1. 少林寺
この映画のポイントは2つ。一つは初の本物少林寺ロケ。もう一つは、初の本格的少林武術映画。それまで少林寺物やカンフーものはいっぱいありましたが、これは本物の武術大会のチャンピオンクラスが出演してるので、そのダイナミックな動きは、それまでの香港映画のカンフーアクションとは全く違います。当時中学生だった私は、この映画を見て丸刈りにして日本の少林寺拳法の道場に入門てしまいました。ただ、名前は少林寺でも中国のとは全然違うってことに入ってから気付きましたが(笑) これは私の人生を大きく変えてくれた映画です(たぶん) [ビデオ(字幕)] 9点(2008-02-13 23:59:03) |
2. ポリス・ストーリー/香港国際警察
ジャッキーの中では一番好きな作品。プロジェクトAのアクションもいいですが、こちらも凄いです。バージョンによって、特にラスト部分の編集が違って感動の度合いが変わるので、英語版よりも広東語版で見ることをお勧めします。 [ビデオ(字幕)] 9点(2007-08-05 19:31:27) |
3. イップ・マン 葉問
《ネタバレ》 ブルース・リーのファンなら彼の詠春拳の師匠でお馴染みの葉問ですが、それ以外の知識がなかったので、今回の映画を通して知ることができよかったです。どこまでが実話なのかわかりませんが・・・ 詠春拳というとストレートの手技中心なので、映画のアクションとして見せるには地味かなとも思ったのですが、ドニー・イエンの実力と見せ方の上手さでいいアクションになってると思います。 今までのドニー・イエンのアクションは、カット割りが多くてあまり好きになれなかったのですが、今回はあの圧倒的なスピードで迫力のあるいいアクションでした。それにあの詠春拳独特の構えがカッコいい! ただ強いて言えば、私はあまりワイヤーアクションが好きではないので、もう少し控えめの方がよかったです。いかにも釣られてるなぁ~って場面もたまに見受けられるので(笑) 後半のボクサーとの対戦はありきたりな設定なので面白くありません。 それと、最後に出てくる子供のころのブルース・リー役の演技はギャクなのか??と思ってしまいました。ブルース・リーの特徴を表現したいのは分かりますが、もう少し抑えた演出の方がよかった気がします。 ドラマとしては、パート1である「序章」の方がよかったように思います。 ドラマの時代の流れもあるし、登場人物のこともよく理解できるので、まだ見てない方は「序章」の方を先に観ることをお勧めします。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-06-08 23:53:21)(良:1票) |
4. ドラゴン・キングダム
《ネタバレ》 オープニングクレジットで70年代カンフー映画のポスター等が次々と出てくる場面では、カンフー映画オタクとしての同じ臭いを感じました。実際脚本家がマニアのようで、「水のように・・」や「心を空にして・・」など、ブルース・リーファンにはおなじみのセリフや、あげくには「ブルース・リーのジークンドー知ってる・・」なんてセリフも入れるなど、マニアが見ると思わずにんまり。 やっぱり注目はジャッキーとジェットの直接対決ですね。もしかすると2人のカンフー対決なんて2度と見れないかもしれません。ジャッキーの酔拳・虎拳 VS ジェットの蟷螂拳を見れば他は見なくてよし!(ってこともないけど) それにしても、ジェット・リーは役者として結構風格が出てきたなぁと感じました。 [映画館(字幕)] 8点(2008-07-30 21:03:17)(良:1票) |
5. 切腹
《ネタバレ》 役者陣の渋い演技と白黒画面から醸し出させる重々しい空気が相まって、全編に渡ってなんとも重苦しいような悲しいようなすごい雰囲気でした。井伊家にとっては、元々はとんだとばっちりですが、名誉を守るため、事実を隠蔽しようという体質は今も昔も変わらないし無くならないのかも知れませんね。 それにしても、役者のみなさんがみな若い!(当たり前ですが)それにカッコイイ。近年の姿しか知らない私にとっては、それもけっこう衝撃的でした。 [DVD(邦画)] 8点(2008-03-23 16:12:56) |
6. 七人の侍
まだ若かりし頃に見たときは、白黒だし長いし退屈な印象だったのですが、改めて今見返したらすぐに物語に引き込まれました。大人になったものです(笑) 7人の侍それぞれ個性がありますが、私は特に、宮本武蔵をモデルにしたという宮口精二さん演じる久蔵が好きです。渋いっす。惚れました(笑) [DVD(邦画)] 8点(2008-03-19 21:08:43) |
7. ゾンビーノ
《ネタバレ》 もともとはロメロゾンビ登場以前は、ゾンビって人間に従順な奴隷のようなものだったらしいですが、今回は人肉を食らうロメロゾンビを基本にしながらも、特殊な首輪を付けると大人しくなり、奴隷やペットみたいにできるという、今までになかった発想がとても面白いです。ただ怖いとか面白いだけじゃなくて、色んな社会風刺も込められてるのがよく分かりました。劇中では、ゾンビが一家に1人いるのがステータスらしいですが、私はタダでもいりません(笑) [映画館(字幕)] 8点(2008-02-17 13:52:11) |
8. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
《ネタバレ》 この作品はブルース・リーのワンマン映画(良い悪いかは別として)なので、ノビノビと演じてます。他の作品と違ってコメディ的な部分も多く、よく笑ってるブルース・リーが見られます。この姿が実際のブルース・リーに近いんだそうな。 ストーリーは、ブルース・リー演じるタンロンが強すぎて銃でも倒せないので、アメリカから強い空手家を呼んで倒してもらおうって、よく考えるととんでもないですが、やっぱりブルース・リーのアクションはひと味違います。ややブルース・リーの強さが強調され過ぎって感じもしますが・・・ ブルース・リー映画の中では一番好きな作品です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-05 23:57:54)(良:1票) |
9. 二百三高地
《ネタバレ》 日本兵がなすすべなく無残に死んでいくシーンを見ると、日本は勝ったといっても素直に喜べるものではありません。戦車も戦闘機もない時代、こんなむちゃくちゃな戦い方をしていたんだなぁととても衝撃的でした。乃木将軍が賛否両論あるのも分かる気がします。当時としては仕方なかったのかもしれませんが。 また24時間休戦で、今まで殺しあっていた敵同士が一時的に交流していたなんて知らなかったので興味深かったです。 こんな時代に生まれなくてよかったと思う反面、この時代の人たちの多くの犠牲の上に今の平和があるのかと思うと、とても感慨深いものがあります。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-24 02:23:19) |
10. サベイランス(2008)
《ネタバレ》 殺人鬼はともかく、麻薬常習者や悪徳警官など、こんなのが普通にいるアメリカって嫌な国だなと、この手の映画を見ると毎回思います。フィクションとは分かっていますが。 途中で殺人鬼の正体がわかったって人も多いみたいですが、感の鈍い私は分かりませんでした(笑) 見終わった後、あーまたこういうオチなのかーって思った次第です。 最後で、少女がなんで犯人に直接告ったのかよく分かりませんね。 「あなたが犯人って知ってるわよ?」なんて言ったら自分の身に危険が及ぶのに。 しかしそれを聞いて、そのまま生かして解放しちゃう犯人もイキだなと思いました。 「すぐに殺しちゃもったいない。次回じっくりかわいがってやるよ。」って、続編につながるのでしょうか? [DVD(字幕)] 7点(2012-04-14 08:16:34)(良:1票) |
11. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 なんで稲垣君が?とも思いましたが、意外な怪演だったと思います。 非情なシーンもよかったです。 最後、役所さんがどうやって稲垣君を殺すのかと思って見てましたが、あの同士討作戦も賛否はあるかもしれませんが、私はなかなかよかったと思います。 あとみなさん書かれてますが、松方さんの殺陣はさすがでしたね。 最後の決戦の場面は、作戦的に突っ込みどころも多いですが、なかなか迫力がありました。 ただ、伊勢谷さんが喉突かれて死んだと思ったのに、最後ピンピンして登場してきたのにはだいぶ違和感あり。そこが結構残念です。 [DVD(邦画)] 7点(2012-03-27 00:01:13)(良:1票) |
12. マッハ! ニュー・ジェネレーション
《ネタバレ》 出演陣がパッとしないし、ストーリーや人物設定などイマイチの部分はありますが、ほぼ全編に渡ってバラエティに富んだ生身のアクション(スタント)が楽しめます。 このCG全盛の時代に、一歩間違えれば死んじゃうんじゃないか・・・っていうアクション映画が作れるのはもうタイしかないんじゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2012-01-17 09:05:52) |
13. マイネーム・イズ・ハーン
人に勧められて予備知識無しに観てみました。 舞台のほとんどがアメリカだし、作りもインド人を主演にしたハリウッド映画って感じで、インド映画のようなイメージではありません。時間は長いですけど。 そんなにうまくいくか~?ってシーンや突っ込みどころもいろいろありますが、なかなか感動的なドラマでした。インド映画もすてたもんじゃないですね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-17 10:56:17) |
14. その男ヴァン・ダム
《ネタバレ》 チャック・ノリス、セガールに次ぐB級アクション御三家のヴァン・ダム先生。 彼の映画は何本か見ましたが、アクションの実力はあるもものカット割りが多く、どれも中途半端な印象。 そんな中途半端で落ちぶれていくアクションスターとしての自虐ネタが満載で、アクションないけど、意外と面白かったです。 他の皆さんも書かれているように、なんだか彼を応援したくなってきますね(笑) 私が見た彼の映画の中では一番面白かったです。あくまでもヴァン・ダム先生の映画の中ではですが(笑) [DVD(字幕)] 7点(2010-07-17 16:42:43) |
15. バーバー
《ネタバレ》 もともとモノクロ映画だったんですね。DVDはカラーだったので後から色づけしたのでしょうか?カラーでしたが全体的にモノトーンの渋い映像でした。 特に盛り上がるってシーンもないですが、モノトーンの映像とともに進む物語がいい雰囲気でした。主演の俳優の演技とタバコの煙が結構渋かったです。ただ結構淡々と話が進むので下手すると眠くなりますが・・・(笑) 自分としてはハラハラドキドキのサスペンスが好きなので若干退屈ではありましたが、口下手で、自分の意図しない方向に話が勝手に展開していく可愛そうな主人公にちょっと共感を覚えたのでこの点数とします。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-13 20:14:15) |
16. いのちの戦場 -アルジェリア1959-
アルジェリア戦争は知りませんし、日本人が関わった戦争ではないので、硫黄島からの手紙ほどの感情移入はできませんでしたが、やっぱり戦争って悲惨だなぁ・・・ ってことはつくづく感じましたねぇ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-13 19:09:49) |
17. チョコレート・ファイター
《ネタバレ》 アクションはかなり素晴らしい。一部CGかな?ってところもありましたが(実際使ってるかどうかは分かりませんが、ビルから悪役が直に地面に落ちるシーンは本当にやってるの??)。 ブルース・リーやジャッキー、マッハなど色んなアクションの要素が入ってて、主演の少女は結構切れのいい動きをしています。ただブルース・リーへのオマージュなんでしょうが、製氷工場の怪鳥音にはちょっと引いちゃいました。 設定が障がい者ですが、これって日本でテレビ放映できるのかなぁ・・??最後の方の障がい者vs障がい者なんて、けっこうアブナイ感じです・・・ マッハとかもそうですが、ストーリーは二の次、アクションを見ましょう。 これでもっといいストーリーなら評価が上がるんですけどね。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-21 21:59:56) |
18. ファニーゲーム
《ネタバレ》 ほんと見てる最中ずっとイライラしっぱなしです。自分だったらこうするのに・・・とか、みんな思いながら見てるんだろうなと思います。そう思わせるように意図して作ってるのがみえみえでちょっと冷めますが。ともかくハッピーエンドを期待する人は見てはいけません。 これは好き嫌いハッキリ分かれると思いますが、ハッピーエンド映画、どんでん返し映画を見飽きてるので、たまには見終わった後に気分の悪くなる映画もいいですね(笑) [DVD(字幕)] 7点(2010-01-21 20:08:02) |
19. チェンジリング(2008)
これが実話だったってことで、よりいっそうおもしろさが増しました。その後どうなんたんでしょうねぇ・・・とっても気になります。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-01 21:21:33) |
20. 暗黒街のドラゴン・電撃ストーナー
《ネタバレ》 ドラゴンブームの中、劇場公開されたもののビデオ化されてなかったので、自分の中では幻の映画の1本でした。 ブルース・リーと共演するはずだったジョージ・レーゼンビー、燃えドラでリーの妹役のアンジェラ・マオのダブルキャストをはじめ、リーの愛人ベティ・ティンペイ、サモ・ハン、ウォン・インシックなど、出演者だけでもマニアック心をくすぐります。日本人の高城丈二さんが出演してますが・・・この人誰だ? 見所は、アンジェラ対ウォン・インシックのガチンコアクションとティンペイ様のベッドシーンでしょうか(笑) ジョージ・レーゼンビーは、軍隊でマーシャルアーツの教官してたってどっかに書いてあったけど、アクションはイマイチかな。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-15 00:05:57) |