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これは結構イケました。小気味良いテンポでサクサクとお話が進んで行ったし,絵本を見るようなロケーションも美しい。ジョージ・フェントンの音楽も格調を失っていない。ドリュー・バリモアは美形ではないけど,精一杯の演技って感じで見ていて爽快。どうしても皇太子妃らしい高貴さには欠けるけど,まぁそれもご愛嬌。と思ったら・・・。エンド・ロールで思わずサーチ3を押しちゃいました。最近(と言うかここ10数年来)の作品って,エンド・クレジットでその時の売れっ子に歌わせて終わるのが多いようですけれども,好みの問題とは言え,それまでの格調高い雰囲気が一気にひっくり返された感じで,落胆しました。話題づくりというか商業戦略(或いは若者への媚び)なのでしょうが,私としては残念に思いました。他に「ロビン・フッド」や「三銃士」もそうでしたが,西欧の時代劇にポップスは不要,アコースティックな楽曲で締めて欲しかったです。映画自体の出来が良かっただけに,余計もどかしいですが,映像と音楽は表裏一体と思うが故に減点させていただきます。
【koshi】さん 7点(2003-02-02 14:38:34)
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