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連合軍側の戦車の主砲発射音がやけに耳に付く映画でした。主人公はロバート・ボーン演じるクルーガー少佐だったのでしょうか? 私は一番印象に残った出演者はハンス・クリスチャン・ブレヒ演じるシュミット大尉でした。ハンス・クリスチャン・ブレヒ氏はなんか見たこと有ると思ったら、バルジ大作戦等にも出ていました。良い味出してる俳優さんだと思います。内容は、う~ん・・・ドイツ軍的にはさっぱり良い所のない「いつもの映画」です。クルーガー少佐は結局何がしたかったのでしょうか?やはり貴族上がり?の将校は考えに行動がついて行かなかったのでしょうか?でも、赴任前に聞いたほとんど絶望的な戦力でさえ、現地に着任したらそれすらままならない現実が有ったことを考えると致し方なかったのでしょうか?・・・ 普通ならあの残された戦力なら、速攻本来の命令通りの行動に出ると思いますが、ドイツ軍の中に後少しの超された、人間味が感じられるような行動は、最後のクルーガー少佐の言った「誰が敵なのだ・・・」と対比をなしていてそこが見終わった後、余韻の残る部分でした。
【HLQ】さん 6点(2003-03-22 21:24:57)
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