1. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
ご都合主義だと言われようが関係ない。脚本もマイケルも魅力的。 何度でも見たいと思わせる。最高の映画のひとつ。 やっぱり映画はこうでなくっちゃと思わせてくれる。 [DVD(字幕)] 10点(2012-07-08 00:07:02) |
2. サマーウォーズ
《ネタバレ》 素直に好きです。エンターテイメントでほろっとさせて、ちょっぴりロマンスが入っている。 田舎、大家族、ネット社会、仮想現実、暴走するAI・・・これらの要素を綺麗なデザインの絵でコミカルに描くのは今っぽくてハイセンスだなと感じます。 出陣前にみんなでごはんを食べるところ、世界中のみんながアカウントを分けてくれるところが大好きです。 [レーザーディスク(邦画)] 9点(2012-03-11 22:28:20) |
3. ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
《ネタバレ》 本当におもしろいコメディでした。 ほぼ同じ屋敷内での半日のお葬式の様子を描いたドタバタコメディで、役者たちが次々に笑わせてくれます。 「安定剤」がたびたび引き金になって、笑いの連鎖が。 最初人物関係が分からなくなりそうな不安もありましたが、冒頭10分でその不安も解消。 なんとなくの関係でも気にならないぐらいあっちこっちに笑いのくすぐりが。 あまりなじみのない役者も多かったですが、役者がみんなうまいです。 シリアスとコメディの間の絶妙な演技が見ていてほんと楽しかった。 [DVD(字幕)] 9点(2011-08-27 22:33:06)(良:1票) |
4. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 評判が良いと聞いていただけに、期待して観始めましたが、期待以上の出来でした。 アンディの気持ちが彼らを裏切ることなく、でも大人になっていくところはきちんと描いている辺りがさすがだと思います。 いい映画を観た後はいい気持ちになれて幸せです。 [DVD(字幕)] 9点(2011-03-06 20:31:07) |
5. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 これって邦題が悪いですね。。。 「最高の人生の見つけ方」だと、『最高の人生』って言葉にひっかかっちゃて、「何?やっぱり最高の人生は金持ちか金持と一緒じゃないと達成できないわけ?」って文句の一つも言いたくなっちゃう。 これが原題の「The Bucket List=棺桶リスト」だと、余命を宣告された男たちが、生きてるうちにやりたいことをリストにして旅に出るってことで、どう自分の人生の終わりと真正面から向き合うかっていう人間ドラマの意味合いの方が強くなる。 世界的な大金持ちかどうかは、演出をおもしろくするための付属物に過ぎなくて、環境の違う二人の老人がお互いの足りないものを補いながら、相手の刺激を受けながら自分の人生を見つめ直すって映画だと思う。 「世界一の美女」とか最後のオチとか、シナリオも凝っていて通好みの映画だと思います。 邦題は悪いですが、作品自体はいいので9点です。 [DVD(字幕)] 9点(2011-02-13 02:07:20)(良:2票) |
6. インセプション
《ネタバレ》 おもしろかった! 夢の中の夢の中のそのまた夢の中。 夢から覚めた世界は、はたして現実か、それともまだ夢の中か。 SFとかにはよくある設定だけど、夢の中の世界は1階層上の世界より時間の経過が早いというのが新鮮で秀逸だった。(1階層ずつ約20倍の時間の経過) 1階層ずつ仲間が残ってその階層を守っていくところとか、少年ものの漫画チックな展開で燃える。 仲間のキャラクターも個性的で、2階層目のホテルを守るアーサーがいい味出してたなぁ。 無重力のアクションも最高におもしろかったし、裏切りそうな顔をしてたからいつ裏切るんだろうとドキドキしながら見れて飽きなかった。(結局裏切らなかったけど) 最高に楽しめました。 [映画館(字幕)] 9点(2010-07-25 02:06:26)(良:1票) |
7. ゲーム(1997)
またゲームを見たことのない状態からやり直したいものです。 ゲームをこれから鑑賞できる人が羨ましい。 ジェットコースター・サスペンスを飽きずに見れる人にオススメです。 [DVD(吹替)] 9点(2009-12-24 00:52:12)(良:1票) |
8. 風が強く吹いている
《ネタバレ》 才能に恵まれながら陸上界から離れることを余儀なくされていた清瀬灰二と蔵原走。 寛政大学で奇跡の出会いを果たした二人は、周りの人間と共に、弱小陸上部として無謀な箱根駅伝に挑む。 原作は、直木賞作家の三浦しをん。 走るために必要な真の「強さ」を謳いあげた青春映画。 笑いあり、涙ありで、とても楽しめて爽やかな気分になりました。 箱根駅伝に詳しい人も詳しくない人も見て損はないと思います。 久しく爽やかな気分になっていない方にオススメです。 [映画館(邦画)] 9点(2009-11-03 21:39:43) |
9. 天使と悪魔
《ネタバレ》 原作は読んでます。 冒頭から、ラングドンが呼ばれる先がCERNではなくバチカンだったりとか、原作とは違いますけど、うまく端折ったなという感じです。 スピーディーになっていて映画向きになっています。 原作のいい点をつなぎ合わせて、複数の登場人物の役どころを一人に集約したり、セリフを別の登場人物に言わせたり話の整合性をうまくとった感じで脚本の勝利という気がしました。 ユアン・マクレガーがなかなかの好演で、カメルレンゴのイメージ通りでした。 さらに深く読みたい方は原作もおすすめします。 信仰と科学の折り合いについての問題がもう少し深堀りされていて、カメルレンゴの心情が理解できるかも知れません。 イルミナティの歴史や、反物質については事実とは異なるところもあるそうですが、そこはパンフレットにも明記されてることですし、エンターテイメントと割り切って楽しめばいいかと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2009-05-17 22:01:19)(良:2票) |
10. アマデウス ディレクターズカット
《ネタバレ》 天才モーツァルトの才能と非常にダメダメな生活力、サリエリの複雑な嫉妬心が見事に描かれていると思いました。 この作品を見たあと、モーツァルトのCDを思わず買いに行ってしまいましたが、サリエリのCDは買いたいと思わなかったなぁ。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-07-19 22:15:54) |
11. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
《ネタバレ》 コンパクトにまとまっていました。ストーリー性もあり、適度なユーモアもありました。 ただ後半の展開にもう一つ盛り上がりがあってもよかったかなと思いました。 クレムリンでの撮影や、ドバイの高層ビルでのアクションは配給側から言うとスケールが大きい仕掛けかも知れませんが、見ている側からすると、それよりは話の展開の複雑さや、アクションシーンの派手さをもう一つ見せてほしかった。 欲張り過ぎかも知れませんが逆にもう少し時間が長くても良かったかもしれない。 ホテルでの上下階での取引のシーンは緊迫感があってよかったです。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-07-19 22:04:45) |
12. マネーボール
《ネタバレ》 マネーボール理論で野球チームを変えていくある種のサクセスストーリーものだが、単なる優勝で終わらないところが良かった。 イノベーションを起こす人間の孤独感がよく出ている。 みんながよく知っている野球が舞台になっているというだけで、野球のゲームそのものにこだわらない描き方が功を奏していた。 野球にとくに詳しくなくても楽しめる映画になっている。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-07-07 09:48:33) |
13. ファイブスター物語
20年前からのF.S.S好きなので文句ないです。 作品は原作の1巻部分にあたる物語を映画化しています。当時は「宇宙皇子」との同時上映でした。 原作を観てない人でも物語としてはおさまりよくまとまっていると思います。 ただし、用語や世界観や重要なシーンが解説なく散りばめられているので、?な部分も多いでしょうね。 ファティマって結局何?とか。 「まだ見ぬコーラスのち」って言われても「地?」「血?」「まだ見ぬって?」とかね。 緻密な設定好きは、原作読むとはまりますよ。 今だったらもっと凄い演出とかできるかも知れないですね。コーラス編か、アウクソー編か、クリスティンVのあたりまた映画化してくれないかな。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2011-05-04 01:10:29) |
14. チェンジリング(2008)
《ネタバレ》 母親の追い込まれていく状況と、息子を想い続ける強さに感情移入した。 あとは警察のような組織が権力を持ちすぎた場合の怖さがよく描けていた。 何点かの修正でもっとよくなったかも。 実話をもとにしているらしいが、この演出だと、母親が息子(偽)と最初に引き合わされたときに頑強に否定しなかった理由がよく分からない。 不安な日々を送り過ぎて事前に混乱して取り乱している様子などが挿話してあれば、警部の説明に説得されてしまう様子ももっと説得力があったろうに。 あとはウォルターが逃げ出したときの様子についてサンフォードに聞くシーンがないのもいただけない。不要な疑問を持たせないために犯人が追いかけるさいにサンフォードも車に乗せなければよかったのに。 [DVD(字幕)] 8点(2011-04-25 01:33:25) |
15. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 素晴らしいCGのクオリティに驚いた。 照明の当たり具合や、炎の滑るように広がる感じなどやるなという感じ。 バイキングの中で浮いた存在のヒックが、ドラゴンを理解することで、周りにできないことを為すというのは分かりやすいし面白い。 自然とライバルの子たちがヒックを認め、仲間となって戦うあたりが素敵。(もう少し緊迫感のある戦いにしてもよかったけど。) 巨大ドラゴンを倒すことですべて解決というあたりが少し安易だったかなという気はする。 [DVD(字幕)] 8点(2011-04-03 21:10:25) |
16. ヒア アフター
《ネタバレ》 ロンドン・パリ・サンフランシスコにいる三人を結ぶ「死」という共通点。 最初は別々に進んでいた物語が、徐々に近づいて絡まっていく。 十万人以上の被害を出した2004年のスマトラ沖地震や、2005年ロンドンでの地下鉄爆破事故など、実際にあった出来事もうまく脚本に取り入れていて興味深かった。 クリント・イーストウッドますます健在。 [映画館(字幕)] 8点(2011-02-19 17:17:50) |
17. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 いやー面白かった。 普通に考えると残虐なんだけど、そんなに残虐に感じないのが不思議。 ナチス側の演技が個性味あふれていて非常に良かった。 特に第三帝国ナンバー2のゲッベルス宣伝相役のシルヴェスター・グロート、"ユダヤ・ハンター"ことハンス・ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツの演技が光っていた。 面白い割に自分の周りであまり観た人がいなかったのは、日本版のCMでちょっとふざけてる風味が強かったからかなぁ。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-19 23:42:10) |
18. アバター(2009)
《ネタバレ》 映像が綺麗。ストーリーも分かりやすくて、ジェームズ・キャメロンらしい。 企業が後押しして戦争。他種族との接触よりもまず会社の利益を、というストーリーにシガニー・ウィーバーを起用するあたりが、エイリアンみたいで、ニヤリとしていました。 ナヴィの独特のキャラクターも、見慣れてくると美しく見えるから不思議。 [DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 23:58:24) |
19. ラビリンス/魔王の迷宮
《ネタバレ》 「ダァンス、ダァンス。ダァンス・マァージック♪」「ジャンプ、ジャンプ。ジャンプ・マァージック♪」子供の時観たデビッド・ボウイの魔王ジャレスが格好良くて印象に残ってました。 ジョニー・デップの「アリス・イン・ワンダーランド」を観てたら「ラビリンス」を思い出して無性に観たくなってきてしまいました。 久しぶりにDVDで鑑賞しましたが、ストーリーもシンプルで分かりやすくて楽しめました。CGやら3D映画の時代だけど、ストーリーに入り込めば人形でもCGでも変わりないですね。むしろ味があっていいかもと思えました。(火のオオカミのやつらのシーンの合成はイケテナイですが・・・。) 監督のジム・ヘンソンのインタビューで、魔王役の候補にマイケル・ジャクソンっていう話があったっていうのも驚きでした。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-30 01:47:06)(良:1票) |
20. プラダを着た悪魔
《ネタバレ》 アン・ハサウェイはもちろん美人なんだけど、ほんと最初芋っぽく見えるあたり、演出がうまい。 メリルストリープのボス・ミランダの悪女ぶり、剛腕ぶりの演技もうまかったです。 アン・ハサウェイ演じるアンドレアの揺れ動く気持ちも良かったし、 何といっても「ボスのようになるか、別の人生を選ぶか」の最後の選択と、 決別後のミランダが示す友情、ここが見ていて気持ち良かった。 実際には、ミラー紙のジャーナリストになっても、一流のジャーナリストになろうと思ったら「仕事を取るか、彼(家庭)を取るか」の命題はつきまとうだろうとは思ったけど。 まぁ今後の細かいことは抜きにして、とても面白い作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-15 00:52:19)(良:1票) |