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《ネタバレ》 Amazon Primeで鑑賞。Amazonのレビューがかなり良かったので期待しすぎました。
三谷幸喜だからコメディなんですが、死を笑いにしているので、今一つ心から笑うことができません。 この世に未練を残す落武者の話がメインだった段階では、まだ笑えないこともなかったんですが、死んだ犬をあの世から連れてくるあたりから、死者を自由に連れて来られるんなら何でもありだなと思い、笑えなくなってきました。いずれ主人公の父親が出てくるのも予想がつきました。 それに深津絵里が自分の上司が死にかけているのもなかなか気づかず、死の直前に、向こうに行った時の頼み事をしていて、上司の死を全然悲しんでいないので、この人ちょっと変じゃないかなと思いました。 裁判中は深津絵里に霊が見えてたのに、裁判が終わったらすぐに見えなくなった理由もよくわかりません。 エンドロール中に出てくる写真も、深津絵里と彼氏が結婚してやがて子どもが生まれる過程を順に描いていますが、どの写真にもさりげなく死者が写りこんでいるのが、面白いというか不気味です。この時点で深津絵里にも彼氏にも死者は見えていませんから、見えなくてもいつも死者はあなたを見守っているということですが、これって心温まる話なのか、恐ろしい話なのか。 【チョコレクター】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-04 22:54:49)
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