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《ネタバレ》 リアルタイムでシュープリームスを体験してない者にとっては、このドリームガールズ盛隆の物語は良い疑似体験になってるんじゃないでしょうか。
パクりパクられな音楽業界。頂点に登りつめるには才能だけでなくコネも必要。そして、売れない時代に盗作されて苦い思いをしたのに、頂点に登りつめたとたん、かつて自分たちがやられたことと同じことをする(正確にいえば、カーティスが勝手にやったことですがね)っていうところ、上手く皮肉ってると思います。 で、今回一番の注目はエフィ役のジェニファー・ハドソン。とにかくソウルフルっすね。本当に主役(らしい)ビヨンセを食うほどの熱唱ぶりで、実は今まで彼女が主役だと思ってました。 ドリームガールズのショーの場面はとても見ごたえがあり、その他、エフィが追い出される場面での、激しい歌の応報など、見ごたえある場面が盛りだくさんなので、最後まで飽きることなく見ることができました。 が、一応ミュージカルということですが、あまりにもミュージカル部分が普通に撮られ過ぎていて(普通の場面と何も変わらない)、作品のテンポが若干乱れるということもしばしば。 なので、ほかの方も仰っていますが、どちらかに統一した方が、よりよい作品になったのではないか、と思います。そこが唯一残念なところですかね。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-02 08:23:42)
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