1. 男はつらいよ 噂の寅次郎
《ネタバレ》 アイドル出演と寅さんが結局振られるお約束の形を楽しむのが正しい寅さんの見方だと 勝手に思っています。思わせぶりに「好きよ」なんて言われたら誰でも天に昇る気持ちになってしまいます。「俺も言われてみたいよ」などと思いながら、ひょっとして寅さんはうまくいかないかと淡い期待をしながら見るのが楽しかったです。 [地上波(邦画)] 6点(2010-01-02 16:33:36) |
2. 1941
《ネタバレ》 太平洋戦争終結からまだわずか34年後にずいぶんとぶっ飛んだ作品を作ったものです。 登場人物はアホばかりで、「こんなことがあったら面白いな」というシーンがほとんど脈絡もなく続きます。そのひとつひとつが馬鹿馬鹿しくていいです。筋はどうでもいい。ギャグがはまるか否かの勢いが命の映画でした。私にはぴったりはまり楽しかった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-05-05 19:57:02) |
3. アルカトラズからの脱出
《ネタバレ》 抑制の効いた演出でとにかく渋いです。 登場人物に対する説明も感情移入を導入するような過剰な演出がなく、 ただ目的を遂げようとする姿を描いています。その考え抜かれた脱出方法 やその過程の緊迫感は凄い。刑務所内の人間模様を描かれていたことで 自然と脱獄を応援してしまった自分がいました。 派手さはないけど十分に見ごたえがありました。 [地上波(吹替)] 9点(2008-12-20 16:20:39) |
4. ガントレット
《ネタバレ》 子供のときに始めてみた際には面白いと思っていました。 久しぶりに見てみたら、アクション映画の形をとった べたべたなラブストーリー?でちょっと辛かった。 ベンはドジをよく踏んで災難にあっているしコメディなのかとも思いました。 ヘリコプターは勝手に電線に引っかかるし、ベンはあまり反撃らしいことは していないのも不満。 同じことをおっしゃっている方がいましたが、散々射撃シーンを見た後なので、 最大の見せ場のバスのシーンも緊張感が欠けてしまった感があります。 最後はコミッショナーをあっさり射殺してしまって、 後始末は大丈夫だったんだろうかと子供時代でも心配してしまったものです。 「ミッドナイトラン」を彷彿するシーンもややあったのはロードムービーの 黄金パターンなのですかね。 [地上波(吹替)] 4点(2008-12-12 21:12:15) |
5. 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
《ネタバレ》 それにしても吉永小百合は可愛い。 ストーリーはマドンナに対する恋心を自主規制して撤退するいつものパターンですが 歌子の父親役がよかった。 [地上波(邦画)] 6点(2008-03-16 21:23:36) |
6. ダーティハリー2
《ネタバレ》 前作に劣らず名作。前作の雰囲気が残っているし、 カーアクションに力が入ったことで迫力が増しています。 ラストシーンの爆破も痛快です。このシリーズもここまでは良かった。 [DVD(字幕)] 9点(2008-01-03 14:23:00) |
7. ダーティハリー
《ネタバレ》 米国は自信を失っていた時代である70年代アクション映画の傑作であり、 イーストウッドが西部劇のヒーローから脱却してトップスターになる作品。 犯人と刑事が一対一での対決の形となり執念で追いかける姿に引き込まれます。 ある意味では西部劇の影響が残ってるのかもしれないが、寡黙にして強い 新しいヒーロー像を作り上げた金字塔となる作品です。 (しばらくは似たようなキャラを彼は演じ続ける羽目にはなったのですが。) [DVD(字幕)] 10点(2008-01-03 14:18:55) |