1. 日本のいちばん長い日(1967)
これは昔々ある国に起こったおとぎ話ではない(丸山眞男) [DVD(邦画)] 9点(2013-06-29 00:24:00) |
2. 荒野の用心棒
この映画から感じられる素っ気無さは、セルジオ・レオーネのハードボイルドな演出によるものだろうが、ややシーン間のつながりが悪いような気がする。イーストウッドのかっこよさは文句なしなのだが、ストーリーがなめらかではない。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-03 08:17:12) |
3. 拝啓天皇陛下様
戦争を賛美したのはこういう人たちだったということ。 [DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 11:32:29) |
4. 真夜中のカーボーイ
ジョン・ヴォイドとダスティン・ホフマンの素晴らしさよ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-08 23:03:12) |
5. 007/ロシアより愛をこめて
まぁ普通です。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-07 00:18:39) |
6. 007/ドクター・ノオ
評価するのが難しいが、あくまで現在の視点からということで。 [DVD(字幕)] 5点(2012-11-27 11:32:30) |
7. 白い巨塔
素直に面白いと思える。田宮二郎の迫力。 [DVD(邦画)] 6点(2012-03-14 00:54:29) |
8. 卒業(1967)
この映画はすごい映画だが、同時にすごく変な映画だ。何が変なのかはもう少し詳しく観なければならないが、一つ挙げるとすれば過剰な演出だろう。というよりも、この映画は全てが過剰だ。そして極端にコミカルだ。過剰にシリアスな物語を過剰にコミカルに描き、極限まで寓話性を引き出しているが、それゆえにこの映画の射程は思いのほか短いということに気付かされる気がする。エレーンを動かしたものはベンではないことは明白だが、ラストシーンに多くを読み取りすぎることは危険だろう。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-29 00:37:24) |
9. 地下鉄のザジ
これがあのルイ・マルか、と思ってしまうほど後年とはテイストの違う作品。「ケスクセー?」と問いかけるザジが忘れられません。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-25 10:52:53) |
10. ミクロの決死圏
アイディアが最高。しかし脚本としては船内のドラマが見られなかったのが残念。アドベンチャーものとしては面白いのだが。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 13:33:45) |
11. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
ダイナミックな、悪くいうと雑なカメラワークはなんだかざらざらした粗い砂が口に混じるような居心地の悪さと野性味を感じさせる。サヴィニーのリメイクはあれはあれで素晴らしい出来であったが、本家はモノクロというところが逆に迫力を増す。あれほど爽やかなバッドエンドはあるだろうか。あっさりと悲劇を見せつけ、静止画でのエンディング。素晴らしすぎる。これほど緩急のついたクールなエンディングは無い。それを思うと、オープニングもまた素晴らしいとしかいいようがないことを思い出す。ふらふら歩いてきたおっさんにいきなり襲われるという恐怖は新鮮だったのだろう。ゾンビという素材を初めて扱いながらも、ゾンビ自体の露出には謙抑である。要はゾンビは「見せない」恐怖が肝なのである。ゾンビそのものよりも、それがだんだん迫ってくる雰囲気や、その数、なんか食ってる様子、ドンドン扉がたたかれている様子、窓の合間からちらりと見える様子、それらが恐怖を煽ることになる。そして人間の本質を炙り出すことになる。傑作。 [DVD(字幕)] 8点(2011-07-30 23:35:36) |
12. ワイルドバンチ
時代に追い抜かれた男たちの哀しさ、というようなセンチメンタルなものは微塵も感じさせない。むしろ時代に規定されない生き方そのものが浮かび上がるように思う。この映画は哄笑が全編に渡って響き、それが彼らの生き方を表している。良くも悪くも俗で、現世的で高利的な彼らの生き方は、究極的なまでに純粋であり、それが魅力になっている。同じ1969年に、モデルを同じくする「明日に向かって撃て」が公開されたのは驚くべき符牒である。最後の西部劇、と呼ばれるにふさわしい映画であった。 [DVD(字幕)] 10点(2011-06-22 00:07:53) |
13. 死霊の盆踊り
笑えるレビューをこれだけ書かせる映画は他にはない。この映画はこれ本体ではなく、これを観た人同士の交流をより深めるコミュニケーションツールとして理解されるべきだ。このつまらないものを観たおかげでコメントがさらに笑えるものになるという不思議。何がつまらないかを知ることこそ、何が面白いかを知ることになるという逆説。素晴らしい哲学的映画でした。0点だけど。 [DVD(字幕)] 0点(2011-05-08 00:53:32) |
14. マイ・フェア・レディ
皮肉に満ちた演劇。だが成功しているとは言いがたい。 [DVD(字幕)] 5点(2011-04-06 10:52:38) |
15. 欲望(1966)
オープニングがかっこいい。こんな点数でいうのも何だけど、すごく好きです。一部は。ただ全体として観るとほんとつまらん。モデルにまたがって写真撮るとことか、何だかよくわかんない白い顔の集団とか、テニスシーンとか、好きなシーンはたくさん有るのに。 [DVD(字幕)] 5点(2011-02-01 01:01:52) |
16. 男と女(1966)
いわゆるフランス映画であって、それ以下でも以上でもないように思えた。とりあえず感じたことはそれほどない。ベッドインしてはいハッピー♪とならないところが良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-12-28 15:10:25) |
17. 乱れる
乱れました。 [DVD(邦画)] 10点(2010-12-18 14:19:53)(笑:1票) |
18. 軽蔑(1963)
息を呑む美しさのブリジッドバルドーと海。エキセントリックとも思える色彩は何の意味があるのだろう。部屋を行ったり来たりするシーンが秀逸。ポールがゴダールの実生活だとしたら、彼は何と平凡な人なのだろう。ポールに始終いらいらしっ放しで、カミーユが愛想を尽かすのも分からなくもない。しかしこんな映画を撮るとは何という天才か。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 15:38:07) |
19. アパートの鍵貸します
小気味よい。古典的名作。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-08 23:38:53) |
20. めぐりあい(1968)
二人とも演技はひどいし、家族が崩壊してから再生する過程が適当過ぎる。トラックのあの動作を見て家に帰るの? 他のレビュアーが指摘するように主人公のキャラクターもひどすぎて魅力がなくて妙にいらついてしまう。 [映画館(字幕)] 3点(2010-11-21 20:48:51) |