品で初めて見ましたがおとぼけが上手い! 映画に舞台にリメイクされるのも、この作品を観て肯けました。 [DVD(字幕)] 10点(2005-05-31 20:05:02) |