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シャマラン監督ってかつてベルナルド・ベルトリッチが語った「影像で韻を踏む」という技法を現在最も意識している監督ではなかろうか。例えばイライジャ(ミスターグラス)は誕生のシーンから鏡(ガラス)越しに登場し、コミックの包装紙も含め終始紫色に覆われていたり、オレンジ色で象徴される悪のイメージを子供が飲むオレンジジュースに引き継がせていたり。ま、そうした細部に拘りすぎて映画の持つダイナミズムが損なわれた感はあるのだが、オチの後味の悪さとか○○の時点でオチが判った、とかで駄作扱いしてしまうのは勿体無いと思うし、技法で魅せることのできる監督して、俺はシャマランの次作にもかなり期待してます。
【ダイ】さん 7点(2002-02-28 17:29:09)
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