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プロフィール
コメント数 34
性別 女性
自己紹介 基本的に、バッドエンドのものは嫌いです。
散々振り回されて、「バッドエンドとは何事かっ!!金返せっ!!時間返せっ!!」と、素直に感じる自分でいいかなとw
映画は、私にとって、”心のビタミン剤”なので、自分に合わない悪い薬は飲まないのと同じですかね?
専門家ではないので、その”薬”の処方や、成分の内容に詳しいわけではありませんので、ひとまず自分で飲んでみて、「調子良かった!」「調子悪くした!」程度のレビューになると思われます。ご了承下さいませ。

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1.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
◇とかく絵面が地味な社会派サスペンスなだけに、派手な『猟奇殺人スタイル』は”お約束”なのかもしれないが、今作ばかりは、「そんな、ややこしいやり方する必要あるん?」と、殺害方法(殺害演出かな。)に、ちょっと疑問。餓死させるのが目的ならば、生き埋めでも良かったんじゃ・・・。(恐っ!)◇『生活保護』という”行政システムの闇”は、とても良く描かれていると思う。犯人の云わんとしている事も道理だ。◇セーフティネットから様々な理由で零れ落ち、『護られなかった者たち』の怨みを晴らし、社会的弱者の声を世間に知らしめ、行政の闇をぶち抜く為には、ああいった殺害方法しかなかったのかもしれない・・・が、例え猟奇殺人に訴えても、行政の闇は容易には覆せない。それほどに、行政、もっと云えば、政府や社会が抱える闇は根深い。◇昨今発生した元首相襲撃殺害事件の事案でも、それはリアルに感じる。時節も重なり、色々と考えさせられる作品だった。◇倍賞美津子演じる遠島けいは秀逸だった。鬼気迫る佐藤健の演技も素晴らしかった。ラストの伏線回収も綺麗にまとまったと思う。◇サスペンス要素は1点。社会派要素2点、敬愛する倍賞美津子さんに4点、合計7点献上です。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-09-20 23:55:07)
2.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 
◇原作、TV、OVAは、子育て時代でチラチラ観程度。◇今作、ワンオクの主題歌『Renegades』が物語以上に秀逸過ぎる。エンドロールで彼らの美しいシャウトに全部持って行かれたという感じ。◇和訳を調べると、これまた、映画にピッタリの歌詞で、主人公剣心の心情にも、敵役エニシの心情にも、全ての登場人物の気概を反映したものにも受け取れる。◇このシリーズ全体の『核』が主題歌『Renegades』に隠されていると言っても良いくらい。◇ワンオクはシリーズ全作に主題歌を提供して来たが、この10年の歳月を最も力強く生き、成長したのは、彼らかもしれない。◇日本人離れした、このせつなくも美しいシャウトを放つヴォーカリストTAKAが、森進一森昌子元夫婦の息子である事を今更ながら知って、更に驚愕w。◇偉大なる父母を持ったヴォーカリストTAKA、偉大なる父を持った真剣佑、彼らのリアルな葛藤と苦しみ、避けられない運命との壮絶な戦い、そして再生が、今作のストーリーに重なり、見事に体現されたと思う。◇原作やOVAファンからは不評の多い実写シリーズだが、『実写』とは、”生きた役者”が演じるもの。『原作へのリスペクトを外してはならない。』とは思うが、2Dの世界では表現できない役者の息づかいや、細やかな表情、所作、湿度、空気感、制作スタッフの並々ならない努力や工夫、その熱に想いを馳せながら観るのも、また一興かと思う。◇そういった視点であれば、決して出来の悪い作品ではないと思われる。◇そうは言っても、やはりストーリーの薄さは気になる。これは明らかに、最終章後編<The Beginning>への布石であり、<The Beginning>を観れば、エニシが握り締めた姉の形見の刃を自ら受け、「本当に、すまなかった・・・。」と、”義弟”エニシの腕にそっと手を回した剣心の心情が格段に沁みる。◇最終章を前編/後編に分けたのは、商業戦略的な要素も覗えるが、何より、役者達の素晴らしい演技演武とこのシリーズに賭けた情熱を余す事なく世に放ち、讃える為の演出ではなかったかと思いたい。◇だがしかし、やはり台詞が聞き取りづらかったので、8点献上ですw
[インターネット(邦画)] 8点(2022-09-19 11:18:26)
3.  るろうに剣心 最終章 The Beginning 《ネタバレ》 
◇原作、TVアニメ、OVAは子育て時代でチラチラ観程度。◇剣心のあの頬の十字キズが、実は『バツイチ』マークだと知った。◇だがしかし、あの刀キズを付けながら巴が何とつぶやいたのか?肝心の台詞が聞き取れず、「読唇術でも使えと?」と思ったけど、その重さ、儚さ、無念さの全てを観客に覚らせた佐藤健、有森架純の演技は圧巻。恋愛まっただ中の多感な時期に観ていたら、嗚咽が漏れただろう。◇この巴自らが剣心に付けた刀キズという設定は原作からOVAを制作時に大きく改変が成された所で、OVAでは『名作』の誉れが高いシーンなのだと後に知った。◇巴が何故、最期の力を振り絞ってあの刀キズを付けたのか?剣心が何故、それを優しく受け止めたのか?私的には、許嫁清里の事案も含め、それまで散々に剣心が惨殺してきた人々の怨念を断ち切り、『この幸せを守る。』と言ってくれた剣心の決意を忘れさせない為に刻んだ傷・・・巴の強く深い情愛だったのかな、と思う。◇往年の時代劇ファンとしては、その常識を遙かに覆す斬新でスピーディーな殺陣シーンにばかり目を奪われ、胸を躍らせながら今般の実写シリーズを観て来た訳だが、最終章にして、その十字傷に秘められた謎を丁寧に描く事により、前半の圧倒的狂気を放つ『人斬り抜刀斉』と、人として正しい矜恃に目覚めていく『緋村剣心』のコントラストが際立ち、シリーズ全体に『るろうに剣心』の真髄が一本通った気がする。ストーリー的にも厚みが増したと思う。◇剣心の十字傷の意味を知ると、またシリーズを”始めから”見直してみたくなる。『最終章』として、上手い演出です。◇惜しむらくは、やっぱり、もう少し、役者の台詞を聞き取りやすくして欲しかった。。。という訳で、8点献上w
[インターネット(邦画)] 8点(2022-09-18 12:19:21)(良:2票)
4.  ドクター・ドリトル(2020)
◇2008年から約12年間、”鉄男”としての任務を、見事全うしたロバートが、2番目の妻スーザンとの間に授かった最愛の子供達に、鉄男期間中、かまってあげられなかった代わりに、プレゼントしたかった作品なんだろうなと。◇だから、映画批評家達のクソみそな評価なんて、気にしていない。元々、商業的な成功など目指していないからだ。よって、ストーリーも、大人目線ではなく、あくまでも、子供目線。◇そんなダウニーの親心に共感した俳優仲間が、気軽に集まり、楽しそうに声役を務め、作品に華を添えている。それが、もの凄く豪華な俳優陣ってとこが、ニクイよね。◇そして、吹替え版で、長年ロバートの声をあてて来た、藤原啓治さんの、これが、最後の仕事となった。私的には、鉄男=ロバート=藤原啓治さん。本当に、お疲れさまでした。そう思ったら、子供向け映画なのに、胸がいっぱいになって、泣けた。。。藤原啓治氏の最後の仕事に敬意を表し、10点献上です。
[インターネット(吹替)] 10点(2020-11-14 12:33:35)(良:1票)
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