1. ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
《ネタバレ》 セフィロスのスマブラ参戦を機に英語版で観直しました。VAはみんな良かった。大したストーリーもなく戦闘ばっかりなのはまあ目をつぶりましょう。Omnislash ver.5は無印よりカッコ良かった。要所要所のシーンをしっかり押さえている任天堂側の原作リスペクトが確認できました。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2020-12-13 15:49:08) |
2. 新 仁義なき戦い 組長最後の日
《ネタバレ》 登場人物が誰が誰やら途中までなかなか分からず、というかちゃんと見せる気もない感じがした。菅原文太頼み感がすごかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-12-10 12:56:30) |
3. 新・仁義なき戦い 組長の首
《ネタバレ》 どこまで行ってもヤクザがヤクザを殺す映画だし、まあこんなもんじゃないかと。無印の中だるみした作品よりはサッサと話が展開するので個人的には好き。というか成田三樹夫をボスにしたのがきっと良かった。山崎努も良かった。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-11-30 17:16:39) |
4. 新仁義なき戦い(1974)
《ネタバレ》 観た印象は無印の仁義とさほど変わらなかった。松方弘樹が人を殺して微笑むところはかっこよかった。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-11-30 07:36:34) |
5. 千年女優
《ネタバレ》 エディティングの技法が素晴らしいのは間違いないけど、その一本槍では見続けるのはしんどい。もう少し内容があればという映画だった。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-11-22 09:58:35) |
6. パプリカ(2006)
《ネタバレ》 パーフェクトブルー以上に攻めたテーマだった。それは良いのだけれど、そもそも細かい辻褄を合わせる気がないのと、精神医学的にあまりに荒唐無稽なのとで(古い作品であることを差し引いても)、なかなかきびしかった。ネットで検索してみるとユングやフロイトに絡めて解説している人がいたけど、そもそもユングやフロイトが現代精神医学の観点では荒唐無稽なのでまあ仕方ないかという気もした。 情報量の多さでは8 1/2的な感じはある。インセプションに影響を与えたというのは腑に落ちた。ハリウッドはもっと日本のアニメにクレジットを示してくれたらいいのに。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-11-19 17:16:40) |
7. MEMORIES
《ネタバレ》 「彼女の想いで」は何かあるようで何もなかった。何かあるのか期待していたので残念。 「最臭兵器」は終始笑えて個人的には良かった。悪ふざけを作品に昇華させた感じか。 「大砲の街」は世界観は最高(FF9みたいだった)だけど、内容が無さすぎる。主人公の少年がかわいらしかった。 他の方の投稿を読むまで気付かなかったけど、確かにエンドロールの卓球音楽は最高。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-11-19 16:50:36)(良:1票) |
8. PERFECT BLUE
《ネタバレ》 途中までは被害妄想と幻視の見せ方がイマイチかな、と思っていましたが最後にひっくり返されました。「解離性同一性障害」のワードに引っ張られたなあ。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-11-18 17:16:06) |
9. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 インターナショナル・ヴァージョン
《ネタバレ》 amazon prime (US)で見ました。イノセンスのような無意味な引用がなくパンチラインが直球だったのが良かったです。エッセンシャルには機械と人間がセックスする/融合する話で、今となっては在り来たりなのかもしれませんがこのテーゼを最初に示したのはすごい。 自分は英語で日常会話しているのであまり気づきませんでしたが、他の方の書かれている通り確かにvoice actingはクールでした(というか全体的に日本の声優さんがアニメで演じるときはちょっとやり過ぎなことが多い気がします)。オープニングの日本的な詠唱も良き。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-11-15 17:01:57) |
10. 蜘蛛巣城
《ネタバレ》 和製マクベスってことなんだろうけど、現代人から見るとありきたりに見えてしまった。また黒澤にしては不必要なカットが多いように感じ、したがって展開が遅いなーと思ってしまった。演技はすごい。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-07-24 15:39:26) |
11. 隠し砦の三悪人
《ネタバレ》 10点寄りの9点かなあ。あんまりケチつけるところが見当たらない。昔、爆笑問題の太田さんが「三船敏郎の刀を振りながら馬に乗って戦うシーンは絶対誰にも真似できない」と言ってましたが、本作を見て納得です。普通に危な過ぎるでしょこの演技。 上原美佐さんの演技は最初はきつかったけど終盤で慣れました。田所が味方になる伏線の張り方とかも良かったです。ルーカスが参考にしていたとは後から知りました。本作におけるR2D2とC3P0の掛け合いにも何度も笑わされました。 [インターネット(邦画)] 9点(2020-07-23 15:34:46) |
12. 用心棒
《ネタバレ》 画面が抜群に見やすい。構図とカメラワークが練られており、動きを追うだけで話が見える。絹屋が酒屋を殺すシーンだけがマジでご都合主義すぎた(ぬいを情婦にしていた酒屋を成敗する必要があったんだろうが、唐突すぎてポカーンとなった)ので、椿三十郎よりは1点低い8点で。 しかし三船敏郎は白飯を美味そうに食うなあ。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-07-21 15:33:02) |
13. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 10年ぶりくらいに見たが初見時より楽しめた(Youtube動画"Akira Kurosawa - Composing Movement"を見た後だったからかもしれない)。全てのシーンに意味があり、全てのカメラワークに意味がある。時間もちょうど良い。冗長な台詞を必要とする映画は単に映像が雄弁でないだけと気付く。コメディシーンは60年近く経った今でも面白い。三船敏郎も田中邦衛もキャラ立ちすぎてて、今後こんな俳優さん出てこないんじゃないか、、、とちょとさみしくなった。 [インターネット(邦画)] 9点(2020-07-20 15:16:57) |
14. 恋の秋
《ネタバレ》 映像としては綺麗。ただお節介焼きの女性2人がうざさが可愛らしさでカバーしきれてないのが難点。男2人がモノのように扱われている。ラストの音楽シーンは良き。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-07-17 12:34:53) |
15. 勝手にしやがれ
《ネタバレ》 英題"Breathless"が邦題と全然違うので、一度観たのに間違えてprime videoで買ってしまった。ベルモンドがスカートめくるシーンで気づいた。映画史上最もアホなBGMを使った作品ではないだろうか。全てが滑稽。アメリカ女がハリウッドのメタファーで、ベルモンドがフランス映画のメタファーで、「映画は自由であるべき」ということを表現したかったのだろうか。こんな映画は他に無い。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-20 15:57:14) |
16. 春のソナタ
《ネタバレ》 平均点下げて申し訳ないんですが、ナターシャ以外に好きになれる人物がいなかったです。あと、軽めのラブシーンが気持ち悪くて"Ew!" "Gross!"と何回も叫びました。他の皆さんの評価を見る限り本当は良作だけど自分が楽しめてないだけなんだろうな、と思い煮え切らないです。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-05-20 15:56:11) |
17. もののけ姫
《ネタバレ》 何回も観ている作品だが、Youtubeのストリーミングが始まったので再鑑賞。蝦夷文化やタタラ文化の勉強になる。師匠連は大陸のメタファーか?これらを面白いと感じるのは紛れもなく自分が日本人だからだろう。一方でアメリカでも千と千尋の次にジブリで評価が高い作品だが、テーマがシンプルで分かりやすいというのは大きい。 個人的には美輪さんに限らず非声優を起用したのは良かったと思う。もしこの作品がアニメアニメした声で構成されていたら印象は全く違ったものになっていただろう。 若いときに観たからか、良い悪いではなく自分の感性に既に入り込んでしまっている。きっとアシタカ、モロ、猩々のモノマネを一生やり続ける人生だろう。 他にはエボシの「賢しらに僅かな不運を見せびらかすな」というラインが印象に残った。「我が名はアシタカ!」と同様に、どう英訳してもこの美しい日本語と等価な表現は出来ない。 あと全く賛同は得られないかもしれないが、最後にアシタカがジコ坊を止めようと両手を広げてケツを突き出すシーンの絵面はめちゃくちゃ笑った。 [インターネット(邦画)] 10点(2020-04-16 11:04:15) |
18. スチームボーイ STEAM BOY
《ネタバレ》 Amazon USでの評価とみんシネでの評価の差に驚き。Amazon USでは評価が高く(低評価はBrits Englishに対するdisとかそんな感じ)"One of the most underrated anime"みたいに書いてるレビュアーがいましたが、まあみんシネのレビューを読んで納得。 自分はアメリカナイズされているのか、普通に面白かったです。恐らく日本的なアニメ好きの方にはハマらない作品なんでしょう。自分はそもそも普段アニメを見ませんし、日本特有のアニメアニメした描写が気持ち悪く感じるタイプなので、その逆張りとも言える声優陣は却って良かったです。当然のことながら「大友克洋作品」という期待なんて微塵もなかったので、それも良かったかもしれません。 逐一のシーンに意味があり、「このシーンに何の意味があるんや」と思った瞬間には説明の描写が入る。飽きずに最後まで観られた映画は久しぶりでした。19世紀のイギリス家屋の描写も永遠が感じられて良い。これくらいシンプルなストーリーがマイブームだ。 [インターネット(字幕)] 9点(2020-04-05 14:54:20) |
19. スノーピアサー
《ネタバレ》 オクジャより面白かった。近未来?SFで言うとブレードランナー2049よりも短くまとまっていて良かった。それでも台詞の一つ一つが冗長過ぎることが多く、Youtube世代の自分としてはきついところもあった。機関車に世界のメタファーをさせるアイデアは好きだ。ただラストシーンは視聴者に丸投げ過ぎるというか、もっときちんと描いて欲しかった。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-18 15:45:54) |
20. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 自分の人生を生きるという点ではグッドウィルハンティングっぽいし、父との愛情という点ではフィールドオブドリームスっぽいし、思春期の友情という点ではスタンドバイミーっぽいし、アメリカ映画が描くべきテーマを良いとこ取りしたような映画。最後の実話エピソードが良い。先生がホジキンリンパ腫で亡くなるのはエモいし、ホマーがNASAのエンジニアになるのは実話にしては出来過ぎだけども。現在の状況を調べたところ、ホマーはNASAから身を引いて文筆業に専念してるのかと思いきや、一応アドバイザー的な形でロケットには関わってるみたいで良かった。 しかしジェイクは顔がずるい。演技から目が離せない。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-03-09 15:14:51) |