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1.  ターミネーター2
序盤・中盤・終盤、スキがなく、非常に内容の密度が濃い。 ”これぞ不朽の名作”と呼ぶにふさわしい作品。  1作目を観た上で観ることで、サラのターミネーターへの認識の変化や シュワちゃんの”違い”もしっかり感じられて、ラストシーンの感動もひとしお。 より味わい深い。  エイリアン2などの名作も含め、80年代~90年代のジェームズ・キャメロンは 脂がのっていますね。
[インターネット(字幕)] 10点(2024-12-08 10:42:44)
2.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
一・二作目で上がり切った期待にしっかり応え、 観終わった後のこのスッキリ感。  素晴らしい! さすがという出来。  何度観ても楽しめる、理想的な三部作だったと思う。  二作目以上にテンポがよく観やすかった気がするし、 文句なく10点。
[DVD(字幕)] 10点(2021-10-24 14:01:11)
3.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
もう何度観たか分からないが、何度観ても面白い。 大人から子供まで幅広く楽しめる、これぞ「不朽の名作」と呼ぶにふさわしい作品。  今改めて観ると、映像技術に多少の「時代」は感じるものの、 むしろそれが「味」のようにも感じられる。  シナリオに関しても、「タイムトラベル」という設定が上手く生かされており、 見事な伏線回収など、消化不良感が一切ないのがすごい。  特に、終盤の時計塔のシーンは、何回観てもシビれますね。  これ以上ワクワクするSF映画を、今もなお、私は知らない。
[DVD(字幕)] 10点(2021-10-23 10:33:24)
4.  天空の城ラピュタ
これほどまでに、大人から子供まで心躍る作品はないのではないか。  そう思わせてくれるほどの傑作。  何度見ても何度見てもそう思います。
[地上波(邦画)] 10点(2018-01-14 09:52:40)
5.  アフタースクール
今まで見た実写邦画で一番面白い。  話の構成がうまい。  鑑賞直後にもう一度見返しても、やっぱり面白い。  人に自信を持って薦められる傑作です。
[インターネット(邦画)] 10点(2018-01-14 09:25:50)
6.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
昔に一度見たけど内容をほとんど忘れてしまい、 ちょうど"某熱帯雨林"のサブスク枠で登場したので改めて。  日本で三谷幸喜がパロディを作るほどの名作だけど、 改めて観ても非常によくできてる。  事件の内容が、あまり"説明パート感"を出さず、 話の中で自然に明らかになっていくのが、非常にうまい。  最後、決して被告人が罪を犯していないことを立証できたわけではないけれど、 "疑わしきは罰せず"という原則を分かりやすく作品に落とし込んでいた。  登場人物がいい意味でも悪い意味でも"人間らしく"、 誰が観ても楽しめる仕上がりになっているのではないか。  古い作品ですが、観たことがない方は、 一度観ておいて損はない映画と思う。
[インターネット(字幕)] 9点(2024-03-10 09:50:41)
7.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
ここまでうまく一作目の設定が生かされるとは・・・ 「続編のお手本」というべき作品。  緻密に練られたシナリオは一作目に勝るとも劣らず、 最後までしっかりと楽しめる。  スポーツ年鑑を巡った争いが、ほんの少し冗長だったような気がしないでもないが、それくらい。  何回観ても新たな発見がある、素晴らしい映画でした。
[DVD(字幕)] 9点(2021-10-24 10:49:37)
8.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
アル・パチーノの演技に引き込まれました。  彼の演技が醸し出す適度な緊張感が2時間半という映画の長さを忘れさせてくれる。  終盤の啖呵を切った場面も清々しい爽快感を与えてくれる。  いい映画だったなあと思います。  お見事。
[インターネット(字幕)] 9点(2018-02-03 22:40:55)
9.  エイリアン2 《ネタバレ》 
今更ながら初鑑賞(いや、違うかも)。  前作から7年経って映像技術などいろいろ進歩したのだろうが、 1と比べて洗練されたというか、だいぶ見やすかった。   「エイリアンよりも卑劣」なバーク、人間よりも人間らしい情を持ったビショップなど、 味わい深いキャラクターも充実。   軍人達よりもリプリーの方が戦闘に長けていたのは気になったが、 既にエイリアンと対峙していたことにより覚悟が決まっていたことや母性のブーストによるものだろうか。  シュワちゃんのコマンドーさながらに武装して 単身敵地に突入していくのは、熱い展開。  ラストのリプリー対エイリアンクイーンの取っ組み合いは 母としての意地と意地のぶつかり合い。  そして、ニュートが最後にリプリーを「マミー」と呼ぶ場面。   非常によく出来た映画だと思います。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-05-06 11:09:13)
10.  12人の優しい日本人
よくできた映画。  冒頭の何気ない飲み物の注文シーンから、各キャラの特徴を表して、 緻密に練られた感がある。  ところどころに散りばめられた「小ボケ」にリアクション・ツッコミをするキャラがおらず、 スルーされるのがシュールだったが、元が舞台みたいなので、それならば納得がいく。  議論が進むにつれて、有罪派・無罪派の形勢や、 各キャラへの心象も変わっていったので、 その点も楽しめた。
[DVD(邦画)] 8点(2023-01-22 09:46:37)
11.  コリーニ事件 《ネタバレ》 
なかなかに重たい内容だったが、かなりの見応えがあった。 特に後半は怒涛の展開で、惹きつけられた。  事件の動機となったシーンの役者(特にマイヤー役とコリーニの父親役)の演技は特に名演で、 かなり効果的に随所で挿入されていた。  細かいツッコミどころがないわけではないが、 これは「名作」と言ってもいい出来だと思う。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-11-13 09:36:52)
12.  レインマン 《ネタバレ》 
前半部のダスティン・ホフマン演じるレイモンドの一挙手一投足には、 釘付けになってしまうくらい。 圧巻の一言。  随所で見られた「レイモンドの目に映るもの」に主眼を置いた演出・カメラワークも お見事だった。  ただ、トム・クルーズ演じるチャーリーが、 レイモンドに心を惹かれていく過程が若干「急ぎ足」に感じられてしまった。  あれじゃあ、カジノで自分の金銭面での不安が解消されたことが 一番大きな理由のように感じられてしまう。 (実際作品の意図もそうなのかもしれないが)  それでも「名作」と呼ぶにふさわしい出来だったと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2022-05-29 10:38:06)
13.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
序盤の展開からは、どうまとめていくのか全く予想が付かなかったが、 観終わってみると、想像しえなかった後味の良さ。  ジムは「禁じ手」を使ってしまった報いを十分に受けたと思うし、 オーロラがすべてを受け入れた上でジムとの人生を選択したという結末もしっくりきた。  「SF」という観点から見ると多少「ご都合主義」なのだろうが、 「ラブストーリー」という観点から見ると、主役二人の心情は丁寧に描かれていたと思う。  脇役(AIのバーテンダーとガス)もなくてはならない存在だったし、 無駄のない、よくできたいい映画だった。  「自分がもし同じ境遇になったら?」ということを考えながら観ると、すごく楽しめると思います。
[DVD(字幕)] 8点(2021-08-26 16:03:42)
14.  大誘拐 RAINBOW KIDS 《ネタバレ》 
面白かった。  全体的にコメディ調で、シリアスをほとんど感じないので、 気楽に観られる。  最初に、誘拐犯が誘拐対象を「おばあちゃん」と呼んだ時点で、 もう映画の方向性が分かった。   結末を見た後だと、誘拐犯はおばあちゃんとしては「渡りに船」だったということか。  自分の行く末を考える中で、いろいろ思いを巡らしていたのだろうが、 咄嗟にこんな巧妙な計画を思いつくのはすごい。  年の功ですかね。   緒形拳扮する刑事だけが、最後の最後に真実にたどり着いた(?)のも、良かった。  「犯罪もの」でこれほどまでにスッキリとした結末も なかなかない。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-08-08 11:33:53)(良:1票)
15.  ダークナイト(2008)
素晴らしい映画だった。  密度が濃くて、終わった後は2、3本映画をぶっ続けで観た感覚。  ジョーカーと対峙することで浮き彫りになるバットマンの信じてきた「正義」の限界。  鑑賞中に自身の中の「何が善で何が悪なのか」という線引きが、 幾度となく揺さぶられた。  これだけ考えさせられる映画はなかなかない。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-23 10:53:19)
16.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 
面白かった。  特に前半の進行のテンポがよく、随所のセリフもクスッと来るところが多い。  登場人物は、ジャックとデュークの掛け合いの面白さはもちろんのこと、 追い回す側にもいい意味で「小物感」があって、魅力的。  前半が良すぎた分、後半ほんの少し間延びしたような印象もなくはないが、 スカッと気軽に楽しめる傑作と言える。  ロバート・デ・ニーロは実にいい味を出す役者だ。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-27 10:01:46)
17.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
この3時間という映画の長さから、敬遠し続けてきたが、意を決して初鑑賞。  この長さなのに、一気見するのがまるで苦ではなかったのは、 この映画の内容の密度の濃さによるものだろうか。  重厚かつ非情な展開が延々と続くのに、そこまで胃もたれせず見続けられたのは、 単純に話の面白さと、テンポのいい展開が大きい。 (若干、冒頭の結婚式のシーンは長かった気がするが。)  マイケルについては、事情が事情とは言え元カノを捨て、シチリア人の女性と結婚し、早々に死別し、 すぐに元カノとの再婚に切り替えた点を除けば、有能でクールだし、個人的にノンストレスなキャラクターだった。  これも大きいかもしれない。  それにしても、重要な人物がバッタバッタ・サクサク・アッサリ死んでいくのは、マフィア映画だし仕方ないんですかね。 最後の一斉暗殺大会は、こんなにきれいに上手くいくのか?と、多少、ご都合主義のようには感じた。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-19 10:20:36)(良:1票)
18.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
面白かった。  派手な演出があるわけでもなく、展開も平穏で、 自然と時間が過ぎていくだけなのだが、それがいい。  登場人物それぞれに味があり、最後まで見入ってしまう、 そんな魅力があった。  鑑賞後、フィンランドに行きたくなるのと、おにぎりが食べたくなった。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-06-12 09:40:53)
19.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
事実に基づく映画でありながら、終始飽きずに鑑賞できたし、率直に面白かった。  「天才の頭脳戦」と思って見始めたので、それはいい意味で裏切られた。  キーラ・ナイトレイが超綺麗だった。  途中、アランとジョーンに一緒に幸せになってほしいと思ったのは、鑑賞後、実に野暮だったと。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-28 11:13:04)
20.  インターステラー 《ネタバレ》 
予備知識なしで鑑賞。(ジャンルすらも確認せず、評判がいいということのみの事前確認)  率直によくできた映画だったなあ、と。  お話に関してはゴリゴリのSF(厳密にいうと違うかも・・・)ですが、文系の私でも物語を最低限楽しむための概要なら理解できたと思うし、 程よい緊迫感が作品を通して保たれていたので、ほとんどダレなかったのも良かった。  ラストも、思いのほか前向きなもので、比較的スッキリとした後味。  169分という長さと、終盤の展開が少々強引だったことを除けば、 文句はありません。  さすがはクリストファー・ノーラン!
[インターネット(字幕)] 8点(2019-05-03 23:10:43)
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