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主人公サイモンは障害者であり、周囲から心無い中傷を受け続けているにも拘わらず、自分が神のプランを担う道具であることを信じて疑わないがゆえ、ポジティブに生きようとしていたり、使途として象徴される子供達がバスに乗り込むシーンでは御丁寧に2度も人数がカウントされ、ラスト、サイモンが殉教することによって、それまでの生に必然を持たせようとする手法はアーヴィングにしては些か分かり易過ぎ、また、キリスト教の教条主義的匂いすらしてくる。が、それらを超えて描かれる少年同士の友情物語的側面には俳優の頑張りも手伝い、ジワリと感動させられる。影像も美しい。
【ダイ】さん 7点(2002-02-04 17:30:42)
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