1. GODZILLA ゴジラ(1998)
ジュラシックパークを観ている時のようなハラハラドキドキ感を久しぶりに味わいました。ただ「インデペンデンスデイ」と同じく微妙に完成度が低かったのが勿体無いです。日本のものよりはずっと良い…と私は思います。日本のはホントに子供しか見られなく感じるので…。とにかくスカッとしたいならコレ。 9点(2002-01-01 21:50:18) |
2. ギャラクシー・クエスト
CGやビジュアル面でこだわる人は-1点で。げらげら笑えるコメディかと思いきや、なんだか意外に真面目に観られる部分あり。その分笑える箇所が減ったことも事実なのですが、昔のチープな作品を観ている様で(←ここが良いところ。ほめてます)ほのぼのと観ることができました。お金をかけてない(むしろかけなさすぎ)なところも狙ったのでしょうか?(笑)アクションぽく観れる部分あり、セリフにグッとくる所あり(馬鹿みたいなんですけどそれが良い)、予想通りな展開あり(ほめてます)。役者の役をする、という発想も良かったと思います。これをもうちょっと真面目な感じで仕上げたらもっと良くなってたと思いますね。アラン・リックマンが渋すぎで(くどいですが褒めてます)+1点しました。 8点(2002-01-01 21:46:24) |
3. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
よくある話ですが鑑賞者の予想通りの(良い意味で)望む展開を見せようとしているのは分かります。しかしどうも前作の方が純粋に楽しめた感じです。スカっとしたいときに。 7点(2002-01-01 21:30:58) |
4. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
よくある話、ですが見せ方が上手かったので、かなり楽しめました。微妙に完成度が低いように感じましたが、純粋に楽しみたい方向け。 8点(2002-01-01 21:28:41) |
5. シックス・センス
かなり泣けました。が、作りの甘さ(雑、安っぽい)がかなり分かり、TV映画みたいだったことが勿体無かったです。子役は確かに可愛いけど、アレは演技というより元々そういう表情に見える顔ですし…。最初の「アレ」が伏線だと最後まで気付かせないのは流石。余計に涙が止まりませんでした。特にビジュアルや完成度にこだわらず、感動したい人にオススメ 7点(2002-01-01 21:26:01) |
6. シックス・デイ
最近クローンものは増えているので、「考えさせられる」というほどの力はありませんでしたが、アクションとしては十分楽しめました。ハラハラドキドキ感もあり8点つけたかったのですが、シュワちゃんの年が分かりそうなアクションだったことと、ラストの解決の仕方今ひとつだったのでこの点に致しました。 7点(2002-01-01 21:22:01) |
7. 海の上のピアニスト
4点でも良かったのですが、この映画は「感動させること」が目的な割に、最後の詰めが甘かったので-1点させて頂きました。私はかなり涙もろい方なのですが少し目が潤むか潤まないか、という程度だったので…。良くなかった点としてピアニストの話なのに音楽(曲自体)がそれほど効いていなかったこと(ピアニストは凄かったですよ)、ラストの主人公の心情が十分に表しきれていないように感じられたことです。言いたいことは分かるのですが、説得力に欠ける、というか。この手の映画はセリフをもうちょっと何とかするだけで全然変わってくるので勿体無く感じました。「1時間半かけて観る感動映画」としてではなく「アクション映画のラストについてきた感動シーン」という程度でした。 3点(2002-01-01 21:18:33) |
8. パール・ハーバー
酷評を受けていたので映画館へ観にいくのを止めた映画でしたが、実際はかなり良かったです。歴史的事実がどうとか、脚本家や監督がこの映画で言いたかったのはそんなことではないはずです。あのような状況下で生きた3人の人間の話、として純粋に観れば傑作とまではいかなくとも、秀作(もしくは良作)と言えるよさは十分にある映画です。CGなどビジュアル面は可も不可もなく(戦争映画としては)、ストーリーは先が読める展開なので「すごく面白い」ということはありませんが、無難に恋愛、友情、上司と部下の師弟愛(ちょっと違う…?)とバランス良く織り交ぜられているので、「タイタニック」のような間延びがなく、時間は長かったけれど一つ一つが丁寧に作られている映画だと思います。悪く言えば「ここ!これを訴えたい!」というところがないように感じられるかもしれませんが、実際そのシーンごとに少しずつですが感動させられました。私は主役は3人ともあまり好きではなかったのですが、それでも、3人の複雑な心境をうまく描いた映画だと思いました。 8点(2002-01-01 21:10:00) |
9. ハリー・ポッターと賢者の石
原作ファンなら+1点の8点で。私は原作(日本語のみですが)を読んで、ファンになったので今回の映画を観たのですが、原作を知っている者としても不満が残った点がいくつかありました。1、カットシーンが多すぎること。2、シーン自体はあるのに名ゼリフに限ってたくさん抜けていること3、話の重要シーンに重点を置くのではなく、まんべんなく少しずつ映画に取り入れられていたこと4、事実関係や設定、2巻以降の伏線がカットされていることなどです。特に2番など、原作(日本語版)で大文字になっている物に限って綺麗サッパリ無くなっていたり…(汗)5秒ぐらい追加すれば十分なのにもったいなく感じられました。3番については分かりづらい書き方で申し訳ないのですが…。例えばスネイプ先生を悪役だと思い込ませるのは作品上重要な点ですが(だと私は思ったのですが…汗)、そこを大幅にカットしてまでノーバートを入れる必要があったのか、というようなことです。(ここでいう「ノーバートのシーン」は例えです。ドラゴンが出てくることでハリーの世界の雰囲気を出すことももちろん重要です。しかしどうせノーバートを出すなら、成獣になるところまで採用する、などメリハリをつけて欲しかったなぁ、と思うわけです)もちろん、2時間半にアレだけの話を全て収めるのは無理だと分かっているのですが、(だからこそというべきでしょうか)ファンとしては残念でした。以上の理由から、映画で初めてハリーを知る方には、作品の良さの「全てには」触れることができない…と思いました。監督のコロンバスさんもおっしゃっていますが、今回の映画は原作に忠実にすることが第一の目標だったそうです。それならば、無理をするぐらいなら、開き直って更に長時間の映画にするなり、前・中・後編に分けたりするなど、何らかの方法はなかったのでしょうか…(涙)しかし原作を知っている人にとっては、本の登場人物が動くわけですから、とても楽しく観ることができるのではないかと思いますvv実際に採用されているシーンについては雰囲気など、かなり忠実に作られていると思いますので個人的には原作からのカットさえなければほとんど文句なしといった感じでしょうか。始めは「イメージ違う!」と言うようなキャラが私もいましたが、スグに俳優さんの演技力のおかげで馴染むことができました!むしろほんの僅かな「原作と違う点」が面白く感じられるかもしれません。全体的に私が今回の映画に感じたイメージは「原作の挿画」という感じでした。ですから、原作を知らない方の多くは十分に楽しめないと思いますが、逆にいえば原作を読んだ方にはぜひ観て頂きたいと思います。ディレクターズカットが今から楽しみです♪ 7点(2002-01-01 20:39:10) |
10. パトリオット
もともとメルギブソンはあまり好きではないのですが、この映画に関しては家族思いの父親役を素晴らしく演じてくれた、と思います。「きっと次はこうなるんだろう」と思ったとおりの展開が続くのですが、だけど何故?というぐらい泣かせてもらいました。アクションあり感動ありで後半はずっと泣きっぱなしでした。悲しくて泣くこともあり、救いに泣くこともありました。色々映画を見てきましたが今までで涙の量は一番多かったです。 10点(2002-01-01 19:31:22) |