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1.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
これはすごい。今更感があって、この第1作をずっと見なかったのは失敗だった。平田昭彦さん、後年の鼻持ちならないエリート役のイメージしかなく、周りの大人がどうしてあんなにヒーロー扱いしていたのかわからなかったが、この映画を見たらそりゃヒーロー以外の何物でもない。この映画を戦後9年で作ったのだから、昔の邦画って本当にすごかったのだなとつくづく思い知ったな。世界に永遠に語り継ぐべき傑作です。
[インターネット(邦画)] 10点(2019-12-01 11:05:23)(良:1票)
2.  人魚伝説
白都真理さん、悪女役も多かったけど清楚な美人女優なのに、こんなハードな役もこなしておられたんですね。ネタバレ状態で鑑賞したため後半の怒涛の展開にそれほど衝撃はなかったけど、ネタバレなしで鑑賞したらぶっ飛ぶだろうな。池田監督は、同年の湯殿山麓呪い村もそうだったが、導入から前半は普通なのに、どうして後半でぶっ壊そうとするんだろうか。一度、この監督の普通の展開の映画が見てみたいが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-08-14 17:09:47)
3.  本陣殺人事件 《ネタバレ》 
田村高廣は名優だと思うが、本作についてはミスキャストだと思う。京都弁のアクセントではんなりした感じになってしまい、一柳賢造の心の奥から滲みでてくる悪意が感じられない。また、本作の象徴である高沢順子もアンニュイすぎて鈴子の純粋さが全く感じられない(これはこれでいいという人もいるかもしれない)。当たりキャストは中尾彬で、横溝正史本人がほめたのもうなずける。東宝が市川シリーズを「本家金田一シリーズ」と言っていたが、時系列的にはATGが本家といってもいいんだから、中尾彬で金田一シリーズを作ってほしかった(製作費が安くすみそうな原作で)。絢爛華麗な市川シリーズとは比べるのもおかしい作品だけど、本陣殺人事件のような滅びの美学が題材になっている作品は低予算で地味な方がむしろ良いのではなかろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2018-03-11 09:41:15)
4.  天空の蜂
原作は昔に読んだが、あらすじと犯人しか覚えていなかったので普通にドキドキしながら見ることができた。確かに突っ込みどころは満載だし、リアリズムにも欠けるのだろうが、映画にそんなものを求めていない人にとっては、面白い映画なのではなかろうか。綾野剛や本木雅弘はこの映画ではじめて評価される理由が分かった。特にもっくんの抑えた芝居は、他の役者のガナリ声との対比もあってかなり良かった。気になったのは死んじゃった刑事さん。原作であんなのあったっけ?正直いらないエピソードだと思う。逆に原作にない最後のシーンはよかった。3.11がなければ絶対製作されることがなかった映画なんだから、あのシーンは必須ではなかろうか。
[インターネット(邦画)] 7点(2018-02-24 23:50:21)
5.  激動の1750日 《ネタバレ》 
最近の分裂騒動に触発されて20年ぶりくらいに見ました。公開された1990年は勝った方も負けた方もまだまだ在命の人が多くいたわけで、今の感覚でいえばよく制作できたものだということになる。敵方にも名優を配しているのはそのあたりをきちんと配慮したということだろうか。しかし、渡瀬恒彦が中井貴一や中条きよしに負けるというのはかなり無理があると感じた。バブル全盛期のやくざ映画ということで、東映なのに無駄にスタイリッシュな役者を使っているが、空回りしている感は否めない。泥臭くても成田三樹夫や梅宮辰夫にでてほしかった。思えばモデルとなった山一抗争が引き金になって、暴対法が施行され、90年代以降はやくざ映画も片隅に追いやられてしまった。本作は面白いけど、やくざ映画のレクイエム的な最後のあだ花になってしまったのかなと思うと、鑑賞後切ない気持ちになってしまった。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-12-29 18:07:39)
6.  真夏の方程式 《ネタバレ》 
映像化を強く意識した(としか思えない)原作だったが、実際この映画は、ほぼ原作通りである。よって、ストーリー面での突っ込みどころは映画のスタッフではなく、東野圭吾に責任がある。個人的には伏線の張り方とその回収、読後の余韻はさすが東野圭吾だと思った作品だったし、突っ込みどころはミステリーならば仕方がない部分だと思う。容疑者Xだってトリックでも、倫理面でも突っ込みどころはいっぱいあった。例え、善意の人であっても、家族の平和(それがたとえ虚飾であっても)を乱されかねない存在というのはミステリーにおいては十分に殺人の動機になるのではなかろうか。本作が強く意識したと思われる砂の器だって、殺された人は全くの善意の人だった。映画としての評価で言えば、夏の海の美しさが存分に表現されていたし、メインヒロインの杏がとても魅力的でよかったと思う。何より、前作では堤真一にすべてを持っていかれた福山雅治が、今回は堂々の主役の芝居だった。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-05-08 22:45:28)(良:1票)
7.  就職戦線異状なし
公開数年後の、自身の就職活動で、「あの映画はいったいなんだったんだ!」が仲間内での合言葉になっていたのが懐かしい。ネタ映画扱いされて、ヒットしたのにDVDにもなっていないようだが、前向きな気持ちになれるいい映画ではないでしょうか。引退した仙道敦子以外の主要人物は今でも第一線でバリバリやっている人ばかりで、容姿もあんまり変わっていないのはすごいと思う。それにしても、仙道敦子の髪型が、今見ても残念すぎる。素敵な女優さんなのに。
[ビデオ(邦画)] 6点(2016-02-03 18:00:41)
8.  湯殿山麓呪い村 《ネタバレ》 
原作の山村正夫も今や忘れられた作家だし、この映画も仙道敦子の出演作の一本という以外に今やあまり存在意義がないのかもしれない。30年前の初見では、同系統の金田一ものと比べ、あまりに地味なキャストと演出にがっかりした記憶がある。原作はそこそこ面白かったのだから、呪いを強調した救いのない話ではなく、原作通り、滝は探偵役に徹してほしかったし、少しは救われる展開にしてほしかった。しかし、30年ぶりに見直すと意外とよくできていると思った。岩崎加根子や青木義朗は地味は地味だけどやっぱり名優だし、なにより、仙道敦子は本当に素晴らしい女優で、聖と邪と哀と憎を見事に表現していて、つくづく引退状態なのが惜しい。大体、この映画において、永島敏行は狂言回しだし、永島映子は本編にはほとんど関係のない存在で、実質、主役は当時中学生の仙道敦子である。何度も見たい映画ではないが、彼女目当てにまた見てしまうかも。
[DVD(邦画)] 6点(2015-10-14 21:05:14)
9.  内海の輪
岩下志麻と中尾彬がとにかく若い。ひたすらジトジトで退屈な不倫もので、おちもいまいち。ただ、さきに悪霊島や極妻を見ておくと、妙に感慨深い気分にさせられるかもしれない。出番は極めて少ないが、三国連太郎の不気味な演技が印象深い。
[DVD(邦画)] 4点(2015-06-10 23:07:14)
10.  危険な女たち 《ネタバレ》 
ホロー荘の殺人は、クリスティファンなら誰でも知っているが、単なるミステリーファンなら知っているか知らないか微妙なラインにある作品。ただ、男女の心理的葛藤が前面に出てくるので、映像化はしやすいのではないだろうか。本作はそれぞれの人間関係をうまくさばけておらず、てんでばらばらな印象。そのため三田村邦彦や和由希子、藤真利子は核心部分にはほとんど触れてこないのに、そこそこ描写があるので、何のためにでているのという気分になってしまう。その点、デビッドスーシェのポワロでは、人間関係がうまく描かれており、危険な女たちでは無駄に思えた人物も、必要不可欠な存在になっている。巨匠野村芳太郎老いたりと感じさせる映画だが、安野ともこの主題歌「ミステリユ」は、なぜか今でもそらで歌えてしまう。
[地上波(邦画)] 4点(2015-04-29 00:59:08)
11.  エンドレスナイト 《ネタバレ》 
原作は未読だが、クリスティが作者であることだけは知っていた。そのことが、最大のネタバレだった。こういうどんでん返しなんだろうなと思ったら、やっぱりそうでした。クリスティ原作ということを知らなければかなり衝撃的なラストなのだが。良質なサスペンスでかなり面白いが、呪われた土地だのといった要素は余計だと思う。それとラストのあの写真はいったい誰が何の目的で撮ったものなのでしょうか。妻と知り合う前ならば、二人はどこにでもいるただのカップルのはずですが。
[DVD(字幕)] 7点(2015-04-19 00:19:57)
12.  必殺4 恨みはらします 《ネタバレ》 
真田広之の悪役というのはこの映画以外見たことがなく、それだけでも貴重な映画ではなかろうか。「必殺」ではないが、いつもの荒唐無稽な深作時代劇と思ってみれば十分におもしろい。しかしいくらなんでもあのラストはない。中村主水が相手とはいえJACのスーパースターが正面切って負けるのはまずいということなのだろうか。
[DVD(邦画)] 7点(2012-12-18 22:20:40)
13.  日本の黒幕 《ネタバレ》 
私にとっての田村正和は連続ドラマで活躍するかっこいい二枚目俳優であり、松尾嘉代は2時間ドラマの旧女王である。ようはご両名ともテレビスターのイメージが強く、東映のやくざ映画(とはいえないかもしれないが)で見るのはかなり異色であった。そこが見所だったんだけど、正直それ以外は日本の首領シリーズの劣化コピーの印象は否めない。ストーリーが散漫でまとまりがない感じだし、結局落ちもなく若い衆がたくさん死んでハイ終わりでは消化不良である。
[DVD(邦画)] 4点(2011-01-09 19:14:15)
14.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
原作未読だが、トリックが強引過ぎる。あんなに都合よくホームレスが動いてくれるものか。天才数学者の割にトリックに数学的要素はまるでないし、設定自体が特に生かされているわけではない。関数に見せかけてどうとかは性格の問題だし。役者はみんなよかったんだけど、興行的観点を捨てればダンカンと堤真一は逆にした方がリアリティがある(まあ絶対無理なんだろうけど)。最初の爆発や山登りのシーンなど特に必要とは思えず、それより犯人達の人物像をより深く掘り下げるシーンがほしかったとは思う。とはいえ、テレビで見る分に関しては十分に面白かったと思います。
[地上波(邦画)] 5点(2011-01-09 18:55:14)
15.  砂の器 《ネタバレ》 
10数年前の初見時はかなり良かったと感じたのだが、今見直すと無理がありすぎるなと思ってしまった。血のついたシャツを紙吹雪のように電車からまく→新聞記者がたまたま目撃して記事にする→刑事がそれをシャツじゃないかと直感→事件からかなりの日数がたっているのにシャツの切れ端を発見→新聞記者は偶然紙吹雪をまいた女性とであっており勤め先も判明・・・そんなあほなと言いたくなる。大体、なぜ血のついたシャツの処理をわざわざ自分の情婦に頼む必要がある?自分で簡単に処理できるのでは?犯人の少年時代しか知らない被害者が大人になった写真をちらっと見ただけで気づくというのもなあ。ミステリーとしてみたら無理な偶然が多すぎる(原作未見だがどんなふうに描写されているんだろう)。後半1時間の回想シーンはさすがに素晴らしいと思うが、加藤嘉なしでは成立しない映画であるとも思う。ところで、タイトルの砂の器、ふとしたきっかけで栄光が簡単に崩壊する人生の脆さ、儚さを表現しているという解釈が一般的なのかもしれないが、私は、見た目がどんなに立派であっても砂で作られた器では水を飲むことはできない、いかなる栄光の階段を昇ろうとも心の渇きを決して満たすことができない犯人の心情を表現していると解釈しています。
[DVD(邦画)] 6点(2010-01-06 02:23:07)
16.  やくざ戦争 日本の首領 《ネタバレ》 
日本版ゴッドファーザーという触れ込みだったが、というよりは華麗なる一族のやくざ版。こわーい東映の面々に囲まれてもそれをも圧倒する佐分利信の存在感がすごい。実話を巧みに取り入れながらテンポ良く進む脚本もすばらしい。成田三樹夫の小市民ぶり、渡瀬恒彦の暴れっぷり、やりたい放題の千葉真一、あっさり殺される志賀勝や今井健二と脇役(ミッキー出番が多くてほとんど隠れ準主役だけど)の活躍も見ごたえ充分。それにしても華麗なる一族もそうだけど、佐分利信がこの手の役をやるとほんと善悪を超越してしまう。部下をことごとく切り捨てるなどやってること結構ひどい(これがゴッドファーザーとの一番の違い)んだけどそうは感じないし。結局今回は関東進出できずにおしまい。次作以降のラスボスを考えたら今回が最大のチャンスだったかもしれない。ちなみに今回は味方の若頭が鶴田浩二で敵のラスボスが菅原文太。2作めは若頭松方弘樹でラスボスは三船敏郎。3作めは味方の若頭が遠藤辰郎(実働は菅原文太)でラスボスが三船敏郎と片岡千恵蔵(!!)。だんだん敵方が強力になってる・・。
[DVD(邦画)] 8点(2008-11-09 01:47:55)
17.  シー・オブ・ラブ 《ネタバレ》 
中身の薄いラブサスペンス。アルパチーノが出ているということ以外でこの映画が記憶されることはないと思う。刑事が容疑者と恋に落ちるというのはよくあるパターンだけど、このパターンでいえばドナサザとジェーンフォンダの「コールガール」の方がはるかによかった。あちらは渋みと哀愁で大人の雰囲気がいっぱいだったが、こちらの二人はただ騒がしくエゴイストで見苦しい。それにしても脚本を選ぶことで有名なアルパチーノがこの脚本のどこに魅かれたのかさっぱりわからない。でも、ラストシーンはちょっとよかったかも。
[DVD(字幕)] 5点(2008-11-09 01:12:05)
18.  不連続殺人事件 《ネタバレ》 
昔テレビの深夜放送で見たが、やっぱり映像化には向いてない原作でしたね。人間関係が複雑すぎて途中から理解不能になりますが、複雑な人間関係が話の胆になっているので省略するのも難しい。主演は田村高広らしいのですが、はっきりいってこのキャストは何の役割も担っていません。探偵役は小坂一也だし、かといって犯人では絶対あり得ない設定だし、ワトソン役というわけでもない。途中からセリフも出番もガタ減りだし何のためにいるのって感じ。原作は日本最高の推理小説といわれていたらしいですが、そうかなあって思う。このトリックってナイルに死すとかぶっている気がするが。B級テイスト満載な微妙な豪華キャストが魅力といえば魅力だが、内田裕也はミスキャストだと思う。松橋登の変態医師ぶりと夏純子の演技が今となっては懐かしい。80年代前半の2時間ドラマ(特に土曜ワイド)でよくこんな役やってましたよね。
[地上波(邦画)] 3点(2008-10-04 02:15:57)
19.  悪魔が来りて笛を吹く(1979) 《ネタバレ》 
昔のビデオを整理していたらでてきたので約15年分に視聴したがやっぱり面白くなかったです。原作の犯人を微妙に改変しているがこれは大失敗。あの人はやっぱり原作通り自殺していたということにしておかないと犯行動機が弱くなると思う。原作は横溝物の中でも特に怪奇趣味が強く、死んだはずの人間が邸宅を徘徊したり、砂占いをしたりと映像化しやすい要素がいっぱいあるのにそこらの演出があっさりしすぎ。その点同時期にテレビでやってた横溝正史シリーズは巧みだった。「悪魔が来りて笛を吹く」のメロディや黄金フルートなどの小道具の使い方も下手すぎる。これらは重大な秘密が隠されているのになぜことごとくスルーしてしまうのか・・・。西田敏行の金田一耕助が論外なのは言うまでもないが夏八木勲の等々力警部も偉そうなだけで全然だめ。エラそうながらもユーモアと味わい深さがある加藤武や長門勇とは比較にならない。このひどい脚本誰が書いたのかと思ったらなんと仕事人シリーズで知られる巨匠野上達雄!!意外だったが巨匠でもいつもいい仕事をするわけはないのだなとしみじみ思った次第です。
[地上波(邦画)] 3点(2008-08-31 21:42:52)
20.  パットン大戦車軍団
アカデミー賞受賞作であるが、苦手な戦史物であることや長い上映時間を敬遠して今まで見てこなかった。最近DVDで見てもっと早く見ればよかったと思いました。これは傑作ですね。泣けるような話ではないのに、ラスト近くではなぜか泣けてきました。最初はこんな上司はいやだなあと思っていたパットンですが、自ら危険な前線で積極的に指揮し、部下の死を心から悼み、きっちり戦果もあげる・・仕えているときは最悪でもあとになってからいい上司だったなあと心から思える上司ではないでしょうか。戦史ではなくパットンという魅力的な人物の実像に迫った作品で戦史物が苦手な人でもまったく問題ありません。それにしてもパットンの舌禍をここぞとばかりにたたくマスコミの醜悪さは今も昔も変わらない。その点がなんか腹立つ。
[DVD(字幕)] 9点(2008-02-05 20:52:36)
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