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1.  大脱走
「理屈抜きに好きな映画」というものは誰にでも存在すると思うが、この映画は私にとってそんな映画の一つである。 冒頭の、あまりにも有名な「大脱走」のテーマ曲から始まり、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・ガーナー、ジェームズ・コバーン、そしてリチャード・アッテンボローといった曲者揃いの捕虜達が、歴史に残る大脱走のために結束し、それを実行して行く・・・。 これが面白くないわけがない! 実話がベースではあるが、映画的な面白さを程よく混ぜており(登場人物の脚色など)、まさにハリウッドらしさ全開というべきか。 マックイーンのオートバイでの逃走シーンがあまりにも有名ではあるが、そこに至るまでの過程が面白いからこそ、あのバイクシーンの素晴らしさが余計に際立ったのだと思う。 そして、脱走を果たした後、脱走兵達が次々に捕まって行き、50人が銃殺されてしまう場面は初めて見た時は衝撃的だったが、後にこれも事実なのだと知ると余計に悲しくなった。 DVDの特典映像にも有ったが、そのように脱走に命を懸けた男達が居たからこそ、このような素晴らしい映画が出来たのだという事を、これからも忘れてはいけないと思った。 とにかく、「大脱走」については語りたい事が多すぎる上に、何度見ても飽きない。 このように自分にとって大好きな映画が有るのは幸せな事ですね。
[DVD(吹替)] 10点(2005-12-23 05:05:33)(良:1票)
2.  パリの大泥棒
冒頭、ジャン・ポール・ベルモンドが泥棒に忍び込む家は、オードリー・ヘップバーンの「おしゃれ泥棒」で、彼女が住む家として使われていたものである。 「パリの大泥棒」とほぼ同時期の映画なので、「泥棒」繋がりとして使用されたのであろうか。 それはともかくとして、その冒頭からしてかなり自分の好みにあった作品ではないかという予感はしたが、最後までその予感を裏切らない出来だったと言って良い。 主人公が、いかにして泥棒の道に入り込んでしまったのか、そして彼は何故泥棒をやり続けるのかという事を実に淡々と描いているのだが、その淡々とした描写の中にもユーモアを漂わせているルイ・マル監督の演出もなかなか良いと思った。 私が面白いと思ったのは、泥棒組合ともいうべき彼の泥棒仲間との交流である。 当たり前の事だが、泥棒にもそれぞれ生活が有り、それぞれ悩みを抱えているのだなあという事がサラリと描かれており、その点にも私は好感を持った。 そして、主人公が思いを寄せる従妹の女性に扮したジュヌヴィエーヴ・ビジョルドの可憐さも一際目を引いたのだが、彼女以外の女優陣もそれぞれ魅力的であり、画面に彩を添えているのも良かった。 欲を言えば、映画にもう少し派手さも欲しいと思ったが、この映画の通奏低音ともいうべき「泥棒の悲哀」を表すためには、これぐらいの淡々とした雰囲気が合っていると思った。 そういうわけで、私はこの映画が結構気に入っている。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-23 04:48:38)
3.  スパイ・バウンド
何か・・・意味がよくわからなかった。 スパイの世界の厳しさというのだけは嫌というほど伝わって来たが、 肝心の任務の内容や事件の全容といった物が全く伝わってこない。 映画は説明的過ぎてもいけないが、この映画はあまりにも説明不足。 というより、画面から伝わってくるものが無いから、全体的に ただただまとまりが無い映画だとしか言いようが無い。 要するに、内容スカスカで出来の悪い映画だという事でしょう。 しかし、スパイ映画らしくセクシーな美人女優(モニカ・ベルッチ)が 頑張っていたので、彼女の頑張りに対して3点献上したい。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-12-23 04:37:00)
4.  上流社会 《ネタバレ》 
モナコ公国に嫁ぐグレース・ケリーへの餞として作られた映画で、共演者もビング・クロスビー、フランク・シナトラ、そしてルイ・アームストロングと豪華です。 ストーリーは「フィラデルフィア物語」のリメイクで、私はそれも見たんですが、私としてはこちらの「上流社会」の方が好みでした。 色々有って上手く行かなかった夫婦が、結局はヨリを戻すというような他愛の無い話なんですが、先にも書いた通りとにかく出演者も豪華だし、映画は終始華やかな雰囲気に包まれていて、それに見惚れているだけでも楽しい。 そして、グレース・ケリーはこの頃はまさに美しさの絶頂を迎えているという感じがします。 これが最後の映画出演になってしまいましたが、最後と言う事もあってか終始弾けて楽しげに上流社会のお嬢様を演じているのが良いです。 彼女はMGMと契約していながら、納得出来る脚本がなかなか無くてMGM作品にはずっと出ていなかったそうですが、この映画の脚本は即座に気に入って、それで出演を快諾したそうです。 そんな経緯も有ってか、この映画の彼女はとても意欲的に演じているのが伝わってきますね。 ビング・クロスビーとシナトラ、クロスビーとサッチモのそれぞれのデュエットも楽しくて良いんですが、やはりクロスビーとケリーの「TRUE LOVE」は素晴らしい。 ただ、彼女の歌はもっと聞きたかったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-12-13 02:37:12)
5.  回転木馬(1955)
ミュージカルは好きな方なんですが、これはイマイチだった。 まず、主人公の男に全く感情移入出来ないのが致命的。 ミュージカルのストーリーにケチをつけるのは野暮だけど、この映画のストーリーはちょっと頂けない。 ストーリーは二の次とはいえ、もうちょっとどうにかならなかったのか。 それに、ミュージカルとして見てもテンポが遅いというか、リズムが悪いので見てて乗れません。 ミュージカルは粋でお洒落なのが大事だと思うんだけど、この映画はどうも鈍臭いといか野暮ったいんだよなあ。 まあ曲は素晴らしかったし、主役の女優さんも可愛かったので、それぞれに免じて2点ぐらいという事で。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-12-13 02:22:00)
6.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
ヒッチコック映画史上、最も派手な展開を見せる作品です。 ヒッチコックお得意の「巻き込まれ型サスペンス」で、主人公のケーリー・グラントはわけもわからず陰謀の波に翻弄されていきますが、見ている方も「この先どうなるんだろう」とハラハラしっ放しです。 今見ても、現代のサスペンスやアクション映画は、ヒッチコックに多大な影響を受けているんだという事がよくわかります。 グラントが広大な畑で飛行機に追っかけ回されて機銃掃射を受ける場面なども、今のアクション映画ではよく有る光景なのかもしれませんが、これをこの時代に思いついてやってしまったのが凄いです。 密室ではなく、あんな広い空間でもスリルとサスペンス溢れる恐ろしい場面は作り出せるんだという事を見せつけてくれています。 そして、ヒッチコックは女優を綺麗に撮る天才でもありますが、この映画でもヒロインのエヴァ・マリー・セイントを実に美しく魅力的に見せていますね。 ラストのラシュモア山の場面で彼女がけたたましい悲鳴を上げる場面が有りますが、あれもそれまでの彼女が終始クールで落ち着いた印象だっただけに、余計に効果的だったなあ。 ああやって緊迫感を出したり、女優の意外な一面を出したりするわけですね。 これぞ名演出ってやつですね。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-12-13 02:06:10)
7.  いつも2人で 《ネタバレ》 
今見ても非常に斬新で面白い演出、構成が光ります。 オードリーが、ジバンシーの衣装を脱ぎ捨て、衣装選びから何から何までセルフプロデュースを敢行したという意味でも記念すべき映画といえる。 この映画のオードリーは、他のどの映画よりも表情豊かで生き生きしています。 演技者として開眼したとさえ言えるかもしれません。 スタンリー・ドーネン監督とオードリーの映画はこれで3本目ですが、「パリの恋人」も「シャレード」もそして本作も、どれも共通していえるのは非常にお洒落な映画だという事です。 そして、それぞれそのお洒落の種類が違うのが良いですね。 ただ、この映画のオードリーはちょっとやつれていまして、それが気になるといえば気になりますが、それさえ無ければ10点かな。 オードリーと共演のアルバート・フィニーとは当時噂になったようですが、噂になっても当然というぐらい息もピッタリで、見ていて微笑ましいです。
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-13 01:46:55)(良:1票)
8.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 
世紀の美男アラン・ドロンの出世作にして、サスペンス映画の傑作。 この映画は見た事が無かった小さい頃から、何故かあの結末は知っていたので、残念ながらラストで驚くという事は有りませんでしたが、それを抜きにしても終始全く飽きる事無くのめり込んでしまいました。 ドロンのあの野心に満ちたギラついた目ですか、あの粗野な感じは彼の地なんでしょうな。 あの雰囲気はそんじょそこらの俳優には出せないと思います。 あれだけの美男子から、悪の魅力を引き出したのはルネ・クレマン監督の慧眼というべきでしょう。 印象的な場面は色々有りますが、個人的にはトム(ドロン)が2回目の殺人をした後にその死体を必死こいで大汗かいて運んでいる場面が何か面白かったです。 死体を片付けるのって大変だなあと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-12-13 01:34:05)
9.  ル・ディヴォース~パリに恋して~
パリを舞台にしたお洒落なラブコメ・・・かと思いきや、何とも微妙な出来の映画でした。 まず、皆さんが言われている通り、コメディにすらなっていない。 パリという舞台でありながら、その良さが全く生かされていない。 ラブコメとしてもパリの観光映画としても失格と言わざるを得ませんな。 ナオミ・ワッツ、ケイト・ハドソンの共演で舞台はパリの街とくれば、放っといても面白くなりそうな題材なのに、こんな退屈な映画になってしまったのが残念。 素材は良くても調理する人の腕が悪ければダメという好例ですね。 ボロクソ書きましたが、相変わらずナオミ・ワッツが綺麗だったのでそれに免じて3点献上。
[DVD(字幕)] 3点(2005-12-13 01:26:23)
10.  暗くなるまで待って
これは、出来れば何の予備知識も無く、そして部屋を真っ暗にして見る事をお勧めします。 そうすればかなりの恐怖を味わえると思います。 私も、最初は大した予備知識も無く、そのようにして見てみましたが、効果抜群でした。 今の映画と違い、心理的な面から観客の恐怖を煽り立てる演出が非常に上手いと思いました。 ただ、改めて見てみると、オードリーの旦那は頼りなさすぎだろとか、犯人達は間抜けすぎだろとか色々と突っ込み所も有るんですが、それはご愛嬌という事で。 いつかこれを映画館で見てみたいものです。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-16 01:24:06)
11.  許されざる者(1960) 《ネタバレ》 
オードリー唯一の西部劇ですが、明るくカラッとしたものではなく、全体的に終始緊迫したムードが漂っております。 出生の秘密を持つオードリーと、それを暴き立てにくる不気味な老人、強風吹き荒ぶ荒野など、緊迫感を高めるお膳立てもバッチリです。 オードリーはこの映画の撮影中に落馬事故で重傷を負ってしまい、流産してしまうという憂き目に遭ってしまいましたが、回復して復帰した後はまた乗馬のシーンを自らこなすという女優根性を見せたそうですが、この作品のオードリーからは確かにそういう気迫が感じられてとても良いです。 ただ、やはり乗馬のシーンはやはりちょっと危なっかしいですね。 バート・ランカスターの重厚な存在感も良いのですが、「大いなる西部」で頑固一徹な親父を演じていたチャールズ・ビッグフォードが、この映画でも似たような役柄で出ているのが目に付きました。 大女優リリアン・ギッシュは、肌が異様に白いのがやけに印象に残りました。 インディアンとの戦いでピアノを弾いて敵を威嚇する場面が面白かったです。 他の西部劇には多分あんな場面は無いでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-16 01:17:08)
12.  尼僧物語 《ネタバレ》 
この映画を見て第一に思った事は、キリスト教の戒律は厳しすぎるというか、こんな生活嫌だなーという事でした。 神に仕える身として、己を厳しく律しなければいけないのはわかりますが、何もそこまで・・・と思ってしまいます。 なので、オードリー演じるシスター・ルークが、己の生き方を決意して敢然と修道院を去って行くラストでは、何だか胸のつかえが取れたような気さえしてしまいました。 この辺の主人公の行動は、自らもレジスタンスの経験が有ったオードリーの境遇と重ね合わせて見ると、より深い感慨みたいなものが有りますね。 と、色々とキリスト教について否定的な事を書いてしまいましたが、映画としての出来は非常に良いと思います。 オードリーの熱演もあり、見応えが有ります。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-16 00:45:10)
13.  戦争と平和(1956)
オードリー目当てで見てみましたが、思ったよりも退屈せずに一気に見れました。 当時、新婚ホヤホヤだったオードリーとメル・ファーラー夫妻が恋人同志の役で出演していますが、舞踏会の場面などは2人が本当に幸せそうに見えました。 後に「マイ・フェア・レディ」でオードリーと共演するジェレミー・ブレットが出ていたり、ヘンリー・フォンダやアニタ・アクバーグが出ていたりと、出演者も豪華ですね。 本作は大作の割りには影が薄いというか、後のソ連版に比べるとあまり語られる事も無いような気がしますが、見ておいて損は無いんじゃないかと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-16 00:37:05)
14.  個人教授
まるで昔の日本の青春映画のような雰囲気でしたね。 もっとエロエロな内容なのかと勝手に思ってましたが、思ったよりエロも控え目でした。 当時、これでナタリー・ドロンの人気が爆発したそうですが、それもわかります。 表情の変化に乏しいところが、却って彼女の複雑な心の動きを表しているようで良かったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-16 00:27:07)
15.  鞄を持った女 《ネタバレ》 
BSで放送されていたのを見ました。 クラウディア・カルディナーレが一躍有名になった作品であり、彼女自身も最も思い入れの有る映画だそうです。 夫に先立たれ、愛した男にも捨てられるという酷い目に遭った女性を、その男の弟である少年が一途に思い慕います。 大人の女性と、彼女に恋してしまった純情な少年との交流を描いていますが、二人の心の動きがとても丁寧に描かれていて、見ている内にぐいぐい引き込まれました。 非常に良い作品だと思いますが、残念ながら日本ではビデオ化もDVD化もされていないとの事。 そのせいで、CCの出世作にも関わらず、本作の知名度が低いのは残念です。 是非ともDVD化して欲しいものです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-07 01:17:24)
16.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 
オードリーの映画の中でも有名な本作ですが、映画としての出来はともかく、オードリー全盛期の姿を堪能出来るのだけは間違い無いところです。 と言っても私は好きな映画なのですが、万人受けするような内容ではないと思いました。 ヘンリー・マンシーニの音楽に助けられている部分はかなり有ると思う。 しかし、この映画でのオードリーは輝いています。 「ムーン・リバー」を歌う場面もそうなのですが、愛する弟を事故で亡くして号泣する場面などは、こちらも見ていて胸が詰まりました。 余談ですが、主人公ホリー(オードリー)の兄弟であるフレッドは、ビデオ版では「弟」と訳されていましたが、DVDでは「兄」と訳されていました。 この場合、弟の方がしっくり来るのではないかと思いましたが。 それと、ビデオ版では、あの変な日本人(ミッキー・ルーニー)の台詞の字幕は、何故か関西弁で訳されているのです。 翻訳した人も、あの変な日本人でかなり遊んでいるという事でしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-03 21:13:45)
17.  昼下りの情事 《ネタバレ》 
遊びなれた女のフリをするオードリーに、稀代のプレイボーイのゲーリー・クーパーが振り回されるという、その駆け引きが面白い。 駅頭の別れの場面で、アリアーヌ(オードリー)が精一杯強がって見せる場面は、彼女のそのいじらしい気持ちがとてもよく伝わってくるだけに、名場面だと思った。 そこに至るまでの終盤の展開が特に上手いと思いました。 プレイボーイを何とか自分に嫉妬させようとして、有りもしない恋愛譚を小娘がデッチ上げるというのはなかなか度胸が要ると思いますが、いきなりホテルの窓から入ってきて、フラナガン(クーパー)に命の危険を知らせるという、その一風変わった出会いが有ったからこそ、効果が有ったんですな。 とにかく展開に無駄が無いので、素直に入りこめますね。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:44:24)
18.  パリの恋人 《ネタバレ》 
ダンスの神様フレッド・アステアとオードリーの夢の共演ですが、流石アステアというべきか、オードリーと一緒にダンスする場面でも、オードリーを上手くリードしていました。 一緒に踊っているオードリーもとても楽しそうです。 私が一番ビックリしたのは、怪しげなカフェでオードリーがいきなり踊り狂う場面です。 それまでのオードリーのイメージを、良い意味でぶち壊してくれました。 あれを見た時には、しばし目が点になってしまったものです。 ストーリーは至ってわかりやすくシンプルですが、見れば見るほど味の有る映画だと思います。 オードリーの歌も聞けてお得な映画。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:35:02)
19.  華麗なる対決 《ネタバレ》 
ブリジット・バルドー(BB)とクラウディア・カルディナーレ(CC)という2大スターが初めて共演した、フランス製西部劇コメディです。 女盗賊団のリーダー(5人姉妹の長女)であるBBと、女牧場主のCC(下には4人の弟が居る)が、石油の眠る牧場をめぐって対立する・・・ というお話ですが、ひたすら脳天気で明るい映画でした。 BBとCCは結局は最初で最後の共演となってしまいましたが、流石2大スターの共演というだけあって、画面は華やかです。 クライマックスで、この2人が泥だらけになりながら格闘する場面が有りますが、何もそこまで・・・というぐらい必死に殴り合っているのが素晴らしい。 これが女優魂(?)ってやつでしょうか。 「俺たちに明日はない」でモス役を演じていた人(マイケル・J・ポラード)が間抜けな保安官役で出演しているのも見所です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:18:39)
20.  泥棒成金 《ネタバレ》 
ヒッチコックの映画にしては終始ノンビリとした作品で、サスペンス的要素もいつもよりずっと少な目ですが、これはヒッチコックの箸休め的な作品だったのでしょう。 風光明媚な南仏の風景や、麗しいグレース・ケリーを存分に堪能出来ますし、非常に豪華で贅沢な映画だと思いました。 ヒッチコックは、女優を綺麗に撮らせたら右に出る者は居ないという監督だと思いますが、本作のグレース・ケリーもとびきり美しいです。 ヒッチコックが元々好きだという方なら、この映画はより楽しめるんじゃないかなと思います。 ヒッチコックの本領発揮という映画ではないので、初めて見る方はこの映画からは見ない方が良いかなという気はします。 ファンとしては、ケーリー・グラントとグレース・ケリーというヒッチ映画の常連俳優の揃い踏みというだけでも嬉しくなってしまいます。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-31 00:19:44)
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