1. 殺しが静かにやって来る
《ネタバレ》 雪の中のマカロニウェスタンという事で新鮮な設定。エンニオ・モリオーネの音楽もなかなか雰囲気作っているし、さてエンディングとなったのだが、あれ?これで良かったの?はしごを外された感じ。それにもまして、腹減らした山賊達の頓馬なこと! [DVD(字幕)] 3点(2013-06-09 06:32:14) |
2. 冒険者たち(1967)
海の城塞の存在感がすばらしく、この弧絶感にたどり着くための物語のようだ。3人の友情も恋愛との境界線がせつなくさわやかで、これが男女友情物語の基本でしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-18 09:42:15) |
3. 情無用のジャンゴ
情け無用のはずなのに、他人にかまい過ぎるジャンゴでした。 [DVD(字幕)] 1点(2011-06-12 23:24:47) |
4. 血と砂(1965)
《ネタバレ》 導入部が無国籍風にゆるくて、ちょっとなめてかかったら後でしっぺ返しにあいました。白兵戦のドンパチシ-ンもそれなり迫力あったが、従軍慰安婦の胸に勲章を光らせた演出に象徴するように、被害者が同時に加害者でありうるという戦争の残酷さを突きつけてきました。全編、個性あふれる役者陣が魅力。特に伊藤雄之助はこのままほっとくしかないですね。 [DVD(邦画)] 7点(2011-06-12 11:28:55) |
5. ワイルドバンチ
我々はいずれ滅びゆくものだが我々の意志は決して滅びさせはしないということ。その説得力。 [DVD(字幕)] 10点(2011-04-15 07:40:56) |
6. アラビアのロレンス
砂漠の織りなす圧倒的な叙事詩。画面がいちいち由緒正しい正統派で、広大な曲線、地平線、人間や駱駝の点在感が気持ち良い。空色の、あぶない眼をもつ異形のアラブ人ならずとも、この寂寥と暴力の自然の戦略に絡め捕られては、自らを単純化へ単純化へと駆り立て、いよいよ魂抜かれてしまうのでした。 [DVD(字幕)] 7点(2011-02-15 00:09:03) |