3. ザ・ビーチ(2000)
パッカーや長期旅行者にとって、だれも知らない秘境やマニアックなスポットは、それを通して見つけにくい旅行自体の意義を垣間見ることのできる大切な存在である。その楽園の存在をめぐってディカプリオの心が揺れ動く様は多くの旅行者が共感を得るところであろう。後半の強引な展開はしんどかった。楽園の崩壊を画く際、その共同体を構成する個々人にもう少しスポットをあてて頂きたかった。組織等とは無縁の世界に生きるそれぞれが自由のバックパッカーの世界なんだから。 8点(2002-10-25 02:36:43) |