1. 自転車泥棒
映画のジャンルというかテーマ・背景で私の苦手なものに「貧乏」があります。おそらく折角身銭を切って見るのだから、せめて映画の中では夢物語を味わいたいという欲求が根底にあるからでしょう。じゃあこの作品を見るなってところですが、名作の誉れ高いこともあって、10年以上も前になりますが機会があって見たものです。正直言って、見てよかったです。確かに好みのテーマではないのですが、考えさせられるものが多々ありました。抜け出すことの出来ない貧しい状況に自分が陥ったとしたら、それをどうやって打開すればよいのでしょう。子供の前で品格を失わずにいることができるでしょうか。誰しも情けない親ではいたくないものです。答えなどないのですけれど、ラストにはちょっと救われる思いがしました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-08-13 20:04:05)(良:1票) |
2. チャップリンの独裁者
多感な中学生のときに、リバイバルを映画館で見ました。楽しくて、面白くて、切なくて、整理することのできない感情が頭の中をぐるぐるとめぐりました。初見からずいぶんと月日がたちましたが、こんなに素晴らしい映画を人類の財産として持ちながら、世界のそこかしこで戦争やテロがいまだに絶え無いことに、深い悲しみを覚えます。 [映画館(字幕)] 10点(2010-08-13 14:09:50) |
3. 第三の男
第二次大戦後のウイーンが舞台。映画史に名を残す名作で、名曲、名セリフ、名シーンのオンパレード。しかし、二度、三度と見返すたびに、私の中では面白さが薄れていく。時代背景のリアリティがだんだんと感じられなくなったからだろうか。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-05 00:56:49) |
4. 王将(1948)
祈りと感謝の映画。実話に基づいていることが何よりもすごい。阪妻に圧倒された。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-12-31 12:06:21) |
5. 市民ケーン
《ネタバレ》 今年、アメリカ映画協会(AFI)が10年ぶりに歴代の映画作品ベスト100を選出しなおした。1位は前回に引き続き本作だった。私はこの映画を意識的に見逃していたが、これはよい機会だろうと思い、腰を落ち着け観ることにした。壮麗で見事な作品だった。圧倒的な物量、スケールで迫る撮影・セットがすばらしい。オーソン・ウェルズの恐るべき才能が結実している。登りつめた者にしかわからないであろう虚栄・虚無感を、映画ならではの手法によって観る者に伝えてくれたと思う。 この映画を見終わって、誰もが皆、自分の人生を少し考えたり、振り返ったりするのではないだろうか。 [DVD(字幕)] 9点(2007-07-10 00:53:15) |
6. らせん階段(1945)
《ネタバレ》 子供の頃にテレビで見て、たいへんな恐怖を覚えた作品です。映画評論家の淀川長治氏が絶賛していました。ぜひ、もう一度見たいと思っていましたが、DVDが発売され、念願が叶いました。まさに不朽の名作です。ハンデキャップを持つ社会的弱者をねらう連続殺人を扱ったとても難しいテーマなのですが、見事に描き切っています。ほどよい上映時間、持続する緊張感、極度に難解ではない犯人捜し、舞台となる屋敷とらせん階段、陰影を巧みに使った映像、それにマッチしたBGM、すべてが非常にうまく調和しています。これらの高いクオリティに対し、最大限の賛辞を送りたいです。古典的ホラー映画に興味のある方は、ぜひ挑戦して欲しいと思います。原作は根強い人気に押され、ハヤカワポケットミステリから復刻再販されました。本作の成功は原作をコンパクトにうまくまとめた素晴らしいシナリオにあると思ます。敬意と共に、満点を捧げます。 [地上波(吹替)] 10点(2007-05-05 22:18:51)(良:1票) |
7. ダンボ(1941)
テレビで何度か鑑賞していますが、印象深かったのは渋谷の「たばこと塩の博物館」での上映会ですね。日曜日に一回限りの上映で、家族連れが多かったです。何を考えたか私はデート映画に選んでしまったのですが、上映が始まりダンボが登場すると、こども達がスクリーンに駆けより指さして「ダンボだ!」 実ににぎやかな映画鑑賞でした。歌も映像もパーフェクト! 日本語の吹き替えもとても良くできていると思います。 [映画館(吹替)] 10点(2007-04-27 21:51:11) |
8. 怒りの葡萄
むかしデート映画として見ました。これ、娯楽作品ではありません。うう、貧乏っていやです。一生懸命働いて、慎ましく、幸せな家庭を築きたいと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2007-03-10 08:51:13) |
9. レベッカ(1940)
アカデミー作品賞受賞で、ヒッチコック作品としては、はずすことのできない作品だが、長いこと見逃していた。この度めでたく鑑賞。賞は制作のセルズニックに与えられた感じかな。ヒッチコックの色合いが薄い作風に思った。ちなみに同年の監督賞はジョン・フォードが「怒りの葡萄」でさらっていった。点数はこのくらいで。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-10 07:55:50) |
10. カサブランカ
初見は子供の頃、テレビでした。映画のすばらしさや、大人の恋愛というものを、よくわからないながらも感じ取ったと思います。まさか大人になってから、デートにこの映画を選んで劇場で見ることになるとは夢にも思いませんでした。映画館での鑑賞をぜひお勧めします。時が流れてもけして風化することのない名作ですね。 [地上波(吹替)] 9点(2007-02-04 02:26:49) |
11. 野良犬(1949)
三船敏郎はなんと美しい俳優なのでしょうか。現在活躍している日本男優の誰も持ち合わせていない圧倒的なオーラがあると思います。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-29 15:47:32) |