1. TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
《ネタバレ》 ど直球のクドカンワールド。コメディもの全般に言えることかもしれませんが、肌に合わない人はとことん合わないかも。自分は最後まで飽きずに楽しめましたが。演劇セット風な地獄世界、見たことあるなと思ったら大木家のたのしい旅行ですね。脇役はおなじみ大人計画の面々のほか、本職ミュージシャンも多数出演しています。大柄な長瀬の鬼姿は似合ってましたし当て振りとはいえ演技も歌もできる彼にぴったりの役です。本職のミュージシャン輪廻転生で三回ゴリラなのは笑った(よくTOKIOのメンバーからゴリラっぽいと言われてる)。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-06-25 01:33:29) |
2. テラフォーマーズ
《ネタバレ》 原作未読。近未来の街はブレードランナーのオマージュでしょうか。地球で何かやらかしたらしい人々が火星行ってサックサク殺されて残った二人が逃げ帰るという、とーっても薄いストーリーでした。見終わったあとは志村喬さん似のテラフォーマーの顔しか印象に残りません。まぁでもスピード感はあるので最後まであまり飽きを感じることはありませんでした。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-03-25 21:40:15) |
3. ピクセル(2015)
《ネタバレ》 冴えない日常の元Nerdyなオッサンたち(といっても一人はアメリカ大統領だけど)が宇宙からの侵略者を撃退する単純なストーリー。世代的にど真ん中なので懐かしさ込みで評価は高いですがゲームにのめり込んだ少年ではなかったので知らないゲームも多かった。侵略者のキャラは愛嬌あるし建物や人が破壊されて散らばるキューブの転がる感じとかすごく好き。Qバートかわいい…。侵略者側も元々は平和的な人々で地球から届いたゲームの映像を交戦メッセージと勘違いして受け取ったというウッカリさんなオチ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-04 00:06:33) |
4. リアル鬼ごっこ(2015)
自殺サークルと同じ出オチパターン。jk設定としては厳しい主人公たちが走って走ってキャーキャーキャーキャーを90分近く見せられるだけでした。正直、園子温がもてはやされる理由がさっぱりわかりません。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2017-02-11 04:42:42) |
5. アナと雪の女王
《ネタバレ》 ブームをとうに過ぎてやっと視聴。この国の人々は話の途中で遮る逃げる。なぜこうも人の話を聞かないのか。それだと山に行くことはないからクリストフたちの出番はなく戴冠式で話が終わっちゃうけど。まぁでもディズニー映画だけあって完成度は高いし松たか子と神田沙也加の歌は素晴らしいので素直に楽しめました。そういや、松たか子がレリゴーをテレビ等で一度も歌わなかったのはやはり契約で決まってたのだろうか。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-02-01 01:56:17) |
6. 図書館戦争 THE LAST MISSION
《ネタバレ》 死者を出さないのは制作者の意図なのだろう。自衛隊の協力条件だったのかもしれない。それはいいとして誰も死なない誰も殺さないサバゲーを二時間延々と見せられてる気分になる。そしてストーリーもほぼ、ない。貴重な本を地方のイベントに貸し出そうとしたところを奪いに来た敵対組織とドンパチやって最後に勝利し恋愛もハッピーエンド。よくこれだけで続編を制作しようと思ったなぁと。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-12-07 01:22:31) |
7. 劇場版 MOZU
《ネタバレ》 ショボ映画。ドラマで広げた大風呂敷はなんだったのか。あれほど怪物扱いで語られてたダルマが北野武としてスクリーン上に出現したとたんそれまでの恐ろしそうな人物像は跡形もなく消し飛んだ。国を裏で動かしてる超大物フィクサーのわりにまともな手下は権堂と高柳(と東?)ぐらい、病室は修理中のおんぼろ船。小日向氏演じる津城のほうがよほどダルマに似てたんじゃないの?評価できるところでは長谷川博己。あの主役を食うほどの狂気は素晴らしかった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-10-17 20:23:15) |
8. 想いのこし
上映時間が二時間もあるのに内容は薄く、カネ目当てで成仏の手伝いしてる主人公に感情移入できるわけもなくダラダラとストーリーを見せられてるだけという印象しか残らなかった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-07-06 15:56:33) |
9. るろうに剣心
《ネタバレ》 漫画・アニメ未読。時折入ってくる漫画的な中二設定や台詞回しに少々興を削がれつつも最後まで飽きることなく楽しめた。漫画原作だと人物再現だったりどこまで原作をなぞるかに注目されて評価のハードルが上がってしまうのは致し方なしですが、作品としては上手くまとまってると思います。特にチャンバラのスピード感は出来が良く、鵜堂刃衛演じる吉川晃司の狂気の凄みも素晴らしい。唯一、気になったのは刃衛が肺を麻痺させた催眠術をヒロインにかけたのにベラベラ喋れるのがどうしても不思議なのでした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-02 04:59:19) |
10. 大鹿村騒動記
正直、面白いと思えるほど盛り上がる話ではなかったので点数は低くつけるが人々の魅力に溢れ完成度は高い。演技巧みな役者を集い撮りたい脚本で納得のいくドラマを完成させる、そんな作品があってもいい。撮影当時、原田芳雄氏はすでに余命宣告もされていたらしいのでおそらくご本人もこれが最後になるかもしれないと思っていたはず。その彼が最後に遺した作品はこれまでのハードボイルドでもシリアスでもなく肩の力をふっと抜いたハートフルな作品だったことが感慨深い。 [地上波(邦画)] 4点(2015-10-24 23:45:43) |
11. LIFE!(2013)
《ネタバレ》 以前、予告映像を見たときに面白そうと思ってタイトルを覚えていたんだけど実際に本編を視聴したら想像とはちょっと違ってた。古い映画のリメイクのせいか現代の映画としてはちょっと一本調子なのと妄想シーンの縦横無尽なCGシーンが逆にテンポ感を悪くしていて興ざめしてしまったのが残念。雄大なスケール感溢れる風景を楽しめたこととあえて肝心のネガは実際には存在せず観客の心象に委ねる系のありがちなオチじゃなかったのはよかった。作品として悪くはないんだけど…意外と面白くなかったかな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-07-04 01:12:34)(良:1票) |
12. スティーブ・ジョブズ(2013)
伝記としての史実はこちらのほうがリアルなんだろうけども、映画作品として見た場合はノア・ワイリー主演『バトル・オブ・シリコンバレー』(原題: Pirates of Silicon Valley)のほうが面白かったかな。アップル製品に思い入れのある人が見たらまた違った感想があるのかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-03-17 16:31:00) |
13. 映画 ひみつのアッコちゃん(2012)
外観は制作費をふんだんにかけたであろう豪華な映画作品だが、中身は原作の基本設定だけを借りた稚拙な脚本。まるで変身後のアッコちゃんそのものを見ているようだった。 [地上波(邦画)] 3点(2015-01-20 04:35:21) |
14. あしたのジョー(2010)
ジョーvs力石の試合シーンがこの映画の全てだと思う。公開当時に新聞記事にもなっていたが山Pと伊勢谷の肉体改造はすごく、特に伊勢谷の減量は近年の映画ではなかなか見られない鬼気迫る役作りだった。山Pは主役級の華があるし肉体も相当な努力を積み重ねたのは伺えるが、あいかわらず喜怒哀楽の表現に乏しいのが難点。それから丹下段平、セコンドでの手慣れた所作やサンドバッグに繰り出したパンチのキレはさすが拳闘マニアの香川照之。見慣れてくると不自然は感じなくなってくるものの実写であのメイクは抑えたほうが評価が上がったのではないか。そしてドヤ街の雰囲気も悪くない。場面ごとのダイジェストシーンで見ればすごくいい出来、全体通してみるとどこか不満が残る。なかなか評価の難しい作品だった。 [地上波(邦画)] 4点(2015-01-17 02:49:27) |
15. 映画 ホタルノヒカリ
テレビ初放送ということで録画してたのを見てみたが、TVドラマでも仕事=オンはしっかりやるがオフはダメ女という『干物女』というのが元々のテーマだったはずだが、今回は新婚旅行というオフのみになったためそのオンオフの切り替えがなくなり蛍の奇行とぶちょおとのイタい会話しか残ってない。放送時間の関係で重要なストーリーだけカットされたのだろうか?と思うほど。なんとなく始まってなんとなく終わってしまったため一本の映画作品を見たという充実感もないまま見終わった。 [地上波(邦画)] 3点(2015-01-17 02:19:05)(良:1票) |
16. 劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐
TVドラマの延長線色が濃いので未見だと分かりづらそう。ドラマ同様、植田Pが関わってケイゾクやSPECなどの流れを汲む小ネタや特殊効果をふんだんに取り入れた作風になっているが、台詞が聞き取れない部分が多く間の悪さを感じる。主軸となるマドカのやってることはただの中二病の私刑だし、犯行についてもウィルスやハッキングの凄腕設定で辻褄合わせ的な安易な発想はいただけない。作り手の思い入れが感じられず、ダメな邦画の典型みたいになってるのは残念。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-12-30 23:40:34) |
17. ガッチャマン
《ネタバレ》 評判どおりの駄作。レトロアニメの実写化ってなぜこうもくだらなくなってしまうのか。制作者側が悪いのか、元々大してつまらなかったものを我々が思い出で膨らませすぎているのか。売り出し中の若手役者にコスプレさせてワイヤーとCGでど派手にすりゃOK的な安直さ、過去の片思いを引きずりつつ正義とは何かと思い悩む中二病の主人公たち。というかオリジナルのガッチャマンってあんなストーリーだっけ? [CS・衛星(邦画)] 1点(2014-12-12 23:28:13) |
18. 武士の献立
《ネタバレ》 江戸時代の加賀藩に仕えた台所方とその妻、実在の人物だそうな。中盤から加賀騒動で少々きな臭くなるものの、全体的としてはハートフルで起伏があるので最後まで飽きずに観れた。あえて言うなら主役である春が断り続けていた再婚を決心したシーンや暗殺計画を聞かされて刀を隠すところなど性格や心情をもう少し深く掘り下げて描いてもよかったはず。主役の二人は若さ故にしっくりこない感はあるものの難しい役どころを一所懸命に演じていた。他のかたも言及してるようにラストの曲は全く合っておらず、流れた瞬間に作品の余韻が消えてしまうのが残念。あと近年はナレーションで声だけのお仕事が多かった緒形直人を久々に拝見しました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-10-30 22:58:56) |
19. 超高速!参勤交代
《ネタバレ》 タイトルに偽りなし!題名そのまんま直球勝負なんだけど素直に楽しめた。他の方々がコメントしてるとおり、中盤ですでに公儀隠密の連中と直接対決しちゃってるんで、ラストの大チャンバラは少々長すぎるように感じる。佐々木蔵之介演じるお殿様は庶民的で飄々としつつ居合い術も様になっている。7点と8点どっちにしようか迷ったがポスターのインパクトも入れて8点献上。 [映画館(邦画)] 8点(2014-08-05 04:19:37) |
20. 映画 謎解きはディナーのあとで
舞台が豪華客船なのとちょい役にも知名度のある俳優陣で固めてゴージャス感を出してるけどどこかこぢんまりして安っぽい。ストーリーはわざわざ劇場版にするほどでもなく、特番ドラマで充分と感じた。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-07-04 20:34:58) |