1. 北北西に進路を取れ
《ネタバレ》 巻き込まれ型サスペンスの傑作。田畑の中で急に現れるセスナとの追っかけっこ。ドキドキする。列車内のアクション。ハラハラする。そして、最後の奇跡のショット。ラシュモア山から寝台への奇跡のジャンプショット。素晴らしい。 [映画館(字幕)] 10点(2019-01-30 22:40:50) |
2. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 ヒッチコックの中のベスト3(後は、めまいと北北西)。小さな世界のサスペンス。美術良し。設定良し。一番良いのは、グレースケリーの美しさ。 [映画館(字幕)] 10点(2019-01-30 22:36:52) |
3. 夫婦善哉
《ネタバレ》 森繁一世一代の名演。そして、淡島千景の受けの名演。素晴らしい。関西文化圏に住んでいるものには、特に響く。関西弁の素敵さ。ダメ男としっかり女の道行。惚れ惚れする。 [映画館(邦画)] 10点(2019-01-28 21:49:52) |
4. 近松物語
《ネタバレ》 溝口の中で一番好きな作品。香川京子良し。美術良し。全編の関西弁良し。そして、音楽良し。 [映画館(邦画)] 10点(2019-01-05 21:12:49) |
5. 東京物語
小津の日本映画の傑作。見た時よりも、見た後、そして年を取るごとに、感慨が深くなる作品。実生活で親が亡くなった時、ふと思い出す作品。個人的には、晩春の方が好きだったが、今は逆転しているかも。若い時見て、詰まらないと思う作品でもある。他人の批評など 気にせず、見ておきたい作品。本当だから。 [映画館(邦画)] 10点(2018-12-26 22:50:11) |
6. お熱いのがお好き
この映画は大好き。個人的には、ベスト映画のひとつ。禁酒法時代のバンドマンのお話。ストーリーが良い。素直に笑える。モンローが可愛い。そして、ラストのセリフ。畳み掛けるようなシチュエーションの変化があって後、『完璧な人間はいない』。思わず笑ってしまうし、考え深い内容。勿論、映画は完璧。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-26 18:13:56) |
7. ローマの休日
満点でいいと思う。ストーリーおよびヒロインは、王道で完璧。あのオードリー王女に魅せられない人はいないでしょ。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-25 20:51:48) |
8. 七人の侍
日本映画およびアクション映画の傑作。長い映画だが、面白さに飽きることはない。椅子に座ったお尻の痛さも感じない。前半部は、人が集まって来る映画。そして、後半部はワクワクの大活劇。SFXが全盛の現代の映画より面白い。特に雨中の襲撃シーン。また、三船の映画。迫力、おかしさ。すごい。4k版前は、三船のセリフが聞き取れなかったが、それでも傑作。映像の力。(4k版では、左卜全以外は、明確に聞き取れます。)唯一、木村と津島のお花畑のラブシーンが欠点。 [映画館(邦画)] 10点(2018-12-25 20:42:53) |
9. 浮雲(1955)
傑作。恋愛映画、それも腐れ縁映画。引き込まれてしまう。ただ、現実世界では、こんな奴らとは付き合いたくない。でも、映画は映画。何度見ても、見終わった後、ため息。そして、初めの方の白いブラウスの秀子さんに、今回こそ幸せになって欲しいと願ってしまう。森雅之のグダグダ感。惚れてしまうのだろうなあ。二人は、戦時中の幸福感があるもの。勝っている時の戦時中は楽しいということも表現している稀有な映画でもある。良し悪し、正義・不正義と分別している世界とは違う、ある意味グダグダ映画。岡田さんも色っぽい。必見。 [映画館(邦画)] 10点(2018-12-22 23:42:40) |
10. 現金に体を張れ
《ネタバレ》 もしかしたら、キューブリック作品の中で、一番才気走っていて面白い作品かも知れない。時系列を無茶苦茶にして、ラストまで緊張感を高める。素晴らしい。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-30 22:44:24) |
11. 雨に唄えば
《ネタバレ》 アメリカのミュージカル=MGMミュージカルで一番好き。ストーリーはどうでもいい。ジーンケリーの雨の中のダンスシーン。最高。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-29 23:01:17) |
12. 狂った果実(1956)
《ネタバレ》 スタイリッシュな映像と青春の暴発を描いた傑作。マイナス点は、津川さんがチェリーボーイに見えない点。 [映画館(邦画)] 9点(2019-01-18 19:52:30) |
13. 雨月物語
《ネタバレ》 溝口の代表作で傑作。映像が凄い。これこそ、幽玄の美。京マチ子も凄い。 [映画館(邦画)] 9点(2019-01-04 22:56:37) |
14. 道(1954)
《ネタバレ》 男の贖罪の物語。そして、ニノロータの曲。しかし、なんといっても、ジェルソミーナの演技。じわじわと感動が深くなる。ジェルソミーナに向かって、ラストは切なくて切なくて。 [映画館(字幕)] 9点(2018-12-26 22:06:13) |
15. めまい(1958)
《ネタバレ》 ヒッチコックの中で一番の傑作。個人的に大好きなマルホランドドライブの元ネタ。ひとりの女が二人。そして金髪。悪夢の様な映画。50年代なので、直接的なエロ描写はありませんが、これはこれで十分。この後、どれほどの映画作品に影響を与えたのか。江戸川乱歩の陰獣の金髪ヴァージョン。 [映画館(字幕)] 9点(2018-12-22 22:51:51) |
16. 野いちご
《ネタバレ》 晩年の男の人生回帰を、夢のように描いた傑作。夢と幻。その映像表現が素晴らしい。歪んだ時計。針のない時計。シュールな映像。 [映画館(字幕)] 8点(2019-01-30 22:26:38) |
17. バンド・ワゴン(1953)
《ネタバレ》 ストーリーは退屈。でも、ダンスナンバーは最高。ララランドの数倍上。今作は、アステアよりブキャナンの怪演が目立つ。 [映画館(字幕)] 8点(2019-01-29 22:56:23) |
18. 恐怖の報酬(1953)
《ネタバレ》 同監督の悪魔と違って、今見ても面白い娯楽作。全編サスペンスいっぱい。ニトロのシーンは秀逸。そしてラスト。 [映画館(字幕)] 8点(2019-01-21 13:47:01) |
19. ボディ・スナッチャー/恐怖の街
《ネタバレ》 一見地味だが、テーマは現代にも通じるし、今尚、焼き直されている。隣人不信・人間不信。異星人侵略。面白い。 [映画館(字幕)] 8点(2019-01-19 18:26:55) |
20. 偽れる盛装
《ネタバレ》 個人的にこの映画の評価は、ストーリーや演技でない。風俗描写である。京都三条通りの京阪電車界隈の描写が、懐かしく、素敵だ。 [映画館(邦画)] 8点(2019-01-17 17:07:06) |