1. ロリータ(1962)
《ネタバレ》 男って本当に幾つになってもバカだよなー(愛を込めた意味でw)とか、何歳でも女は女なんだなーとか、思わず男性目線でみてしまう作品です。キューブリックに「なんつー映画撮っちゃったのさ!」と突っ込みたくなる感じですが、好きですね。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-15 04:57:12) |
2. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 何かの映像を見ただけで、こんなにも心が揺さぶられるものなの!?というぐらい衝撃を受けました。ましてや1968年の作品とは、また二度驚きです。時計仕掛けのオレンジも、ストレンジラブもそうですが、実はキューブリックは未来から来たんじゃないかと思ってしまうほど時代を超えたセンスで表現されています。この映画をリアルタイムで映画館で観れた人達が羨ましいです。 [DVD(字幕)] 10点(2008-05-15 04:51:39)(良:1票) |
3. 天国と地獄
《ネタバレ》 前半は設定の面白さから「これからどうなって行くんだろう!?」というスリルが有りましたが、後半がやや失速気味な気がします。犯人もすぐ目星が付いて、予定通りの罠にハマり、狙い通りの死刑確定…と、残念ながら特に見所がありませんでした。もう少し警察と犯人の攻防戦を描いても良かったのでは?残念ながら現代にも通じる名作とは言えませんでした。当時は秀作だったのかもしれませんね…。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2008-03-19 21:19:02)(良:2票) |
4. サテリコン
《ネタバレ》 終始、話の本筋が無く単調で奇々怪々。しかし妙にリアルな人間臭さを感じました。また、般若心経、ケチャ、ガムランやアフリカの民族音楽なども入り乱れていて、遠い古代ローマに限った夢見事ではないんだ、ということを象徴している気がしました。テンポが単調なのに飽きることなく観られる作品も珍しいですね。私は好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-31 01:41:09) |
5. 真夜中のカーボーイ
ダスティン×ジョンのコンビは大変素晴らしかった!こうして見てみるとアンジェリーナジョリーはお父さんに似てますねぇ。それはさて置き・・・秀逸な映画でしたがなんともメランコリックな映画で、鑑賞後に軽く欝入りましたね(汗。切ない・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-02 23:04:39) |
6. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
1964年に、こんなことを、こんな形で笑い飛ばしちゃうの?という驚きがありました。きっと皆が口をそろえて核戦争反対だとかラブアンドピースだとか言ってた時代なんだと思いますが(おそらく)、キューブリックは一人で違う次元に行っちゃって変な角度からバッサリ切って、その切り口の形の滑稽さをみんなに見せ付けて、真面目な顔でにやけてる。いつもキューブリック映画では善悪や道徳ではなく別次元目線で冷静に見つめている感覚を覚えます。 [ビデオ(字幕)] 9点(2007-07-25 23:56:28) |