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女優陣の為の映画よね。クイーン・ラファティの迫力も凄いし、腹話術インタビューのレニーもなかなか。レニーは特に、うだつの上がらないシーンで光るよね。この子、ほんと、バタ臭い役が似合う。でも、やはりキャサリン・ゼタ・ジョーンズの気迫が凄い。「あたしはこの役にかけてるのよ」っていう気迫が、どのシーンからもビンビン伝わってきたものねぇ。作品も、最初から最後までトップ・ギアのまま巻き込むスピード感は、大したもの。これは、アメリカの開拓精神そのものでもあるんだろうけど、ただ、お話そのものは、訴訟天国アメリカの根底に今もどっかりと根付いている弁護士の御仕事を、逞しさに紛れて皮肉ってる(と思いたい)ものだから、これを見て、アメリカ万歳だったら、ちょっと怖いなぁ。
【由布】さん 8点(2004-07-28 16:46:44)
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