智恵子抄(1967) の Olias さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > チ行
 > 智恵子抄(1967)
 > Oliasさんのレビュー
智恵子抄(1967) の Olias さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 智恵子抄(1967)
製作国
上映時間125分
劇場公開日 1967-06-05
ジャンルドラマ,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 何と、この芸術家の主人公に丹波哲郎?そしてメンタルに弱さを抱えた智恵子に岩下志麻?というキャスティングに、別な意味でのどきどき感が湧いていたのですが、意外にもイメージを逸脱しない範囲で収まっていました。その上で、展開としては、一部脇役がちらほら出てきはするものの、基本的には2人の関係をひたすら追っている。そうすると往々にして単調になりがちなのですが、そうもなっていません。勝因の一つとして印象に残ったのは、道具関係美術の丁寧さ、そしてその効果的な使われ方です。作品上必須の絵の数々を筆頭に、缶々とか(えっ?あの太郎ちゃんが石立鉄男!?)、機織り機とか、レモンとか、彫刻小物とか、切り絵とか。中でも、発症し始めた頃の智恵子の「前と全然違っている絵」の一瞬の説得力は強烈でした。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-05-06 20:56:16)
Olias さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-17ファイト★ガールズ1レビュー1.00点
2024-05-15今夜、ロマンス劇場で6レビュー6.16点
2024-05-14ニューヨーク、アイラブユー5レビュー5.69点
2024-05-13アドリブ・ナイト6レビュー6.00点
2024-05-12悪魔とダニエル・ジョンストン4レビュー4.00点
2024-05-07プロフェッサー(2007)5レビュー5.00点
2024-05-06アメリカン・ユートピア6レビュー7.00点
2024-05-02時雨の記2レビュー4.80点
2024-04-30昨日・今日・明日6レビュー6.36点
2024-04-29八重子のハミング3レビュー3.00点
智恵子抄(1967)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS