1. 崖の上のポニョ
とうとう最後に連れていってくれましたね!監督。ストーリーが破綻しているなどという声が聞こえてくるのですが、そんなものは全然耳に入りません。宇宙的に精神的に死生観的に全く破綻していないからです。人は光の方へ上の方へ愛があるところへ命をかけても追い求めるものなんですね。そして世界は美しい。思うことは美しい。この作品のような世界に自分は住んでいないけれど、この映画があるということを希望に生きていけると思いました。あー全部の映画が同じ値段なのがおかしいよ。価値が全然違うのに! [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2009-01-12 00:50:25)(良:2票) |
2. シカゴ(2002)
頭の軽い人たちの営みをショービズとして楽しみましょう!なのか、ショービズの世界なんて顔が売れたもの勝ちよ!というのを皮肉でショービズに仕立てたのか知りませんが、何度も途中で観るのをやめようかと思いました。お金と時間を使って観るものではないと私は思いました。生きるのはもっと切実です。娯楽はもっと幸せにしてくれるものです。 [DVD(字幕)] 0点(2009-01-12 00:35:29) |
3. シュレック
ディズニー的なものが嫌いなので、テーマやストーリーに共感。描きたい事はちゃんと伝わってきた。少し時間が短いのと、とてつもない感動があるわけではないのでこの点数。さくっと観る娯楽アニメとしては良。映像美も楽しめます。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-18 23:50:56) |
4. 恋の門
松尾スズキには期待していたのだけど、全然面白くなかった。 その要因の一つとして松田龍平くんはもしかしたら、 ものすごい大根役者ではないのか?ということ。 最初はワザとかと思ったけど、何かを狂わしている。 とにかく心に何も残らなかった。 [DVD(邦画)] 2点(2008-03-29 02:56:11) |
5. 手紙(2006)
「沢尻エリカ」的存在がリアルさに欠けると思った。実際には吹石一恵みたいなありがちな身分の違いの人と恋愛するとか、沢尻エリカがいつまでも助けてくれるとか、実際はもっと手前でつまづくのが人生なんじゃないかな。「手紙」の重みを訴えるために、都合の良いエピソードをパズルのように組み立てた感じがした。しかし、感動の最低ラインは保っていると思う。 [DVD(邦画)] 4点(2008-03-29 02:46:00) |
6. マリー・アントワネット(2006)
美術、衣装は文句無し! ソフィア・コッポラの映画はいつも物語がさらりとしていて、エピソードを詰め込まない。おしゃれでセンスがいいけど、心の闇には触れてこない。 この映画もそれは相変わらずだったけど、史実をこちらが知っているので、 その表現の仕方の都会的センスに魅了されたり少し嫉妬もしたり。 マリーアントワネットがいかに世界を見ていなかったか、 課せられた運命の大きさと、異国で暮らすさみしがりやの小さな女の子のギャップが 観てとれた感想。 ベースにフィクションとしての情報量があるので、今までの薄っぺらさが少し緩和されて ちょうどいいバランスだと思う。 あこがれのお姫様の映像を堪能するためにDVDを買って何度か観てみても良いかと思った。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 16:40:39) |