1. i 新聞記者ドキュメント
オウム関連でやばかった、下山事件でも非難された。 超能力関連だって酷すぎる映像とってた、死刑反対から今度はこっちに進出したのか。 監督の思想がもうちょっと、その上でこれ本当に映画ですか?って酷さ。 [インターネット(邦画)] 0点(2025-01-29 17:20:33)《新規》 |
2. 新聞記者
これに点数を付ける人の感覚がわからない。 西田尚美だけでしょ、よかったの。それでようやくマイナスがゼロになったくらい。 [インターネット(邦画)] 0点(2025-01-29 17:17:12)《新規》 |
3. パラサイト 半地下の家族
韓国の実情のドキュメント。ただただ酷い生活環境。 映画としては評価できるところがない。 [インターネット(字幕)] 0点(2025-01-29 17:12:30)《新規》 |
4. 聖☆おにいさん
《ネタバレ》 実写の方を見て評価つけようかと思ったんですが、まだレビューページがない。そういえば昔アニメも見たなあと思って、回顧レビュー。 まあ、原作の感じを表現しようという意欲は汲み取れます。声の役もいい感じでした。 けれど、仮面ライダーコラボでしたっけね、原作にないので付加した小学生がもう本当にうざい。 「宇宙キター!!」が余りにもしつこくて興ざめ。 なんであんなコラボしちゃったんだろう(怒)と当時思いましたよ。 [映画館(邦画)] 3点(2025-01-26 16:38:52)《新規》 |
5. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
三浦しをん「神去なあなあ日常」の映画化という話ですが、テイストは続編の「神去なあなあ夜話」のほんのり恋愛部分も取り入れていて、私にはとても面白かったです。 研修生が染谷1人だったのが3人に増やされていたり、友達が来るエピソードが付け加わっていたり、ラストの大木落としのシチュエーションを大胆に改変したり、存分に矢口脚色がされていて、映画としてまとまりのあるものとなってます。 特に、染谷将太、長澤まさみ、優香、西田尚美のキャスティングと演技が素晴らしい。伊藤英明は演技も上手いが、身体能力を十分に生かした躍動感が素晴らしい。 林業作業も良く描写されてます。かなり本気でリサーチしたのでしょう。本当に細かいところであれ?と思ったんですが、これは私がなまじ東日本の林業を知っているからこその違いで、あとで調べたらモデルの西日本の林業では当たり前なんだそう。つまり本当に現地リサーチが行き届いているんですね。 作品冒頭の染谷が拉致同然で田舎に送られるところ、田舎に行くにつれ、携帯がどんどん圏外になっていくところ、もう最初から笑ってました。これ、単純に楽しい映画ですよ。 難しいことは考えず、頭からっぽにして見ましょう。 [映画館(邦画)] 8点(2025-01-08 20:44:23) |
6. レ・ミゼラブル(2012)
《ネタバレ》 日本でミュージカル映画の感想を見ると、枕詞のように「ミュージカルは苦手ですが」という前置きが置かれるんですね。私なんか、それを見るとなぜ苦手なくせに見るんだろう、と思ってしまいます。一部例外もいるみたいですが、映画鑑賞は苦行でもないし、自分で見る見ないを選べるんです。でも、それでも見てしまうのがミュージカル映画。苦手だって見たくなる、それほど魅力的なお話が繰り広げられるのがミュージカル映画なんです。「レミゼ」はその最たるものですね。 「レ・ミゼラブル」というお話、ああ無情とも訳されたヴィクトル・ユーゴーの魅力的なお話は、デュマのモンテ・クリスト伯(巌窟王)と並んでフランス19世紀文学の古典として日本でも子供の頃から親しまれてきました。ただ、ここの感想読むと読んだことがない人が多いのが意外でした。 ミュージカル映画は、通常、地のストーリーに、要所要所で歌とダンスが入ってくるものですが、この映画は違います。セリフが大体どんな短いものでも節をつけた音楽で、地のストーリーで供される「普通の会話」がまずない。そして一曲一曲が果てしなく長い。欧米ではこの長さが普通らしいんですが、日本人にはつらい。これは、日本の洋系音楽の定型(イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ)には合っていないことが原因らしいんですが、とにかく長く感じます。歌と思わず、吟遊詩人が詩を朗々と歌い上げるものなんだと思って諦めるしかない。このミュージカルで、日本人にも合う感じの盛り上がりと曲長さはピープルズ・ソングくらいでしょうか。自分のことを切々と歌い上げるのはあれは曲ではなく、詩の朗読だと思いましょう。 ヒュー・ジャックマンも、今回は歌い上げに徹しています。得意のダンスは封印。アン・ハサウェイその他の登場人物も、顔をアップで映して延々歌い上げるだけ。だから、いろいろカメラワークを工夫していても一本調子になってしまっています。 キャメロン・マッキントッシュの舞台版は、もっとメリハリあったような気がしていますけれども。 あと、映画として長いです。158分もある。そして、後半はラマルク将軍の死をきっかけとした反乱に舞台を取られ、ジャン・バルジャンは後景に引っ込んだりしてしまって、構成があまりよくない。 とはいっても、この反乱のシーンが本当にキャッチーで、人の胸を打ってしまう。 ラストシーンに流れるピープルズソングとフランス人民のシーンは、更に倍掛けです。 だから、長い、歌いっぱなし、最後は感動という王道とは言えるんですが、ミュージカルとしてはダンスがない、地のセリフがほとんどないといった、やっぱり異色作で、一度は見ておくべきものなんですかね。ミュージカルが苦手な人でも。 [映画館(字幕)] 6点(2024-12-30 10:25:05) |
7. 美女と野獣(2017)
《ネタバレ》 これ書いてるの2024年です。もう7年も前になるんですねえ。そんなに経った気はしないんですが。 でも、7年前の公開でまだ良かったです。エマ・ワトソンが神がかり的に可愛いですし、野獣も野獣らしく描かれてますし、本当にディズニーのアニメの世界を忠実に再現できてましたから。 これ、7年後の今なら、ベル役はほぼ間違いなく黒人にされて、野獣ももっと珍妙なキャラクターになっていたでしょうね。実際、2020年代の美女と野獣の舞台は、ベル役がファットサイズ(まあ超肥満です)の黒人女性で、野獣は片足が棒義足の障碍者という描写になってました。ポリコレの人はこれがいいみたいですが、私は勘弁して欲しいんです。本作も、城内のダンスシーンや貴族に、黒人を織り交ぜて悪目立ちになってました。ただ、ポリコレが現代ほど強烈ではなくて、まだこの程度で許されたのは助かった。 さて、作品はディズニー実写には珍しくライティングが少し暗めで、ちょっとびっくりしましたが、城内やCGも曲もダンスもよくできてました。楽しく鑑賞できました。ただ、一曲の歌と踊りがすこしづつ長い(ガストンのは超長い)。魅せたいのはわかるんですが、曲を短めにしてテンポよくできればもっと良かったかな。その印象からか、2時間10分なのに、長い映画だなあと思わせます。 キャスティングは当時のほぼベスト。特にハーマイオニーが美しく成長するとこうなるというのを見せてくれたのは素晴らしい。 ところどころ、お約束の黒人混ぜで興が醒めるのは残念ですが、なかなかに良い映画だったと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2024-06-11 12:58:47) |
8. 宇宙兄弟
《ネタバレ》 公開当時でも長すぎる原作を2時間にまとめたんだから、ストーリーが前半の前半部分のダイジェスト。リアル寄り宇宙物なのに予算が全然足りてないから、ちゃちな感じは否めない。なんだか小栗旬がやたらと映画に出ていた頃だから、キャスティングに新鮮味がない。もろもろ結構中途半端なんだけど、単品の映画としては悪くないです。大人気コミックの実写化というジャンルで多少安直に思えても、この時代に宇宙物をやってみようという意欲は買いたい。宇宙ものは好きだから続いてほしい。なお、コールド・プレイの音楽と予告編は秀逸、本編は見なくても予告編だけは見てほしいですね。 [映画館(邦画)] 6点(2024-04-17 07:21:29) |
9. おかえり、はやぶさ
《ネタバレ》 はやぶさ3作の最終作。一番子ども向き。最後発なのでいろいろフィクションを交えなきゃ前2作と差別化できないためか、すごいことになってます。本筋をきちんと描ききれる力がないので、病気、親子関係、他にもどうでもいいドラマを入れ込むのはまだしも、なんと「のぞみ」のプロジェクトマネジャーの息子が「はやぶさ」の技術者。しかも親の方は「のぞみ」失敗で厭世的になってるうえ、息子も一度は投げ出して「イカロス」に逃げたりしてる・・・。フィクションにもほどがあります。JAXA(ISAS)の研究者・技術者を馬鹿にするにも程度があるでしょう。脚本の段階で問題がありすぎ・・・これを楽しめる層ならいいでしょうが。 映画自体も評価はあんまりできません。群像劇としてはまとまりがないし、役者の演技も良いとは言えないし、はっきり言って闘病親子は演技が下手すぎでした。ただ、予告編が「はっきり子ども向けだとメッセージを伝えていた(大人やファンが真剣に見るものではないよ)」という点では評価できたかな。 [映画館(邦画)] 3点(2012-10-04 20:23:47) |
10. はやぶさ 遥かなる帰還
《ネタバレ》 ナベケン好きとか、普通の邦画好きの人にはこれが一番合うかもしれません。だけど、きちんと「映画」をみたい人にはどうかな~。残念ながら、評価は堤版には及びません。 なにせ、暗い。画面のトーンが全体に暗いし、話も暗い。爽快感がないです。しかも、現場が暗くてギスギスしすぎ。実際はこんなギスギスやってるんじゃない、こんな雰囲気なら仕事なんかできない、と鑑賞した現場の人から反発があったとか(笑)。 邦画のお約束として、話題の女優を出して、どうでもいいドラマをくっつけるというのがあります。そのお約束が映画をつまらなくするんですけれど、その定石を踏みすぎてます。「はやぶさ」のような素晴らしい現実を、映画にそのまま描ききれる監督は日本には殆どいないのかなあ。誰にでもわかりやすい適当なドラマを入れ込むことしかできない。堤版で言えば、竹内結子の兄の死ですし、本作ならシングルマザー夏川結衣と山崎努の親子の絡み、「おかえり」なら病気とやっぱり親子の葛藤。腐臭がプンプン・・・。おまけに、江口と吉岡の愚にもつかない対立の描写。本作のこの辺の蛇足感は堤版より相当強い。これが良かったという人も多いでしょう。お手軽にできますし、これ以外の筋はわからない、という層は確実に存在しますから。でもこの手の蛇足を入れ込むドラマなら、はやぶさである必要はないんですね。任侠映画でも闘病映画でも懐古ものでも、同じ描き方でやれますし、実際やってますから。ディティールの説得力もありません。最初の打上場面はなかなかだったんですが、その後、カプセル試作品をその辺に転がしておく工場とか、一気に説得力がなくなっていきます。新聞記者が全く何も勉強してないという点は現実に忠実ですけど、そこからきちんと勉強してくる記者なんてみたことないですよ(笑)。 [映画館(邦画)] 4点(2012-10-04 20:23:01) |
11. はやぶさ/HAYABUSA
《ネタバレ》 「はやぶさ」の映画は、プラネタリウムで上映されたものを映画版にした「BACK TO THE EARTH」、本作、「はやぶさ 遙かなる帰還」、「おかえり、はやぶさ」と全部で4作あります。最初の「BACK TO THE EARTH」は成り立ちや内容が特殊なので別にすると、残りの3作の中で一番マシなのが、堤版の本作でしょう。もちろん、竹内結子演じる水沢恵の設定がどうなのとか、水沢兄の死が取って付けたようであるとか、夢のシーンや最後の講演が余計だとか、はやぶさ絵日記への繋げがわかりにくいとか、生瀬さんのシーンはいるのかとか、筧利夫のカツラがちょっと(笑)とか、欠点はいろいろあるんですけど。それでも打上げまでの苦労や、苦労はあるけど好きなことに挑んでいる明るい現場とかが一番よく描かれています。川口さん役の佐野史郎、的川さん役の西田敏行とか、その他の人々の造形は悪くない、というよりすごく良い。予算取りの際の双方押し黙るさまとか、コマンド送りの様子とか、オロナミンCとかその他諸々、細かい作り込みもよくできてます。付け加えドラマ分が「遙かなる帰還」や「おかえり」より軽い分評価が高いです。3作の中では一番綺麗にまとまっていて、はやぶさ好きにはいいんじゃないかな、と思います。あと、佐野史郎似すぎ。姿勢の良さまで似せている。あれでもう少し華奢だと完璧。 [映画館(邦画)] 7点(2012-10-04 20:21:35)(良:1票) |