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小鮒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 186
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1.  こんにちは、母さん 《ネタバレ》 
演技と思われない自然な振る舞いをさまざまな撮り方で映像を見せていくのが普通の映画だが、この映画は典型的な舞台演劇の場面場面をつなぎ合わせて映画にしたという雰囲気。端的にいうと演技がすごく大袈裟でこっけいなくらいだ。吉永小百合も年齢を考えると滑舌の良さや身のこなしの鋭さは不老不死の化け物かと思えるくらいなキレだが、大袈裟なくらいハキハキとしてセリフの言い方。 そういった舞台演劇を映画で見たい方には唯一無二の作品であろう。 映画の主題は人生ペーソスもので特に目新しいものは皆無で吉永さゆりが牧師にフラれるところが起承転結の転、大泉と吉永と娘が一緒に仲良く暮らすというエンディングは結とすればこれは予定調和というか大概の人にはそれしかないやろーというくらい想像が容易い。 男にはつまらない映画かな。 女性はなんとなく見て安心して映画館を後にするだろう。 しかしこの家族の10年後はまた悲惨な結末が待っていそうではある。
[映画館(邦画)] 6点(2023-09-14 23:10:18)
2.  哭悲/THE SADNESS 《ネタバレ》 
質が低い。 まず血液だ。血液というのは噴出したときは動脈血なので鮮紅色だ。できれば生ぬるい感じの温かさを感じさせ、生きているという拍動を伴って噴出させるとよい。最初はプシューっと次第に弱弱しく。 そして色の次は粘度だ。血液というのは噴出したら秒単位で凝固していくのだ。だからスプラッタの場面描写としては凝固して黒っぽくぜりーのように粘度を増した血液が辺りに相当量分布していなくてはならない。衣服についた血液はピンクではだめだ。黒っぽくなっていなければ血液とは本能的に感じられない。絵具みたいな色の血液を見て「ああ、これはきっと血液なんだろうな」と観客はそれを血液の記号として認識しているにすぎず、映像をみて本能的に血液とは感じ取っていないんだよ。 それからヒトの組織の描写だ。肉片とか。これは「痛そう」でなければだめなんだよ。 エログロのエロのところは懲りずぎ。デブの眼窩で変態がイクって描写はルーマニアかどこかの日本人留学生が殺される過程でされたらしいが、そこはぐりぐりと眼窩にペニスを出し入れする場面をしっかり描写しないと全然わからんし、描写しないんなら使うなそんな設定。 場面は台湾だろ。暑いよな。だったらハエくらいたくさんいるだろ。ハエを出せよ、死んだ死体にあっというまに群がるように。 この監督は俺が一から残酷描写を指導しないと全然だめだと思うよ。
[映画館(字幕)] 4点(2022-07-15 08:06:59)
3.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
庵野監督と同世代のやつしか共感出来ない部分はあるよこの映画。俺は庵野の世代だからわかる。 昭和40年頃にあったウルトラマンというテレビ番組は現代までおよそ50年の長きにわたり語り継がれてきた。月日の流れる間にウルトラマンというコンテンツはウルトラマンをウルトラマンたらしめる因子が抽出濃縮デフォルメされ、単なる子供向け怪獣映画とは異なる存在として現代まで生きて在り続けてきた。 このシン・ウルトラマンはそう、その現代に存在する人々のイメージ、もうセピア色に色褪せているはずなのに今も生き生きと身近に在るその姿を忠実に映像化したものと言えるだろう。 変にオリジナリティや改編を施すことなく、語り継がれ変化した現代の標準的イメージ、「おまえらこういうイメージだろ?」というポイントを突き詰めて制作したに違いない。 詳細を挙げればキリがなくなるが、 例えばゼットンは当時は普通に登場したカミキリムシの怪獣に過ぎず、しかし唐突にウルトラマンは負けてしまったのだ。ゼットンが強かったわけではなく何故か唐突にウルトラマンは敗け、井出隊員の作成した冗談みたいにチャチなペンシル爆弾であっさりやっつけたというのが正直なところであろう。しかし長い年月を経てゼットンはその本来の映像から変わっていき、ある意味神格化された存在にまで成り上がって今日がある。 この映画のゼットンはまさにその神格化された存在としての描写にこだわっていた。ゼットンと言えば今や”一兆度の火球”なのであるが、当時そんなスペックが注目されたことはなかったよ。映画では一兆度の火球という単語をきちんと投入していた。 現代のウルトラマン像はでは一体どうやって調査したのかと考えれば、それはやはり庵野だろうね。庵野氏の中にある今のウルトラマンを描いたんだろう。 彼と私で異なると感じたのは、ザラブ星人とメフィラス星人のキャラかな。そこはちょっと違うんじゃねって感じ。ザラブ、メフィラス出すならさ、あれよりもさ、そこはダダでしょ。ダダ。あとバルタン星人。 冒頭のウルトラQのゴメスあたりの導入はなかなか良かったよ、懐かしくて。 効果音も当時のものに似せてあったね。 俺はウルトラマンのリアルでテレビ見てた世代だからよーくわかってるんだけど、そういう世代じゃないとピンとはこないかもなあ。 ゴジラはもっと普遍的に全世代に親しまれていたわけだから映画評価はウルトラマンのほうが低めになるんだろうなあ。
[映画館(邦画)] 10点(2022-05-19 00:14:02)
4.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 
老けたなあ。じいじと孫娘かと思ったぜい。なんつーかセクスィーさが無いんだよねえ、キレもねえし。ボンドガールも鳩胸チッパイ決して美形じゃないし。 アクションだって半端なカーチェイスと銃撃戦とダンスみたいな格闘っていう非常にありふれた、どこかでみたような映像ばかり。 おまけにあの長さはなんだよっ!は?3時間くらい映画の部屋にいたぞお!尻が痛くなってしまうじゃないか。 で、一番許せないのは勝手に007終わらせるんじゃないよ全く。007は永遠に続くんだよサザエさんみたいに。っったく。 映画ってのは映像で魅せてくれよ。 長い長いセリフを延々と、哲学の授業じゃないんだからさ、止まったような画像で俳優に喋らせてばかりで、007の絵本版かと思ったぜ。
[映画館(字幕)] 3点(2021-10-06 23:33:44)
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